NO172 原小屋沢ーカヤノ沢(?)
 2008、11、23 S・Aさん AYさんと三人で
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 今日のスペシャル
 
↑雷滝上の原小屋沢、ワンショットである。 
 
 ↑カサギ沢出合、2条の滑滝。 ここで朝食。丹沢写真館さんより
驚きの熱いコーヒーとパンをいただく。何回も訪れる休憩適地なり。
 
↑ カサギ沢に入りここは大ナメ滝(仮)、左岸の岸壁上なのだ。
ここは既に秘境の領域である。

 コース概念図(国土地理院の地図を利用しました)
 
 ↑このコースの中、大滝と書かれている所はゴルジュ帯です。
本格的沢屋さんか熱狂者の領域です。一般者はやめましょう!
カサギ沢出合の尾根を上がれば問題はありません。
V派には取っておきの周回ルートになる事請け合いです。
とはいえV初級の人が単独で・・は危ないです。
(コラボしたAYさんの地図を借用しました)

 丹沢山塊の中、有名な川として早戸川は五本の指に入るのだ。
その早戸川の源流部をなす沢が原小屋沢であり、カヤノ沢なのである。
M・Kはカサギ沢大ナメ滝までは入ったがその先は怖くて行ってない。
AYさんとのコラボに嵌ったM・Kはまたお願いしたのです。
そして、既に踏破されている「丹沢写真館」さんに「出来ればお願いします」と
お伺いを立てたのです。
かくして前代未聞のコラボトリプル山行?となったのです。
結果は?・・。カヤノ沢ゴルジュ帯は・・。M・Kの守備範囲ではなかったのです。
そもそもM・Kはヤブ尾根と初級の沢がグランドなのです。
上級の沢、ゴルジュ、滝、岩壁登りに挑戦心はありません。
ゴルジュ帯の大高巻をしながら大滝の落ち口に到達しました。
M・Kは既に腰も心も引けており、ひたすら尾根登りへと要請したのです。
上がった尾根は過去に登った尾根であり、こころ安心ルンルンなのです。
姫次にての大休憩、榛ノ木丸経由の鼻唄下降・・。
楽しい、楽しい遠足気分でありました。
またやりたいと思ったのです。またやりたい為にコラボコーナーを作成し
コラボ山行を互いに募ってやりたいと思います。

 1↓三人で伝道に来るなんて・・。15年も前の話か・・。  2↓第一丸太橋。ここでS・Aさんよりホカホカおにぎりを
   いただく。おいしさにビックリ。
   
 3↓原小屋沢大岩ノ滝。ここ一寸険しい。  4↓大岩ノ滝を過ぎると正面に崖と崩壊地が現れる。
   現場に行くと迫力のある光景に圧倒されるのだ。
   
 5↓今日は穏やかな雷滝。ここに来れば立派な滝が分かるのだ。  6↓何か以前と異なる光景に気づく・・。
   
 7↓そしてカサギ沢出合に着く。左手に原小屋沢本流がある。  8↓7で休憩の後、カサギ沢を進む。ワクワク、ルンルンなり・・。
   
 9↓魅力的なカサギ沢大ナメ滝。ここは素晴らしいロケーション。  10↓9の上に上がったところ。左下へ滝は落ちている。
   
 11↓10から左岸の尾根を少し上がっていき、ゴルジュの
    入口に向かって斜めに下降して降り立つ。
    両岸切り立つ崖。(中央が光って見えない!)
 12↓11は直進できる場面ではない。左手のガレを登って
    上までいく。そして右手にトラバースして進み下に
    見えるのは大滝の落ち口である。高度感たっぷりある。
   
 13↓12から尾根へと上がる。(12の手前で沢へ下降し
大滝の左岸を登るのだ・・といわれたのです。M・Kはかって
体験の無い状況に恐れをなし、謝って尾根へとお願いしたのです。
14↓ 原小屋沢の左岸尾根を鼻唄で歩いていく。原小屋沢を
越えた向こうにいよいよ蛭ヶ岳。右手姫次に向かって進む。
   
 15↓尾根上に迫った崩壊地。ここは撮影ポイントである。  16↓15からの画像だがM・Kの写真はBuu-!
   
 17↓姫次がいよいよ近づき極上地帯。辺りは唐松林・・。  18↓姫次だ・・。あとは下降を残すのみ。ヤッタネー!
   
 19↓榛ノ木丸経由で下ります。崩壊地上の展望。  20↓榛ノ木丸。手製の「山名額」は健在だった。
   
 21↓ここの下りは急で長い。  22↓遂に魚止橋先の林道屈曲点に降り立つ。
   
 あとがき  前代未聞のトリプルコラボ山行・・。 いやはや超楽しいものでした。 私は完璧にはまりました。
確かにこの4〜5年の間、年間30〜40回の丹沢Vルート・・。それが皆単独なんですから、人恋しくなったのかも知れません。
本日のハイライトは余りにも強烈でした。丹沢に於ける最大の難所、ゴルジュと大滝です。私らはクライマー、S級沢屋さん
でもありません。(丹沢写真館さんは過去に通過されています)  私は自己主張の強いタイプです。ゴルジュを見た途端、&
左右の崖を見た途端・・諦めました。(これは自分の守備範囲では無い!)  高巻をしながらも心は尾根へ上がる事だけ
でした。  左手に大滝が見えます。その左岸を登るとのことなのです。私には絶望に思えました。
丹沢写真館さんには尾根に上がる事をお願いしたのです。  そして「良かろう・・」のお言葉をもらったのです。(^^)v
丹沢写真館さん、すみませんでした。 勝手な私をお許し下さい・・。
この核心部以外はどうだったか・・!  メチャクチャ楽しいのでありました。 いつもの素晴らしい沢歩き。 谷間の紅葉。
サクッサクッ・・のハッパフミフミ・・(大橋巨泉)。 熊の心配何にもなし!(ペチャクチャおしゃべり故)
穏やかな尾根漫歩・・。 快晴の姫次。 お馴染みの展望。 下山コースは片目つむってもOKな慣れたコース。
暖かい小春日和。 風もなく・・。  1292m経由のいつもの下山路・・。
丹沢写真館さんは昔は無かった作業径路の大きなジグザグ径路の実地検証をなさっています。
「高度・・、左へ1・2・3・4・・・40歩だから○○m、右へ1・2・3・・・○○m、今高度・・m」と実測されているのです。
これには本当に頭が下がります・・。 
かくしてトリプルコラボ山行は終了したのでした。  私は又これをやりたいと思いました。
そして自分だけこれをやっているのは不公平だと感じたのです。
丹沢写真館さんに伺ってみました。 「春、秋一回づつ位なら希望者皆で歩いてもいいよ・・」と仰って下さったのです。
私自身の考え方は、私はいつもスズメの学校の生徒なのです。先生の後について行くのは大好きなのです。
期日、コース取り、など諸々は丹沢写真館さんに従うのです。(ゴルジュと大滝と豪脚コースは避けて欲しいです!)
私自身、豪脚コースを発表されたら参加は出来ません。 その辺よろしくお願いいたします。
他に個々にコラボ山行が出来ないか画策してみようと思います。
「あああ・・!良く考えたらAYさんの記述が何にもない!」  AYさん、スミマセン、馬○な私をお許しください。(__);
AYさんは私の中で「一心同体」なのであります。

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