織戸峠ー大栂ー富士見峠 |
2009、02、08 AYさん、花立小僧さん、Kさん |
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今日のスペシャル |
↑織戸峠。丹沢に於ける<秘境の峠 >ではなかろうか。 |
↑大栂にて記念のパチリ。 |
↑中央が織戸峠〜大栂間のさっき登った尾根。ここは兎救出事件の尾根。 |
コース概念図(国土地理院の地図を転用しました) |
↑AYさん作成のコース概念図です。 |
大栂は有名ではない。世間に名を知られていないだろう。 「Aさん、Bさん、昨日大栂へ行って来ましたよ・・」 Aさん「遠くまでご苦労さん」 Bさん「どこにあるの?それ、大栂なんて地図に載ってないよ・・」 普通ならBさんの答えが返って来るだろう。 地図に山名が書いてないのだから・・。 菰釣山の南に尾根が伸びている。織戸峠との中間位に1204mと記入された ピークがある。それが「大栂」なのだ。 ここを訪れる人は年間何人いるだろう・・? 一月に3〜4人、一年で40人か・・? いや、もっと少ないだろうな・・。 |
以前に 菰釣山より大栂に下り、大栂から南西へ下って水ノ木沢に降りた事がある。 NO57「 菰釣山ー大栂ー水ノ木沢」がそうである。 大栂と織戸峠間。大栂と富士見峠間。二つの空白区間が今日埋まったのです。 拘りの「丹沢Vルートマニア」を自称するM-Kとしては上記2区間が未踏のままでは 「俺の山紀行」の名が廃るというものだ・・。(^^); 本日目出度く全区間開通し、祝典(してないゾ〜!)となったのです。(^^)v |
コラボ山行のお陰で楽しく会話をしていけば長い林道歩きも何の苦もないのだ・・。 M-Kはこの素晴らしきお仲間さんたちに心から感謝をするのです。 |
浅瀬7:30−法行橋8:30−第二法行橋9:30−法行沢ー径路合流10:30ー 織戸峠10:50−大栂12:50−富士見峠13:30−赤丸杉から下降に入るー 往路の法行沢林道に降り立つ15:35−法行橋16:15−浅瀬着17:15 |
1↓浅瀬のPを出発だ7:30。右にY-Kさん。左にお二人さん。 | 2↓既に法行沢林道を歩いている。中央に花立小僧さん。 |
3↓何故か既に法行沢の右岸、旧経路を進んでいる。 | 4↓Vルートはいつも注意が必要だ。滑落は許されない。 |
5↓ただ平らな道が付いていると思うのは大間違いである。 | 6↓ルンルンで進み終了点が近い。 |
7↓右岸の河岸段丘状を少し進むと左手からここに乗る。 旧経路と合流したのだ。ここは重要なポイントである。 |
8↓織戸峠に向かいトラバースをしていく。 旧経路も崩壊地では跡形もない。 |
9↓トップと同じ織戸峠。AYさんトレードマークのタオルが ゆれるのです・・。(^^); |
10↓未踏の尾根。ワクワクなり。ちょっとシブイか・・? バラバラ余計な笹が立っている。 |
11↓「ナカナカ・・、ドーシテ、ドーシテ・・!エエンデネ〜ノ」 | 12↓ブナの大木の向こうに下降の尾根が見える。 |
13↓シブイ登りも時にはあるのだ。 | 14↓着いたぞ!大栂の頂上だ・・!(頂上らしくはない・・) |
15↓向こうに 菰釣山が見える。この長椅子は長く太く安定している。 | 16↓下山に入った。少し織戸峠に戻ってから南東へ伸びる 太いブナ尾根に乗る。 |
17↓Vルートの醍醐味を満喫しながら歩を進める。 | 18↓背丈以上の元気な笹薮も抜ける。 |
19↓霞んでしまったのが残念。 | 20↓うさぎ救出事件の舞台に来た。 |
21↓富士見林道に下りたところ。左手のフミアトヘ入る。 背後に林道を歩けばクネクネ遠いが地蔵平に至る。 |
22↓21から僅かでそこの窪みへ降りる。富士見峠だ・・。 振り返ると富士が正面に。 |
23↓ここは特別に開けた広場だ。24は背後である。 | 24↓これが下降ルートの入口なり。ヤブ無く、殆ど迷わず 法行林道に下降出来るだろう。良いルートだ。 |
25↓23、24、の背後に富士山。これより下降第二弾に。 | 26↓シブイ道なのですが(道は無い)まんず・・。 |
27↓ 下に林道がチラチラッと見えたら下降点。 | 28↓帰路は省略。浅瀬帰着です。 皆さんありがとうございました。楽しかったです〜!(^^)/~ |
あとがき トップに書いたが丹沢中で一番奥深いところの周回である。以前にも3回、4回と徘徊に来ている。 一山越えて来るか。2時間の林道歩きをしなくてはここで遊べない・・。 今回はAYさん、花立小僧さん、Y-Kさんにコラボしていただいた。 長い林道歩きと超マイナーなVルートだから単独では多少辛いものがある。 皆さんのお陰で超楽しい山行になったのです。本当にありがとうございました。 織戸峠から大栂に向かう時笹を漕ぐものと思っていた。しかし枯れ笹がパラパラ立っていただけで 全然問題にならなかった。下山路の富士見峠の手前1024mP付近で僅かな間、笹を漕いだ。そこだけだった。 魅惑のトライアングル地帯であった。 尾根に見事な大木が何本も何本も立っている。モミ、栂もある。 ブナの大木の多さに驚く・・。 「凄いね、見事だね、いいね〜・・」 自然とそんな言葉が口癖のように出て来る。 最高の上天気であり、終日快晴であった。 己の幸運を喜んだのです。 「秀峰・富士」正に絵葉書のような富士山を思い切り堪能できました。 やはり浅瀬のゲートに帰着したのは17時を回ってからでした。やはりM-Kには長いコースでした。 しかしそれでも「また行きたいな・・」と思うのです。そう思ったのは私だけでしょうか・・・・。 |
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