間子小屋沢ーカバの原
 2009、01、03 (AYさんとコラボ山行)
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今日のスペシャル
 
↑ゴルジュの中へ落ちる滝は10mはありそう。(右岸を巻いて登る) 
 
 ↑二回目の二俣の界尾根へ取り付く事に決定。(これが極上尾根だった!)

 コース概念図(国土地理院の地図を利用しました)
 
↑GPS軌跡(細い線除く) ↓AYさんに編集してもらったルート図 
 

 M−Kの新春初登山である。
強力助っ人、AYさんとのコラボである。楽しみ、安心この上なし・・。(^^)v
間子小屋沢はマイナーな沢である。M−Kは比較的近場にあるこの沢は昔から
気になっていた。マシラワールドのこの領域に食い込まんと研究もした。
4〜5回この辺りに探りを入れてあり、多少の様子は分かったが、いかんせん
沢登り(M−Kは滝登りなし)としては未踏と同様である。
旧給水設備辺りをウロウロしただけなのだ。今回は水に入らねど
もうちょっと上まで沢沿いを歩くのだ・・。(沢遡行に入らんナ・・!)
 本間橋P7:40−早戸川(飛び石渡り)−早戸川荒沢界尾根ー水平旧経路ー間子小屋沢8:50−
旧給水設備ー間子小屋沢遡行ー2回目二俣10:30−界尾根登るー稜線12:05−掘割ー
ケモノ道(+人?)で水平にカバの原方向へー登山道に出るーカバの原へ下降ーカバの原13:10−
間子小屋沢荒沢界尾根ー往路の水平旧経路ー早戸川河原に降り立つ15:30−本間橋P
 マシラさんの間子小屋沢、S−OKさんの間子小屋沢・荒沢界尾根を参照

 1↓元丹沢観光センターの下の道で早戸川の河原へ。
 飛び石で渡る事が出来た。
 2↓1の左岸に取り付き尾根を上がってゆく。
   
 3↓尾根の鞍部となり、旧経路がある。これを北へと辿る。  4↓良い道がある訳ではない!
   
 5↓遂に沢へと出てゆく。間子小屋沢である。  6↓5より沢沿いに歩いてゆく。
   
 7↓これが古の取水設備。  8↓魚の好みそうな釜が随所にある。
   
 9↓俺の写真では迫力は何も伝わらない。実際は素晴らしい!  10↓二つ目の二俣に来た。正面に界尾根である。
 左に斜上する仕事道が何となく分かるだろうか・・。
   
 11↓10を登っていく。炭焼きの窯あと、昔の仕事道?がある。  12↓尾根が狭まり傾斜も急。木段が設えてある。
   
 13↓極上のブナ林が広がった。  14↓笹も藪もなく榛ノ木丸の稜線に上がった。(^^)v
   
 15↓掘割を上がりカバの原を目指しトラバースの開始だ・・。
 (手にはシッカリとS−OKコピーを持っているのだ!)
 16↓オットー、深い切れ込みに当たったぞ・・。
   
 17↓16の谷に下り上部を見ると正に沢の源頭部である。  18↓土手をよじ登るように上がっていく。
   
 19↓眼前に現れたのは草原状の何とも気持ちの良い世界である。  20↓同士AYさんもすこぶるご満足のよう・・。
   
21↓この光景は目に映るほんの一部なのだ・・。  22↓ 20の先フミアト不明となるも、尚水平に進む・・。
 左手に稜線が近いな・・と思っていたらポン!と出てしまった。
   
 23↓22から100m位下ってから(檜の林の所)右下のカバの原
 めがけて小潅木帯を急下降する。そしてこのシンボルツリー・・。
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  「カバの原」のネーミングはマシラさんが付けた仮称と思う。
 自分の中ではマシラさんのページでこの場所の事を始めて知った。
 この場所の雰囲気は独特だ。

 笹も無い、小潅木も無い丸味を帯びた高原状。 テンニンソウの
 大群落が広がっている。 その中に檜のシンボルツリー?が
 二本並んで立っているのだ。

 何かメルヘンの世界なのである。 丹沢にこんな場所、光景は
 他に見たことがない。
 
 25↓檜林の中を通り鹿柵の角を抜けて尾根に乗る。  26↓分岐は何ヶ所にもある。注意していなければ先ず
 違う尾根を下っているだろう・・。 ここ尾根光景。
   
 27↓遂に尾根の下部にある小鞍部に着いた。
 ここいつも休む雰囲気の良いところ。
 28↓27からの残りの道のりはどうって事は無い。
 水平路の途中から強引に下降して河原に降り立つ。
   
 あとがき
早戸川の源流域、支流。M−Kは非常に気に入っている。
F市からのアプローチが良く、林道の奥まで車の進入が可である。
原小屋沢ももっと行きたいが魚止橋から1時間の予備歩きが必要だ。(これがかなり辛い)(泣き言!)
恐怖が伴う危険な沢は近づかないが身の為だ・・。(近寄らない沢はその為)
間子小屋沢は何故か穏やかなイメージである。しかし単独では恐いので沢遡行はやっていない。
今回AYさんの同行を得て、中流域の探検をする気になった。
沢を歩きながら「AYさん、夏場にポチャポチャやりに来ましょう!」と思わず言ったのでした。
全体的には穏やかである。(上流域は不明だが)陰湿で険悪なゴルジュも無さそうだ・・。
本文の記述の通り楽しい新発見の多いコースでした。
AYさん本当にありがとうございました。
 追記
2009年の幕開け山行はAYさんとのコラボ山行となりました。
この信頼のおける頼もしい助っ人にM−Kはひたすら感謝するのです。
今年のM−Kは66才である。気力の衰えは何もない。しかし体力には衰えを感じる。
右膝も下山の時には少し痛くなって来る。今年も来年もそうなんであろうが、いつも体力等と相談しながら
山遊びをしていかなければならないと思う。
仕事はまだ十年、十五年と続けていかなければならない。その為には気力、体力の充実を
保っていく必要がある。山遊びはその為には絶好の体力作りと考えている。
長年山は継続してやっている。近年の5〜6年は大半単独でVルートが主になってしまった。
何故ならVルートは恐いし、危険も多少伴うが、魅力的であり飽きる事がないのだ・・。
偶然の発生ではあったのだが「コラボ山行」が発生した。
お友達として、認めて下さる方が「M−Kと山歩きを共にしても良い」といわれるのであれば
M−Kとしては毎回でもコラボ山行として「山遊び」をしたいです。
今年の山遊びは昨年同様であり、回数が減るなどということはないだろう。月に3〜5回である。
突然の山行以外はいつも今度はどこへ行きます・・を発表しコラボを募ることにする。
AYさんにも、馴染みの濃い人にも誰にも相手にされなければ、それは仕方がない・・。
その時が来るまでは続けていきたいと思うのです。
よろしくお願いいたします。(コラボのコマーシャルになってしまった!スミマセン)

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