石小屋沢左岸尾根ー東沢乗越ー裸山沢左岸尾根 |
NO184 2009、03、01 イガイガさんとコラボ トップへ |
今日のスペシャル |
↑桧洞(沢)の綺麗な滝。この左手の尾根に取り付き登る。 |
↑登る尾根は未知尾根であり、新鮮な光景に喜びながら登る。 |
↑ここは知る人ぞ知る「?」である。 頼もしいイガイガさんの勇姿。 この場所に初めて立った人あれば、その人は生涯「丹沢Vルート」に嵌るのではあるまいか・・。 |
ルート概念図(国土地理院の地図を転用しました) |
上記の?の答え、地図に記入のある「東沢乗越」です。 「Vルート初級上」もしくは「Vルート中級」を自分で悟られた方は是非ここに挑戦 して下さい。立間大橋ー中ノ沢径路ー東沢出合ー東沢乗越ー戻る。 最早「丹沢Vルート」からは逃れられなくなるでしょう・・。 |
「イガイガワールド」へのご招待、第2弾「石小屋沢・左岸尾根」である。 このルートは上級Vルートは間違いないだろう。 もし、単独でだったら・・? 未知のこのルートを計画するだろうか・・、まず、やらないと思う。 どこの場面であっても失敗は許されない。大半は白ザレの領域である。 急傾斜の尾根は転がれば一巻の終わりとなる。一歩たりとも油断は出来ない。 人の通わぬ未知なる「ヤブ尾根」。そこは玄倉川の美渓谷をオマケにした 秘境に展開する「美尾根」の世界であった。 新たな「美・景観」に接した時、感動に震えるのは当然だ。 丹沢にまだ見ぬ「お宝尾根」はゴマンとあるに違いない。 それを見ずして老いぼれる訳にはいかない。M−Kは頑張るのだ このルート、「イガイガさんのご先導があればこそ」なのでありました。 M−Kは後につきながら己の幸運を喜び、イガイガさんに感謝をしたのです。 |
林道ゲート前7:15−第二発電所8:20ーユーシンロッジ9:30− 桧洞下降点10:00−尾根取り付き点10:30−石小屋ノ頭 12:40 廃道東沢乗越 入口12:50−同角沢1315−東沢乗越13:30−裸山丸13:40ー 玄倉川に降りつく15:20−林道ーゲート前に戻り着く16:40 |
1↓7:15ゲート前出発だ。イガイガさんよろしくお願いします。 | 2↓3番目の隧道を出る。この直ぐ先に取水ダム、発電所がある。 | ||
3↓2の左下はこの玄倉川。中央の尾根に下りてくる予定なのだ。 | 4↓この辺りの渓谷は美しい。釣り人がいたぞ・・。 | ||
5↓谷は広がり景色はのどかになった。 | 6↓山神径路、雨山峠の分岐も過ぎユーシンロッジ分岐に着く。 | ||
7↓ここにきてユーシンロッジを見るのは20年ぶり位になる。 | 8↓明治薬科大の山荘の方に向かっていく。 | ||
9↓中央左へ取水設備の道がある。直進するように登り、 もう一段上のフミアトに乗る。 |
10↓巻道から下を見ると正に渓谷である。 | ||
11↓この道は廃道であり、険しい所も何ヶ所かある。 | 12↓植林地に入って間もなく、下降点の表示板あり。 | ||
13↓降り立った桧洞。これより少し遡行となる。 | 14↓釣師さんに遭遇。(何と我らのネット情報をご覧のお方だった!) | ||
15↓14はトップに揚げた滝の場面である。嬉しい出会い のあと我らは沢と別れ尾根へのアタックへ・・。 |
16↓15を上がり進路は西へ向かう。美尾根にワクワクなり。 | ||
17↓振り返り見る尾根。藪などなし。 | 18↓地形図にも現れない小鞍部、渡り廊下がアクセントとなる。 | ||
19↓大石山のピークだろうか。右の急角度は鎖場かな? | 20↓尾根は緩急交え、分岐を越えようやく稜線に近づいた。 これからは緩傾斜帯をのんびりと登るのです。(苦しい〜!) |
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この尾根の登りの場面。イガイガさんに撮っていただいた写真を少し揚げます。 | |||
21↓もうベンチは目の前です。 | 22↓中央やや右手の茶色の山が「弥七沢ノ頭」だ。 | ||
23↓ 22はこの休憩所の西に広がる展望。 | 24↓ 右手から下りてきた。大石山は背後にいく。 おバカルートへ突入!M−Kは東沢乗越 に今日繋がるのだ。 |
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25↓始めはトラバースだ。危険地は無い。 | 26↓ルンルンだぞ・・。 | ||
27↓イガイガさんは周知のルート。 | 28↓同角沢のポイント。右手に白く径路が見えている。 | ||
29↓東沢乗越 から東沢を見下ろしたところ。 | 30↓裸山丸へ向かって登る。秘境の趣きたっぷり。 | ||
31↓その上が裸山丸のモッコリピーク。 | 32↓ピークに特徴は無い。下降に入る。ワクワク・・。 | ||
33↓836m−敷地山ー大杉山と並んでいる、 | 34↓白ザレ地帯で全くヤブなし。 | ||
35↓ ストップ!とばかりに立ちはだかる尾根の主。 | 36↓ いよいよ急になったぞ! | ||
37↓滑ったらアウトだ・・。 | 38↓良かった!鉄梯子。(邪道だな、ロープを出すべき)(~~); | ||
39↓川だ。無事におりたぞ・・。 | 40↓最後の難関、さぁ〜どうする? | ||
41↓ 「こんなもん、何でもナイッス!」 ジャブジャブ・・。 | 42↓トンネルへ上がる処。M−Kはロープに助けられ・・。(^^)v | ||
あとがき ユーシンへ車で進入が出来なくなった今は、余程の拘り人間でなければユーシン近辺には入るまい。 ヤブ尾根に命を燃やすM−Kでもやっとの思いで雨山峠や鍋割峠を越えて、チラッとかすめて戻る位である。 今回の山行も単独ならハッキリやらない! 強力助っ人さんがいてくれるからこそ・・の山行なのである。 明治薬科大学山荘横からのルート、これも確認したくて仕方がなかった。(しっかり確認、有難い) 沢への下降点。滝上の沢出合辺りの様子・・確認出来た。次へのステップを刻んだのです! となると・・今年の夏にはルンルンの桧洞遡行が実現か・・。 イガイガさん。M−K爺さんのお守り、誠にありがとうございました。大感謝をしております。 また・・がありますれば、よろしくお願いいたします。 先導師、イガイガさんのブログです。是非ご覧下さい。 「イガイガの丹沢放浪記」 |
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追記 本文中の14の写真に写っておられる釣師のお方より、3月4日掲示板に書き込みをいただきました。 「ルアーマンTさん」と仰るお方でありました。 丹沢の奥深くで偶然なる出会い!これもまた山行の楽しいところであります。 ここまで釣上がる人はかなりの拘りの「釣師さん」と拝見しました。 出会いのロケーションも最高の場所でありました。 そしてイガイガさんのブログや当HPもご覧下っているとの事。超うれしいことであります。 ルアーマンTさん、思わぬ楽しい出会い、本当にありがとうございました。 |
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