NO201 大滝沢周辺ルート探索
 2009、07、15 丹沢写真館さんとコラボ  トップ

 今日のスペシャル
 
 ↑ヌヌッ!秘密のアジト発見か?(1064mの山中)
 
 ↑激笹ジャングル潜行中!(この後大滝峠〜畦ヶ丸間の登山道に抜け出る)
 
↑ 地獄棚上部を周回している旧経路(西沢径路?)の探索

 
 
 

 丹沢写真館さんより「大滝沢周辺のルートの検証に行くがどうだ・・」の
メールを頂いた。M−Kには願ってもない事、「お願いします!」・・と相成ったのです。
梅雨明け直後の本日、天候がどうなる事やら・・恐ろしい。
提示された検証ルートは登って降りてがホップ、ステップ、ジャ〜ンプ・・である。
しかも3発目は激笹突入間違いナシ・・ときた。
M−Kがここで弱気になり「・・今回はパスを」なんて言うのが許される訳が無い!
「俺の山紀行」の面目をかけて激笹突入へと挑戦するのです・・。
折りしも本日は管理捕獲の真っ只中!ちょうどその中心付近をウロウロ
登ったり降りたりするのです。(止めろ、帰れ!とは言われなかった)
遠く離れてはいたが「ワンワン、パンパ〜ン!」の音。
いやはや・・山中の随所でマチの人に何回も遭遇。
帰路の道中も何人もの猟の人に遭遇。猟の成果を伺ったら
3〜4頭の成果があったとの事。私は友達を亡くしたみたいで複雑な心境なのです・・。

 1↓この1〜9まではホップの場面。大滝橋入ったゲートの所。
林道は右カーブする、その左手の植林地。なるべく東寄りから登る。
2↓登った直ぐ上は藪っぽかったが直ぐに気分の良い
尾根となった。
   
 3↓650mに向かっての登りも良いロケーションである。  4↓もう直ぐ650mのピークだ。
 
 5↓183山行の時ここを逆に下ってきたのだ・・。  6↓右手(北)を見ると愛しい権現山。
   
 7↓右手下から登ってきた。今日は写真館さんの向こうへと
下っていきゲート先の急尾根へと下る。
 8↓植林地の中をジグザグに下降しそれが終わると
トラロープの張られた急尾根の下降となる。
 
 9↓林道が見えて検証第一弾終了。  10↓コース概念図
 
 11↓大滝沢もビューポイントである。ナメと木橋、右手に
4連桟道の登りであるのだ。
 12↓マスキ嵐の看板から大きくジグザグ切って高度を上げ、
最初に尾根を回りこむところ。これを登っていく。
   
 13↓前は枯れ笹が立っていたが今は殆ど無い。急登!  14↓写真では急傾斜は表現しにくい。
 
 15↓標高830mで一旦平らになりホッとする。左手に
沢源頭部の様相が広がり・・。
 16↓このロケーションも最高である。稜線はすぐそこだ。
   
 17↓尾根に合流。下降の時は直進してしまう。  18↓17から少し北西に進み丹沢写真館さんの前の方へ
ジグザグ道を下降していく。17の写真から30m。
   
 19↓下降地点。ちょっと分かり難いが仕事道がついている。  20↓ここは明瞭。
   
 21↓ジグザグにどんどん下って・・。  22↓鬼石沢に降りついた。ここの検証も○済になったV!
 
 23↓いつもの美味しいアイスコーヒーやデザートを頂く。
そして、出発。
 24↓長年これを眺めて来たが今日遂に登るのだ・・。
   
 25↓山ノ神の祠に御参りし、手入れのされた植林地の
尾根を登っていく。気分の良い尾根である。
 26↓登っては渡り廊下状・・。
   
 27↓そしてグイグイとまた登っていく。  28↓コブに乗っては渡り廊下・・。
   
 29↓今度の登りは自然林の良いムード。  30↓やったぞ1064mのピークに着いたのだ。
まるで長閑な平坦地。風が吹きぬけ心地良い。
   
 31↓また同じく・・の始まりだ。  32↓以下同文。
   
 33↓南に展望があった。屏風岩山だろう。  34↓いよいよ笹の出現か。
   
 35↓34の後尾根上は笹漕ぎ、左手の斜面はアセビ・・と
やや苦労の登りをこなす。
 36↓35の後、トップの激笹漕ぎとなり(何と足元には踏跡
しっかり!)どっぷりと笹に潜って進む。 脱出!
   
 37↓第3弾の検証が終わり意気揚々に下るのです。  38↓大滝峠上休憩所。
   
 39↓38から旧大滝峠に進み、最後の課題に入る。  40↓良い径路があるのにビックリ。
   
 41↓下降したり・・。  42↓トラバースしたりして・・。
   
 43↓ステタロー沢に降りる手前の登山道に合流。  44↓ステタロー沢のナメを楽しみながら・・、遂には
一軒屋避難小屋に辿り着く。 (以後省略)
 
 あとがき
丹沢写真館さんの「ルート紹介地図」への拘りは半端ではない。 (いい加減なM−Kはとても足元にも及ばない)
自然林と植林地の別。 植林地であっても杉と檜の区別、苗木保護用シカ柵と植生保護用柵の区別。
傾斜の度合い。 地点の標高。 ジグザグ径路の辺の長さを歩数で計測。何回折り返したか・・。
これでは関わる業界の人が「丹沢写真館地図」をコピーして持ちたくなるのが分かるというものだ・・。
Vルートに嵌ってしまうと(一種の病気であろうか?近年蔓延しているらしいが!)自分の好きな領域に
未踏の部分があると、沢筋であっても尾根筋であっても己の足跡を付けずにいられなくなるのだ。
当M−Kもかなりの重症ではなかろうか・・。丹沢は広く大きい。
未踏部分を全部なくせるわけもなし。よって生涯行動できる間は未踏地域踏破にかけるのです。
人間やらなければならない事がある・・ということは非常に幸せだ。生き甲斐でもあり喜びでもある。
今回の検証は有意義であった。流石にお師匠さんである。
お師匠さんは目前が急坂、急下降、激笹であってもひるむ事を知らない・・。
突入されるお姿に何か神々しさを感じてしまうのです!
 おまけのアルバム
A↓立ち木に絡む大蛇か!  B↓一軒屋避難小屋上の山ノ神
 
 C↓外にカマドもあり山仕事のビバーク用か。  D↓この看板通行止、通行不可とか書いてない。・・?
   

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