NO187 オバケ沢ー塔ノ岳
 2009、03、29 AYさんとコラボ トップ

 今日のスペシャル
 
 ↑オバケ沢の核心部である。
 
 ↑この岩の上方100mには尊仏山荘があるのだ。
 
 ↑新大日の巻道を進んでいる。

 コース概念図
 

 塩水橋の側にゲートがありその奥に林道が伸びているのを多くの人が知っている。
車を近辺の余地に止め、林道を入ると間もなく二俣になる。右手に新しい橋を架けて
奥に続いているのが塩水林道だ。それを約一時間行けば堂平に至る。

新しい新瀬戸橋を右に見て直進して行くのが今日のコースだ。
こちらも小一時間の本谷林道の歩きである。本谷川の清流を下に見ながらの
歩きは気分が良い。しかも今日はAYさんが一緒なのだ・・。

山談義をしながらの林道歩きはちっとも苦にはならない。
キュウハの出合に着けばいよいよ山への突入の始まりである。
オバケ沢を最後まで突き進み塔ノ岳に突き上げるのだ・・。

単独では恐いこのルートもAYさんに付いて行くとなればご安心?である。
ワクワク・ルンルンのオバケ沢遡行の巻であるのです。
塩水橋8:15−キュウハ沢出合9:20−大日沢出合10:30−
二俣(三角ノ頭南尾根下)12:20−塔ノ岳頂上14:00−
新大日巻道15:00−上ノ丸16:35−本谷橋吊橋17:20−P18:00 

 1↓塩水橋は省略。ここ新しい堰堤が出来た天王寺峠登り口。  2↓左手の山は三角ノ頭。奥の一番右が竜ヶ番場。白い!
   
 3↓ここの栂の木にはほれぼれする。  4↓林道終点の手前に梯子あり。微かな径路を辿って登り。
   
7m上で平行に進む。(逆)  僅かに径路跡あり。。  崩壊している所を慎重に。(逆)  堰堤の上に降りてOK。 
       
 5↓堰堤上から上流に進むと2番目の難所だ。木橋は無く
なったが長いスリング2ヶ所にあり、越えられる。
 6↓左岸にハッキリと径路の木橋が見え、沢から上がって
上流に進む。
   
 7↓6の後、河原の中のお散歩道を過ぎ右手上に桟道が
上がっていく所、ここで径路とお別れし、沢へ。
 8↓大日沢出合だ。07’年の台風だろう、川床の様子が
違うのだ・・。
   
 9↓何回見ても素晴らしい、芸術的な石積み堰堤。  10↓第3の難所に来た。写真では行かれそうだが・・。
   
 11↓行かれないので左岸のザレを登る。  12↓振り返り見たところ。右下へのV字の様子が
分かって頂けるだろうか。
   
 13↓左の崖の上に立ち木がすっくらと立ち、ここ名場面。  14↓オバケ沢の危険地帯?は終了した。(^^)v
   
15↓ゴーロを歩き大ガレ下の分岐に近づく。前回と様相が
違う。
 16↓中央の立ち木の尾根に上がったのが前回。沢床が
流されている。
 
 17↓16を左俣へ。  18↓伏流となり・・、雪も出て来て・・。
   
 19↓詰めが近づき、振り返ればこの光景。  20↓詰めだ・・。左手上は登山道。ハイカーが見えた。
   
 21↓20を右手上に詰める。斜面はいよいよ急!  22↓トップの岩の下に出て右手に逃げる。ここも険しい!
   
 23↓「木があれば大丈夫!」(KAZさんの名言)もがき登る。  24↓もがく・・。遂に小屋が・・。
   
 25↓「フッフッフッ・・!」この楽しさは何だろう・・。  26↓AYさんは「ビ、ビールを下さい・・!」
   
 27↓久しぶりだ。AYさんとこんなまともな所にいるなんて。  28↓下り始めて左手後方を振り返り見る。
あそこを登るアホがいるなんて・・、信じらんないね!
   
 29↓長尾尾根は毎度だからカット。上ノ丸に着く。  30↓右へ行きたい所だが左へ。右は鳥居杉の尾根へ。
   
 31↓初めて通るのだが極上尾根にエエエ・・!  32↓ブッシュも無く快適に植林地を下り・・。
   
33↓径路に出たV! (逆) ヤッタネ!帰りはこれに決まり。 34↓意気揚々に降りていく。 
   
35↓ 吊橋渡れば山は終わったも同然だ。 36↓“山の茜をかえりみて、馬○な山を終わりけり・・”(^^)v
   
 あとがき
オバケ沢の上流域に行こうとする場合只簡単には入れない。
本谷林道の終点から沢遡行のルートが1、今回の下の巻道ルートが1、三角ノ頭への仕事道を上がって行き
途中から巻道ルート(上の巻道)に入っていくルートと3つのルートがあり、自分にあったのを選んでいく。
1は沢靴を履き、沢遡行である。 2はゴルジュなど巻きながら沢から離れずに進むがトラバースは経験者向きである。
3はゴルジュ帯を大きく巻くので危険さはないがアルバイトは必要だ。
7の写真からは径路から離れ沢のゴーロ歩きになる。 10、11、12で滝場を右から巻き登る。
ここを過ぎれば滝場などの危険地帯はない。沢の出合は何ヶ所も出てくるのでRFは必要だ。
左手に上がれば表尾根、右手に上がれば日高〜塔ノ岳間のどこかに出る。好きなところに上がれば良い。
我等はやや冒険ルートだが尊仏山荘直下に出るルートを選んだ。(ちょっと欲張り過ぎで罰が下った!)

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