NO165 権現山ー1079m−下棚沢左岸尾根
2008、09、17 単独  トップへ 山行一覧表

今日のスペシャル
↑久しぶりだ・・。知る人ぞ知るP1079m。ここも秘境である。
↑P1050mの北尾根(仮)を下降し、下棚沢上流域に降り立つ。左岸尾根へ・・。
↑登って来た尾根を見る。ここ既に本尾根に上ったところ。

コース概念図(国土地理院の地図を転用しました)

単純ストレート天下一品のM−Kは悪魔の囁きにはモロ弱い!
AYさんが下棚沢左岸尾根を先行された。M−Kが目論むコースは
下棚沢左岸尾根と1079mを如何に繋ぐか・・にある。
1079m〜畦ヶ丸のコースは2回歩いてある。1079mの手前(東側)にハッキリした
仕事道が下棚沢の方へと付いている。今まで気になって仕方が無いのだ。
今日現場に行って考えた。1079mの北東尾根は、その後東へ向い
「下棚」の方に向かっている。M−Kにしてはトンデモナイ事だ・・。
1050mピーク辺りからの尾根は上流の方に降りているから左岸尾根への
取り付きも余裕で探れるだろう・・、と云うわけで仕事道へ入るのは止めました。
未知なる冒険尾根と沢。ハラハラ・ドキドキでありました。
熊、密ヤブ、滝、崖、道迷い・・などの恐怖がありました。
まんず、無事の生還でめでたし、めでたし・・と自画自賛であります。
西丹沢自然教室8:15−権現山分岐9:00−稜線合流10:00−
権現山頂上10:40〜11:00−登山道分岐ー稜線ーP1079m11:50−
P1050m北尾根下降ー下棚沢降り立つ12:20−植林尾根取り付きー
下棚沢・本棚沢堺尾根13:00−下棚入口14:00−自然教室14:40

1↓公園橋を渡って登りに行くのは随分と久しぶりだ。 2↓西沢の沢沿い道はプロムナードである。ここ、権現山登路
  の分岐点。今日始めて入る。
3↓急な尾根に登路はジグザグに上手く付けられている。
  ここの紹介は省略。
4↓権現山の頂上。静かで人に会った事が無い。
5↓4の横から丹沢湖方面が見下ろせる。
権現山までのコメント。
自然教室の人に登山者カード書いて下さいね、
と言われ書きに行く。ついでに西沢からの登山道について
状況を聞いた。今は道標を外したのだという。

訪問者も少なく道が荒れているように仰った。
M−Kはこの登路は登っていないのだ。
今日始めてであり興味津々である。

ベリグーの登路であり今まで来なかった事が悔やまれる。
いつもの稜線に合流した。権現山に挨拶に行かねば・・。

早お昼を食べていたら・・。不思議な出来事が。
この件あとがきへ。
6↓以前から俺を悩ませていた径路が右に別れていく。
  結局今日も不明のまま。
7↓見るからに良い感じの尾根が降りている。 ゴーゴー!
  この場面の左手に進むと直接畦ヶ丸の頂上に出るコースだ。
8↓雰囲気の良い尾根をルンルンで降りていく。 9↓ンンッ!痩せて来て枯れ笹が・・。
10↓尾根の突端に来た。OK!降りれる。 11↓振り返り尾根を見た。
12↓こんな沢に降りたのだ。下りながら左岸に登路を求める。 13↓植林の尾根があった。取り付く。右手下流側に移動。
14↓13から右手の尾根に小沢を渡って乗り換え。向こう側が
   13の尾根。(上部でこの差が大きいのだ)
15↓急なのはこちらも同じ。喘ぎながらも登っていく。
16↓上った下棚沢・本棚沢堺尾根。何日か前にAYさんが
   登って行かれたのだ。俺はこれを下っていく。
17↓権現山と歩いた稜線が見える。
18↓アセビの林を進む場面もある。 19↓こんな尾根もあり。
20↓右手下に滝が見えた。 21↓急尾根に付けられた道を辿り、遂に沢に降りる。
22↓下棚見学路の入口だ。 23↓権現山分岐に戻り着く。ヤッタネ!。
あとがき 西丹沢自然教室の方に権現山登路は登山道から外したと聞かされる。アレレ・・そうなんだ・・!荒れているとも聞いた。
 少し気落ちしたが行けば何とかなるだろう・・。結果は、登山道として特に問題はありませんでした。ザレた急傾斜も少しあるので
 スリップには注意は必要です。
 雰囲気の良い登路であり感動した。今まで来なかった事が悔やまれる。これを利用して何回か周回してみよう・・。
 権現山頂上でランチしていた。左手の方からカラン・カラン・・。おや?珍しい!登山者だ・・。どんな人が来るか期待した。
 ・・・・。来ない。誰も来ないのだ。 何だったんだ、空耳か。あんなにハッキリ聞こえたのに・・。
 ランチを終え出発の体勢整った。気になる左手の方へ行ってみた。 誰もいない。(風は右手南からである) ミステリーであった。
 只地形図を眺めていても、その尾根の状況は分らない。沢とて同じ事。探究心旺盛なれば嫌でも有力な尾根や沢が気になる。
 アッチとコッチを繋いで歩けないものだろうか・・と俺は思ってしまうのだ。
 Vルートはみんな自分好みのルートを組み立てて歩きたいのだから、俺に限ったことではなく皆そうなんだろう。
 下棚沢・本棚沢中間尾根はず〜っと前から気になっていた。しかし恐くて行かれなかった。ある程度周りを攻略してあれば
 ともかく、周囲の様子も分らずに突撃しても退去が出来なくなる。 

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