NO192 大タル丸ー東沢乗越
2009、04、29 AYさん、ミックスナッツさんとコラボ トップへ 

 ご注意!
このコースは一般的には難コースです。
キレットの通過は命掛けだし、RFも要求されます。
熱狂者向けのコースとご承知下さい。

 今日のスペシャル
 
↑白ザレのピーク(通称) 
 
 ↑オオタギリの通過。トラロープに命を託す。

 コース概念図
 

 巷は遂にG/Wに突入した。
M−Kの生涯の大半はG/Wには縁の無い世界であった。
しかし、これからの残り少ない生涯は少し違うぞ!
言うなれば「一年中G/W」なのだ!! (^^)v

この時期の晴天、行楽日和の日ともなれば心そわそわ「山へ、山へ・・」である。
何故ならば、山肌を染める新緑の萌ぎ色、その中に点在するミツバツツジのピンク色、
山桜の白色、それは見た者でなければ知り得ない極楽浄土の世界があるからだ。

このところのコラボ山行はこれも一つの極楽浄土の世界である。
趣味を同一とする人間が何のシガラミもなく集い楽しみを共にするのだ・・。
M−Kは縁あって楽しみを共有して下さった方々に対し本当に感謝するのです。(__)v

 1↓立間大橋を渡った直ぐの右であり、径路が下へと降りている。  2↓降りた処の中ノ沢。普通なら飛び石で渡れる。
 
 3↓2の左手の尾根に取り付き登る。右下にゲート前のP。  4↓かなりの急斜面だが仕事道がつき、楽に登れる。
 
 5↓渋い植林の中の敷地山の頂上。  6↓尾根漫歩の途中から見えるこれから辿る山。
 
 7↓尾根漫歩。  8↓小ピーク。
 
 9↓芋ノ沢ノ頭へ向かって登っていく。  10↓前方にピークが近づいたら左手の植林地への
径路に注目。 これに入る。
   
 11↓10の向こう側に回り込み鞍部に下りる。  12↓11からやや長く登りをこなし、右へ仕事道を分け、その上の
ワナバノ頭に登りつく。極上の雰囲気である。
   
 13↓ワナバノ頭から先に進むとアセビを交わしながら
細くなった尾根を下り始める。直ぐに右手へルートは曲がる。
 14↓13から鞍部に下り小ピークに乗って進むが辺りの
ロケーションがこれまた最高なのだ・・。
   
 15↓白ザレのピークの先僅かに進んでここオオタギリの
下降点。アルファー形の蔓、右立ち木のテープに注目、ここ下りる。
 16↓左にトラロープが見えるだろうか?画面中央の笹の葉の右に
AYさんが小さく見える。ここからは崖に身を乗り出す。
   
17↓オオタギリの2段目の登り。ここに以前はロープは
無かった。だがある日・・、チャチなロープだが付いたのです。
18↓大タル丸の頂上だ。この岩が特徴。17からここまで
そんなに楽ではない。
 
19↓次なる難所、女郎小屋乗越。慎重に・・、大胆に、思い切って
ソレッと左手の岩を乗りこす。(向こうの登り)
 20↓「ナンダ?!バイヤーリス缶の2代目か!」
赤い○がついてんでね〜の・・。(^^);
 
21↓まんず、この愛らしいお花を見て心優しく癒されるのです。  22↓東沢乗越。丹沢Vルートの中級から上級への
関門ではなかろうか・・。
   
23↓ 鉱山跡に入ってみる。 24↓この右手上に鉱山跡はあった。詳細は行った人のお楽しみ。
 
25↓東沢の下降は穏やかで危険はない。 26↓ 遂に小川谷との出合に着く。ここ出合の園地。
 
 あとがき
今日辿った一連の尾根、敷地山〜東沢乗越間の尾根を同角尾根と云うらしい。
オオタギリ、女郎小屋乗越の通過は3回目であるがこの尾根に関わる山行は7〜8回になる。

登山道の付いた長い尾根歩きの末、頂上に着き、展望を楽しみランチを取りまた長い尾根歩きをして下山する・・。
これが一般的な丹沢登山の形だろう。今回の山行の形はそれとは全く違うのだ。

無事に下山出来れば何でもないのだが、一つ失敗すれば取り返しの付かない結果を招く。
今回は3名のコラボであったから危険地帯もより安心の心で通過出来た。やはりコラボは心強い。

玄倉林道ゲート前に駐車の車を見て「イガイガさんは来ているだろうか・・?」などと話していましたが、後のメールで
あの中の一台がやはり「イガイガ車」だったのだそうです。楽しい事です。(^^)v

途中でドライバーを2本発見し「モシカシテ!」と盛り上がりました。
これは後にミックスナッツさんのブログ「ミックスナッツの散歩道」に書き込みがあり
T・Iさんの物と判明したのです。これまた楽しい話題となりました。

東沢湧水地側にあるという「鉱山跡」。今日はAY先生が同行だ!
ツイテル男M−Kは何の苦労をする事も無く「鉱山跡」を拝見?する事が出来たのでした。ラッキー!!! (^^)v

欅平での休憩の後、中ノ沢径路での帰路に入る。
やがて背後からヒタヒタ迫る勇者の足音。「ミックスナッツさん、追いつかれたら脇へ退避しましょうね・・」と
話をしていたのです。その時は直ぐに来て、退避。
「コンチハ!」(ノーテンM−K) すると「M−Kさんではありませんか?・・」(勇者)

「ギェッ〜!、なんてこった!」当然面識の無いお方なのでありました。
そのお方こそ知る人ぞ知る「趣味の部屋」の管理者テキ〜ラさんであったのです。

ネット上での交信が何度かあるお方であり、当M−Kのスペシャルコースの先生「イガイガさん」と
お知り合いのお方であるのです。この予期せぬ遭遇にM−Kはよりルンルンの気分となったのでありました。
 おまけのアルバム
 1↓尾根の取り付きと手製案内板  2↓これがその案内板。この尾根に同じ作者と思われる
案内板が数枚見られる。有難いことです。
   
 3↓敷地山への登りに以前径路は無かった。
植生保護柵もなかったが現在はこの通り。
 4↓敷地山頂上に近づくと径路は左手の
芋ノ沢ノ頭の方へトラバースで進む。
   
 5↓敷地山から芋ノ沢ノ頭へ向かう時
後半には渋い登りの場面もある。
 6↓前方に丸味を帯びたピークが近づき左手に
シカ柵が見えたら左手の巻き径路に注目。
   
 7↓ワナバノ頭の北端に何とシロヤシオが咲いていた。 8↓ これは? “奴”のベットに違いない!! 恐〜!!
ワナバノ頭と白ザレのピークの間にあった。
   
 9↓女郎小屋ノ頭。 10↓コイワカガミだ・・これ蕾み。
   
 11↓AYさんの先導で旧経路を歩いていただく。
今まで何回も来たが全て沢沿いを辿った。
12↓入口は狭く見えるが中はしっかりしていて
以外に広いのに驚く。
   
 13↓12の写真の側にこの説明板が何故かある!  14↓東沢出合から中ノ沢右岸に上がる。上流を
見ると中央に一人の人影・・。(後にテキ〜ラさんと判明)

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