NO176 焼小屋沢左岸尾根ー黍殻山ー大平
 2008、12、27 単独  トップ

 今日のスペシャル
 
↑焼小屋沢を少し遡る。落ち葉でギャップが隠れ危ない。右手の尾根へ・・。 
 
↑いろんな場面が出現する尾根で楽しい?! 
 
 ↑ガタクリ峰への入口でこの方(HN大岳さんと仰る)と出会う。
何と!「俺の山紀行」の愛読者だと仰ったのです! うれし〜い!!!(^^)v

 コース概念図(国土地理院の地図を利用しました)
 
 ↑書き込んだものであり正確ではありません。

 2008年は12月27日、今年も後4日しか残っていない。
冬晴れの快晴極上お天気は「山へ・・」の気持ちをそそる。
何とか近場でも良いからやりたい・・と考えたルートがこれ!
焼小屋沢の右岸は前にやってある。900m近辺の笹漕ぎは必死なのだ・・。
嬉しい出会いが2回もあり山行に花を添えてくれた。
山中で初対面の方に「もしかしてM−Kさんですか?」「俺の山紀行見ています・・」なんて
云われたら、それはもう堪らない! 超うれしい〜!!! (^^)v
2回目に出会った「四季光彩」さんはレベルの全く違う雲の上の山人であった。
HP「コスモスの四季光彩」を拝見したら、M−Kは赤面の至りであった・・。
 水沢橋9:20−音見沢橋10:00−焼小屋沢橋10:10−647m鹿柵ピーク10:40−
773m地点柵終わる11;10−820m地点位から笹出現ー極上赤松尾根11:50−
稜線、東自歩道に合流12:30−ガタクリ峰入口13;00−大平分岐13:10−
大平着14:10−ガタクリ峰下の入口14:50−伊勢沢へ下降・林道着−P着15:50

 1↓水沢橋ゲート前。このところ見廻りをサボっているので懐かしい。  2↓伊勢沢林道を歩いていく。今日は(本来の)単独だ・・。
   
 3↓音見沢橋。この辺既に、奥深い山の良い雰囲気である。  4↓3のもう少し先に焼小屋沢が流れている。少し遡ったところ。
もっと奥まで行こうと思っていたが、足元悪いので右へ上がる。
   
 5↓4の植林を上がったところ。  6↓今日の目的の尾根に乗った。ここ極上!
   
 7↓6の先、急登少し、ピークに乗ったら鹿柵登場!藪っぽい。  8↓柵内へと入り微かなフミアトを追う。(スンナリとはいかない)
   
 9↓ちょっと長いし、高度も上げるので苦しい・・。  10↓また極上尾根となる。 ルンルン・・・・。
   
 11↓10がいつまでも続く訳がない! 笹登場・・。ここ見た目は
 疎らだが直ぐに密になり、フミアトも不明になる。
 12↓笹藪の中にハッキリとクッキリと獣さんの寝床が
 あるのです!鹿はこんな事はしませんよ!
   
