NO179寄沢ー大崩壊地右岸ー鍋割山ー マルガヤ尾根ー本沢出合ー 後沢乗越 ー後沢ー寄大橋 |
2009、01、18 AYさんとコラボ トップへ |
今日のスペシャル |
↑大崩壊地を横断してゆく。落石、岩なだれの恐怖あり。 |
↑小丸への稜線。思わぬ霧氷。 |
↑マルガヤ尾根(丸萱)上部の草原状。 |
コース概念図(国土地理院の地図を利用しました) |
↑AYさん作成地図です。 イイハシの大滝横のルートは一般的には通るべきではありません。危険です。 大崩壊地の右岸もV派にはOKも一般者には×です。マルガヤ尾根は 急傾斜地が3回位あり、登りには辛く、下りは注意が必要です。 |
酒匂川の支流である四十八瀬川。その川が最後に分岐して本沢とミズヒ沢に分かれる。 鍋割山稜に食い込む両沢の界尾根が丸萱、マルガヤと呼ばれていた尾根である。 市販の地図を見てもどこにもマルガヤ尾根なんて書いても無いし、道の記入なども ある訳がない。もちろん自分が勝手に付けた分けではない。そして、尾根は通行出来るのだ。 自分の中では気に入ったこの尾根は過去に2回登った。今回は下降に利用してみたい・・。 行きがけの駄賃に大崩壊地の右岸を登る事にした。 この辺りはすっかりAY・ワールドとなっている。そのAYさんが先頭に立って下さるのだから M−Kは幸せ者である。また意気揚々と向かったのでありました。 |
寄大橋8:20→寄沢地獄崩界尾根取付9:20→雨山峠への登山道9:58→鍋割コシバ沢左岸尾根取付10:08→大崩壊地下部左岸10:30→崩壊地横断→大崩壊地右岸尾根→崩壊地上11:30→鍋割山登山道(標識NO.417地点)11:55→鍋割山荘12:00〜12:15→丸萱尾根下降開始地点(ランチ)12:37〜13:00→丸萱尾根→928mP13:45〜13:55→登山道14:15→後沢乗越14:50〜14:55→後沢沿経路→寄沢左岸林道15:52→寄大橋16:12 |
1↓毎度お馴染みであるので序盤は省略。寄沢本流の河原を 横断するところ。登る尾根はどれだ・・? |
2↓以前にも書いたがスカートも常に流行があるのだ。今年の ファッションはこれ、ギャザースカートである!(^^); |
3↓イイハシの大滝入口のゴルジュである。M−Kは初めてここに 来た。いかにも恐ろしげな雰囲気だ。 |
4↓大崩壊地の下にある岩の小尾根だ。ここ雰囲気極上・・。 |
5↓前回は崩壊地の左岸を上がったが、今日は向こう側の右岸を 登るのだ。何でも無さそうだがさにあらず!現場では恐怖である。 |
6↓渡り終えた右岸の様子。古い径路跡らしきがあった。 |
7↓6から慎重に上を目指し登る。大分上がったがまだだ。 ここヘリに出て見て極上の展望を楽しむ。 |
8↓7から直上は岩場で危険となる。左手のバンドを伝う。 良い雰囲気に痺れっ放し・・。 |
9↓振り返れば雨山が大きい。 | 10↓左岸とも合流し、前回も感動した「展望の草原」である。 |
11↓傾斜緩み間もなく尾根道合流。 | 12↓出ました! |
13↓ 東側展望地。正面に下降するマルガヤ尾根が良く見える。 | 14↓ 鍋割山頂上の南西面。富士山は見えず・・。 |
15↓小屋内大盛況。草野さんニコニコ。 誰だか缶ビールを グイーッとやっている人がいますよ・・。(^^)v |
16↓お馴染みの蛭ヶ岳方面。 |
17↓「枯れ木も霧氷の華やかさ・・」聞いた事ないよ〜。 | 18↓ここ絶好のランチ場所。(この右手がマルガヤ尾根入口) |
19↓中央左手が鍋割山。マルガヤ尾根の下山に入る。 | 20↓上部のミズヒ沢側は泥面の崩壊地。 |
21↓草原状が終わりになる所で尾根が左に曲がる感じになる。 そこが右手に分岐する場所なのだ。 |
22↓斜面のような尾根を下っていく。かなりの急傾斜。 |
23↓22が終わりこの渡り廊下状となる。右手はザレて落ちている。 | 24↓23の先で小突起を右手に曲がる。そしてアセビ尾根。 アセビ尾根が終わると緩く登って928mピークに乗る。 |
25↓928mピークで休憩。 この先の下降も急傾斜で長い。 写真でも分かる様に広々と気分が良い。 |
26↓25の最後に手入れのされた植林地となり、これも急な 斜面をジグザグに下る。下に林道が見えて来た。 |
27↓26の写真の林道に下りて休憩した後、後沢乗越 向かう。 ここはミズヒ沢から左手の小沢沿いに入ったところ。崩壊で昔の 面影が無い・・。左に水場の水は流れ落ちていた。 |
28↓27を右手に上がった植林地は昔と同じだった。後沢乗越 に上がりガレを覗き込む。ルートを相談した・・結果前方右手に 見える尾根を下る事にしたのです。M−Kは初めてのコース。 |
29↓28から後沢左岸尾根の仕事道を下っている。 | 30↓後沢のハイライトだ・・。この辺りは楽しい。 |
あとがき 今回の課題として2つあった。 一つは大崩壊地の右岸を登る事。一つはマルガヤ尾根の下降であった。 2つとも成し遂げる事が出来、嬉しい・・。そしてオマケとして後沢の左岸尾根の初下降も果たせたのでした。 AYさんは頼もしい・・。恐れも知らないようだ・・。M−Kは安心して後をついていくのです。 急斜面の登り、急傾斜の下降・・、全く動じていないのだ。極自然に殆ど立ち木に頼ったりする事も無く平然の歩みなのである。 反面M−Kはどうだ!必死に次の立ち木を頼り、しがみついていくのだ。仕方が無い・・、出来が違うのだ・・。 今回も究極のVルートを堪能出来ました。この喜びは我らにしか分からないと思います。 無事に何事も無くて当り前。何かアクシデントが起きたら一転して大罵声を浴びる事になりましょう・・。 我らはアクシデント発生の無きよう、互いに注意してこれを遂行致さねばなりません。 かく云うM−Kが一番危ないのです・・! 十分注意いたします。よろしくお願いいたします・・。(^^)v |
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