NO180  湯ノ沢ー弥七沢ノ頭ー大杉山
 2009、01、25 AYさんとコラボ  トップ

 今日のスペシャル
 
 ↑秘境湯ノ沢を行く。
 
 ↑ここは弥七沢ノ頭です。(シチミさんから頂いた画像)) 
「ナンダ、ナンダ・どうなってんだ? もう集会やってんのか!」

コース概念図(国土地理院の地図を転用しました) 
 
 ↓AYさんに作成してもらった地図
 
中川温泉ー下流堰堤下P8:20−深田堰堤9:00ー黒棚9:30−
4ノ沢右岸尾根ー3ノ沢右岸尾根と合流ー弥七沢ノ頭11:30ー
大杉山13:30ー馬草山14:25ー下流堰堤P着15:10

 昔から?「110ルート」(丹沢の谷)の湯ノ沢の項を見ては溜め息をついていたのです。
「とんでも無いところだ、こんなところへ行くのは○がおかしいに違いない・・!」と思い、
恐くて行かれない自らを正当化していたのです・・。
時は移りネットの時代。いろんな情報が目に入ってくる。
「いらっしゃ〜い」「おいで〜」・・の情報が目に飛び込んでくるのだ。
M−Kはまだ死ぬ訳にはいかない。尻込みをしていたのだが、ここに来てAYさんの登場だ。
強力助っ人のAYさんの先導となれば、最早行かない訳にはいかない・・。
 深田堰堤を遂に見た。八の沢の恐ろしい滝を見た。魔物の様な黒棚を見た・・。
恐ろしい異様な世界である。谷を取り巻く斜面も険しい。
かろうじてAYさんの後にくっつきながら、谷から尾根へと脱出出来たのです。
尾根は所によっては左右が切れ落ち、地獄の入口が口を開けているのです。
斜面のトラバースとなるところも出てきます・・。滑ったら一巻の終わりです!
無事に周回出来ましたが、やはり湯ノ沢界隈は「魔境」のイメージでありました。
 深田堰堤の上、なだらかな河原が広がっている。
「ンン!三人の人が・・!」。「ア〜ッ!、ア〜ハハハッー!」。こりゃ〜たまらん。楽しい事だ・・。
イガイガさん、massyさん、シチミさんじゃ〜ありませんか!(^^)v
これから互いに取るコースは、周回する方向が違うだけだからこの先でも又会えるのだ。
そして何とまた出会ったのがジャスト「弥七沢ノ頭」だったのです。
イガイガさんの演出は素晴らしい!massyさん、シチミさんの健脚も素晴らしい!
彼らはあの谷底から大杉山へ登り、そして弥七沢ノ頭への苦しい登りの二辺を
歩いて来られたのです。M−Kはヒイヒイで黒棚下流からの一辺の登りでしか
ないのです。そしてピッタリと測った様な弥七沢ノ頭で合流!・・。
楽しいランチタイム(プレミニ集会!)となったのは当然です・・。(^^)v
 皆さん、ありがとうございました・・。また楽しい思い出になりました。
AYさんと残りの周回コースを歩きながら、ニカニカ・・ニカニカ・・としていたのです。
「K」さんと仰るお方が、もしかしてAY・M−Kコラボに遭遇するかも知れない・・と
稜線を歩いておられたそうなのです。シチミさんからお聞きしたのです。
「K」さん、お会い出来なくて残念でした。ありがとうございました。
その代わりに素敵なお三人に会えて良かったですね。(^^)v

 1↓温泉街を抜けて終点の下流堰堤下のP。ここ安心のようだ。  2↓穏やかな河原歩きだ。堰堤越えの巻道は知らないと辛い。
   
 3↓沢歩きとしての良い雰囲気となった。  4↓そして遂に「深田堰堤」に至った。感動なり・・。
   
 5↓堰堤上の河原でイガイガ小隊に遭遇!作戦会議?・・。  6↓バケモノ・・。黒棚だ。
   
 7↓6から沢を戻り、8の沢出合の正面から尾根に取り付く。  8↓境界杭の立つ尾根ですが急傾斜に息があがる。
   
 9↓極上の渡り廊下。右下は黒棚方向。ほぼ垂直。ゾクゾク・・。  10↓9の後また一登りして左手からの本尾根筋に合流。
   
 11↓堪らない秘境の雰囲気なり。  12↓おっと!何故か仕事道に・・。
   
 13↓道に乗り巻き進む。  14↓右手に富士がきれいだ・・。
   
15↓ こんな山中の急斜面なのに炭焼窯跡が。 16↓ 赤テープさん、今日は! 762mPからの径路と合流です。
   
17↓ そして何故かミニ集会! 18↓ 皆とお別れし、大杉山へ向かっているのです。
   
19↓ 振り返れば急な登り返し。 20↓ ルンルンの極上尾根漫歩なり・・。
   
21↓ 手前左手は同角ノ頭か? 22↓ 大杉山手前の登りをこなし、遂に頂稜に乗る。
    左手の立ち木に赤丸! ダレダ!犯人は・・。
   
23↓ シブイ頂上の大杉山。テープに導かれて・・。 24↓ 馬草山へと向かうのです。
   
25↓ こんな良い感じの場面もあるんだ・・。 26↓ 権現山だろうか。
   
27↓ ゲッ!奈落の底へ真っ逆さまだ・・。天国と地獄が隣合わせ。 28↓ 遂に馬草山の肩に来たぞ。AYさん先導にて頂上経由へ。
   
29↓ 28から左手上に上がる。西面が少し開けている。
 ここはミツマタの群落だ。見ごろには甘い香りに満ちているだろう。
30↓ これはシブイ! ま、いっか〜!(^^);
   
31↓ 只広い杉山の斜面を下りながら南西方向へ・・。 32↓ 右手は魚山亭Pの突き当たりだ。
   
33↓ 32はここを右に入った突き当たりなのだ。愛車は
 左手へ200m先にある。
34↓ 車の前にこのメッセージ。ありがとう〜・・!(^^)v
   
 あとがき
Vルート先人、そしてAYさんの先導。M-Kは遂に魔境・湯ノ沢の内部に入り込み、黒棚など拝む事ができたのです。
誠にありがとうございました。これを単独でレポを片手にやったとしても、先ずスンナリとはいかなかったと思います。
谷を取り囲む斜面は急峻なザレのようだ。黒棚、8の沢の滝などどう見ても不気味である。
この湯ノ沢を探検し各沢や界尾根を登られた先人に敬意を表したい・・。
とはいえ、一般人は深田堰堤や欲張っても黒棚見学で戻るべきではなかろうか・・。
M-Kはここは特別な領域だな・・と感じたのです。
中川温泉ー馬草山ー大杉山ー弥七沢ノ頭のルートは一般的なVルートであり問題は無いと思う。
M-Kは未踏だが、下流堰堤上から762mP経由で弥七沢ノ頭のルートも身の危険を感じるものでは無い様だ。
出会いのハプニングは楽しかった!そしてミニ集会!楽しき事最高〜です・・。
お天気快晴、風もなく・・。弥七沢ノ頭・・。本当に素晴らしいところですね!
偶然の重なりとはいえ、皆さん本当にありがとうございました。
要所に発見した赤テープ。安心+ニカニカでした。ありがとうございました。

 トップ
1