 13↓もがきの藪漕ぎは写真にならないのでありません。
 もがきの場面が30〜40分はあると思います。
 14↓極上尾根。
   
 15↓M−K版・山は雪だった・・。(AYさん、花立小僧さんとの違い
 に恥ずかしい)
 16↓稜線(東自歩道が目前だ)。
   
 17↓遂に東自歩道に出たところ。(右手から)  18↓ボケていますが道志川沿いの集落が下に見えます。
   
 19↓東海自然歩道、平丸への分岐点。  20↓ガタクリ峰への入口。この後大岳さんが登ってきた。
   
 21↓大平への分岐点。これを左に入り下降する。  22↓下る途中にあったベンチ。
   
 23↓何とシモバシラ。この植物は上が枯れても根が強く、水を上に
 上げるので寒さで凍結した氷の塊が上に伸びる。
 24↓蛇行しながら道は付けられている。
   
 25↓大平の広場に出てきた。振り返り山ノ神を見たところ。  26↓広場と雨量観測所。
   
27↓ 向こうに本間ノ頭と無名ノ頭、そして下降する尾根が
 良くみえる。
28↓ 奥野林道を淡々と歩いていく。
   
 あとがき
水沢橋のゲートを入った先で林道に車が止まってこちらを向いている?
近寄ったら窓が開きオジサンが二人・・。「どこへいくね・・」「伊勢沢林道途中からキビガラへ登ります・・」
「そりゃ〜ご苦労だね」、「熊、大丈夫ですかね?」、「ここんとこ見た情報はないな、大丈夫だべ・・」
こんな会話をして離れた。不正猟の監視の人達であった。
ここの林道は心地よく安心して歩ける。音見沢沿いに直進する支線を見送り、音見沢橋を渡る。
直ぐに焼小屋沢の沢と橋に出会う。59山行で来た時「ここから入ってみたい」と書いたのだった。(NO8の写真)
今日下山に歩いた大平への登山道により、柏原ノ頭下の登山道の間にある大きな5本の尾根は
全部踏破した事になる。これは我ながら嬉しい事ではある。(只の病気か・・?)
似たような尾根だろう・・と想像はついても、やはり未知尾根は新鮮である。
右岸尾根に鹿柵は無かったと思うがこの左岸尾根にはあった。今まで見た事は無かったが植林された檜の若木が
皮(樹皮)を食べられ、立ち枯れしている木が何本もあり、「・・これなんだ、これから守る為の柵なんだよな〜」と納得した。
笹漕ぎはしっかりとやらされた。笹の中にあった熊のベッド?にビックリした。
鹿のベッドは随所の尾根で良く見るが敷物はしいてない。このベッドはハッキリと笹を刈り、輪状に敷いてあり
明らかなベッドなのです! この尾根通るアホさんは滅多にないでしょうから良い寝室になるでしょう・・。
尾根を塞ぐ大岩や崖、密ブッシュなど出て来なくて良かった・・。概ね快適に尾根登りを楽しめたのです。
ガタクリ峰入口の「大岳さんとの遭遇」にはビックリしました。
まさか単独の人がガタクリ峰のコースを登って来られるなんて想像もしませんでした。
その上「M−Kさんではありませんか?」「俺の山紀行をいつも参考にさせてもらっています」・・ときたのです。
こんなに嬉しい事はありません。(大岳さん、ありがとうございました。あの後うれしくってズ〜ッと下山の
足が軽かったのです)
黍殻山のピークは以前登っているのでカットした。
大平分岐からは初めて歩くコースである。(大平まで) 落ち葉が道にかぶってもいるが階段の丸太は
新しくされてあり快適に歩けた。途中の休憩所のベンチも新しい。
大半樹林の中で暗い道のイメージでいたが、そうではなく半分は明るい道だった。
大平に近づき径路が湾曲するところ。25000地形図では大きく1〜2回曲がっているだけだがそうではない。
何回も大きく、小さく曲がっている。東を向いて下降した道が地形図の破線と違い南へと向かって巻き進む。
休憩所のベンチまであった。そこより更に曲がりながら下り、下の方に山ノ神の鳥居と明るい広場が見えたのです。
奥野林道をワッセワッセと2本ステッキフル活用で歩きます。
「ん!人が・・」 三脚に大きなカメラ。バードウォッチングの方でしょう・・。時間に余裕があるので一っ話。
「コスモスの四季光彩」というHPを持っておいでの凄い方・・だったとは後で知ったのでした。

ガタクリ峰下の林道との接点を確認した。テープが数ヶ所につけてある。
大岳さんに聞いた話だが以前より笹も薄くなりルートもハッキリしているという・・。
早戸川をはさみ対岸の山波がなつかしい・・。ヌタノ丸、栂立尾根、本間ノ頭・・。
馬の背辺りから伊勢沢林道の方へ降りようと思っていたが、上から覗くと急でダメだ・・。
520mの記入のある地点北側の尾根をのぞいたら、ベリグー・・である。
ヒョイヒョイ・・と(旧経路もある)下って沢に降り、目の前の林道に乗ってショートカット・OK! ・・でした。

 おまけのアルバム
 A大平分岐の直ぐ北側に休憩所と水場の案内  B稜線北東面の残雪  C大平分岐から入ってしばらく植林地の中
     
 D大平に降りついたところ 2,3キロとある  E本間ノ頭と無名ノ頭が正面だ  Fガタクリ峰の取り付き点(便宜上の)
     
 G520m下のショートカット道  H沢を渡り・・  I伊勢沢林道に出た カーブの左手から
     

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