NO153 清兵衛の大滝見物鍋割山

2008、07、08 単独

↓今日のスペシャル

コース概念図(国土地理の地図を転用しました)
いやはや出かけました、歩き始めました・・はいいものの!暑い!こりゃ〜死ぬぞ・・。(オーバー)
AYさんご推薦の清兵衛の大滝と左岸尾根。本日のトライとしたのです。
昨晩、土曜の夜も仕事あり・・。朝の早出は不可なのです。寄大橋10:15出発となりました。
(勿論、東沢も頭にあり2番目の候補ではありましたが上の事情により出来なかったのです)
どこで戻ろうと自由に・・で出発したのです。恥ずかしながらAYさんの記述を見るまでは
清兵衛の沢は聞いた事も無く知りませんでした。今でこそ後沢だ、右岸尾根だ・・なんて云って
おりますがつい何年か前までは未知の世界、縁の無い世界であったのです。
とにかく汗だくの、ムーッとする暑さの中はこたえました。やっとの思いで鍋割尾根に上ったのです。
かき氷が目の前にちらつき、我慢して山荘まで登ったのです。小屋にはお客さんはおらず草野さん
と随分話が出来嬉しかったです。ビールのお客さん(AYさん)も話題に上がりました。
寄大橋10:15−清兵衛ノ沢入口11:15−大滝下12:00−左岸尾根上12:20−登山道合流
13:40−鍋割山荘14:30〜50−1000m地点より下降(仕事道)−762mP−後沢で水浴び
16:40−寄大橋17:20

1↓毎度の林道終点。暑さにたじろぐ・・。 2↓渡渉地点で鍋割尾根からの西側派生尾根を見る。
3↓清兵衛ノ沢はどこだ・・と探りながら進み、発見! 4↓狭く暗い沢のイメージでいたら、そうではなく開けて明るい。
5↓トップの写真の更に手前のところです。 6↓5の滝下から左岸の急傾斜に取り付き、登った上部では
ありますが、やや危険です。
7↓上った左岸尾根。(AYさん記述により)もう安心だ・・。 8↓写真からも窺い知れるがかなりの急勾配である。
9↓更に上部に進み尾根近しの雰囲気。 10↓遂に出た尾根。右手の窪みは登山道。
山荘までと下降については毎度の場面であり省略。
11↓「かき氷」のあとは、この場面が唯一のお楽しみ・・。
存分に冷涼感に浸ったのです。
12↓朝いっぱいだった車もこの通り・・。

あとがき 清兵衛の大滝は見事であった。しかし滝を囲む岸壁はボロボロの感じであり、一種異様な光景である。
左岸尾根の取り付きを見たがいずれもかなり険しそうだ・・。意を決し、木の根がむき出しになっている岩っぽいヤセ尾根に取り付いた。
細いヤセ尾根や木諸とも落ちないか・・と心配しながらも登り切りホッとした。6の写真はその後の場面です。
(沢を戻って左岸の植林地から上れば何でもないのにチャレンジも一つのお楽しみなんですよネ・・)
暑かった!清兵衛ノ沢左岸尾根に上ってからたまに風が吹きぬけて気持ち良かったが、後は暑かった。
登山道に抜けるまでの登りはヤブなし、危険地なしだが急であり、こたえた・・。登山道に抜けたら直ぐに降りようと思っていたが
時間もあったので「カキ氷」を目指して休みながら登った。
1000m地点からの下降は2回目?3回目?だがボロボロの時には最高のルートである。とにかくオール仕事道であり、段差が無い!
500m以上も下降するのに階段一つ無いのだから素晴しい!(後沢わきに数段あるといえばある)
下りながらつくづく仕事道の有難さを感じたのです。(元気があって登る時はジグザグをイラつくがヘロヘロ下降にはサイコーです)
後沢に下降し、堰堤したの沐浴場(M−Kの御用達)で心ゆくまで爽快感に浸ったのは当然です!(キッモチ・エエーッ!)
赤軍対策はしてありましたが、赤軍にとっても暑さの為か休戦のようで、一匹も見ませんでした。
前回の大崩壊地左岸尾根やこのコース、AYさんのご紹介なければやれたもんではありません。常識的にはこれらを登って尾根に
抜けよう・・とは思わないと思います。人がやらない事をやるのは(良し悪しを別にして)一種の快感であります。
先輩方のコピーであっても行うのは自分です。苦しみ、危険、もしものドジは自分持ちです。
しかしながらハラハラ・ドキドキ・・、もがきの危険地突破はたまらない一種の快感なのであります。
AYさんありがとうございました。寄コシバ沢から鍋割山の課題をまた新たにいただきましたので、これもいずれのお楽しみに
させていただきます。

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