NO156 早戸川見廻り(魔法のロープ下降)
2008、07、21 単独

↓今日のスペシャルショット
↑大滝沢と本谷沢の出合の横(左岸)。これを登っていく。
↑前回確認しておいた「魔法のロープ」(仮)
↑ロープは続くよ、ど〜こまでも〜♪

コース概念図
↑今日のM-Kは早戸川お散歩テクテクだったのです!(^^);
「ナニ!これだけかよ!」 本日は超暑いのです・・。
M-Kは軟弱な為、熱中症は避けなければなりません。(只のグウタラ!)
秘策として本当はしまっておきたかったのですが、そこは我慢の出来ない
バカボンパパ故すぐ出してしまいます。考えてみたらもう直ぐお陰様での
10万ヒットの大台です。信じられない数字になってしまいました。
今回は「10万ヒット御礼」の前祝ということで「隠し玉放出」といたしました。
魚止橋に向う途中で同じ大滝へ向う人を乗せてあげた事。
帰路の雷平で修験僧のお三人にお会いした事。(M-Kのペラペラで迷惑をお掛け
してしまった。おまけに法螺貝でM-Kの為に安全祈願をして下さった)
2件のアクシデントありでより楽しいものになりました。
魚止橋9:35−第2渡渉点10:30−雷平10:55−本谷沢出合尾根取り付きー
魔法のトラロープ下降開始12:30−本谷沢出合13:00〜13:20頃(法螺貝)−
第一渡渉点に戻る14:20−魚止橋に戻る15:00

1↓魚止橋。指定席にすっぽりハマリまずは目出度し! 2↓ここ第二渡渉点。向こうの丸太はバランスが要る。
3↓省略してここは本谷沢出合。正面は大滝沢。昔のイメージと
   まるで違うのだ。
4↓トップの斜面に取り付いた後の急斜面。下方を見ている。(急!)
5↓登り着いた尾根。地形図には見れない尾根状である。 6↓前回登った尾根と合流し、トップのトラロープの出発点から
   少し下ったところ。
7↓直ぐ下に沢が見えてきた。ロープをしっかり握り降りていく。 8↓最後は下流側にやや横へ進みここに出る。(逆方向)
9↓8の後下流へ20m進み振り返り見ている。中央に大きな岩が
ある。その右手が8の写真です。
10↓大滝沢・本谷沢出合の河原にこのお三人が休んでおられた。
このお方に「安全祈願」の法螺貝を吹いていただいたのです。
あとがき 白馬尾根の一角に人知れずに存在している「魔法のトラロープ」(マシラさん命名)。
マシラの部屋の記述「白馬の尾根(棚沢の頭)経由の早戸の大滝」(2004、01、25)を見ていただきたい。
記述の中「このロープを近年使う人なんて、おそらくマシラぐらいのものかなと思うと少し寂しいですね」とあるのだ・・。
マシラ仙人さまの岩壁や滝登りの真似は絶対にM-Kには出来ない! しかしV尾根となれば「M-Kここにあり!」となるのです。
この楽しいVルートはマシラさんの記述とM-Kの「山行一覧の中NO132」に書いてあるイガイガさんのブログの
白馬尾根から早戸大滝ルート、再訪 」がきっかけとなったのです。

沢登りをする人はすべからくV尾根達人であると思う。自分が出来る可愛らしい沢を登って知る事であるが、沢の下流、中流の楽しい
部分は1/3、上流の苦しいゴーロ歩きなどの詰めが1/3、その後に来る最後の苦しい詰めが1/3・・と感じる。
その最後の1/3は急傾斜、超急ヤセ尾根、ヤブ漕ぎ、笹漕ぎ・・。(もちろん皆がみんなそうではないのは当然だが) よく皆さんはこれを
ヤルなぁ・・と感心してしまう。 (例えば葛葉川、本間沢など)
昨年の9号台風?物凄い爪痕を丹沢に残してしまった。美・早戸川渓谷も無惨である。昔の綺麗さを知るが故に余計に悲しい。
雷平近辺も、大滝沢に入ってからも無惨である。(原小屋沢の雷滝の上はそうでもない)
大滝沢を辿るにしても、うずたかく積もった瓦礫の山を歩くようなものだ。前方を常に見ながら進むべき方向へと歩いていく。
たまにケルンが積んである。河岸の段丘を歩く場面も2〜3回はある。その時はテープ、フミアトがある。
この記録を書いた後で丹沢写真館さんより書き込みをいただいた。何と丹沢写真館さんもルートは大分違うが「魔法のトラロープ」を
握って降りられたという・・。ああ、傑作なり。
M-Kが頭を垂れて法螺貝吹奏をおしいただいていた時、丹沢写真館さんはトラロープの上部取り付け点でこれを聞いておられたようだ。
ああ、何という縁であろうか・・。

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