NO149 大杉山ー弥七沢ノ頭 |
2008、05、26 単独 |
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今日のスペシャル |
↑未知尾根の登りは楽しい。 |
↑弥七沢ノ頭。二回目の訪問・・気分のよいピークである。 |
↑丹沢写真館さんが「こんな美尾根が・・」と感動された尾根。 未知尾根の下降であり、GPSを振りかざして必死であった。(要RF) |
ルート概念図(国土地理院の地図を転用しました) |
愛しい東丹沢は事件発生や、由々しき問題(赤軍)とダブルの問題を抱えてしまった。 ノーテンキが特徴のM−Kではあるが流石に気持ちが落ち込んでしまったのです。 週末が雨のパターンが以外と多い。晴れて夜の仕事も無く帰りが遅くなっても良いのは日曜日だけ なのです。しかし日曜日の朝は土曜日の仕事があり深夜の帰宅である。月曜日は早朝の出発が 可能だが夜の仕事が待っている。となると早朝から夜まで自由な日は無いではないか! 己の不出来と不甲斐なさの結果であろう。泣き言は何処にも持ってはいけないのだ。 ・・・・と云いながら結構な山遊びをしているんじゃ〜ないかい!と罵声が聞こえてきます・・。 |
戸沢ノ頭〜大杉山〜弥七沢ノ頭の稜線は未踏の尾根である。 杉に囲まれた山は好きになれない・・。以前からS−OKさんの記述で何回も読んでいる。 他のページにもいろいろ記述を見た。大杉山には戸沢ノ頭を経由するか、北から降りて来るしか 無いと思っていた。ところが「不屈の戦士=AYさん」が思いも寄らないルートで大杉山を攻略された! |
丹沢写真館さんがこの春に登られ、魅惑の写真と共に大公開されたのです。 ここに至ってはM−Kは尻込みをしているなんて許される訳がありません! 記述の中に見た、小割沢の右岸辺りのVルート・・。これに着目したのです。 (ピンクに染まる小ダニの襲撃とアズマネザサの攻撃は受けたくネ〜!) |
立間大橋手前のP8:30−尾根取り付き8:40−石柱の尾根合流点10:15−大杉山11::00− 845mPにてランチ11:35−弥七沢ノ頭12:45−960mPより下降へー美尾根14:00− 林道手前の鞍部14:20−林道ー尾根取り付き点ー出発点P15:00 |
1↓立間大橋に向う林道分岐点。鎖も新しく「進入禁止!」 | 2↓立間大橋を渡ったところ。AYさんはここを登っていかれた。 |
3↓「アトピーの水場」横の小沢。かなり急なので・・この先の→ | 4↓小沢の右岸(左手)に取り付いた。 |
5↓登る左横を見た場面。見た目より実際は急である。 | 6↓中央のV谷は玄倉川。直ぐそこの尾根は敷地山への尾根。 |
7↓侵入者を拒むかの如く蔓性植物とウツギなどの潅木が 邪魔をする。もがきながら掻い潜り登っていく。(横を見た場面) |
8↓ここで尾根の形に出た。右手から上って来た尾根は尾根の 形態だった。(今まで登ってきたのは只の急斜面) |
10↓何でもない場面だが初めて明るく開け嬉しくなった。 | 11↓ハッキリした尾根を進む。尾根合流を繰り返していく。 |
12↓一瞬尾根が平坦になる所は尾根が合流する地点が多い。 | 13↓ここも尾根合流点。初めて境界杭を見た。 |
14↓登っていて楽しい! | 15↓大杉山の頂上に達した。足元は稜線に沿うフミアトで ある。やや左手の正面から登って来た。南へ向う・・。 |
16↓15から平坦に200m位か、朽ちたポールの立つ頂上地点。 | |
戸沢ノ頭から大杉山に至る山体は、正に多すぎる杉の山で 「多過ぎ山」なんてバカな事を思っていて、登る気になれな かった・・。 以前中川橋から登るS−OKさんの記述を見て、そそられた時が あった。しかしその後に「滑落事件」があり行くのを止めてしまって いた。 ここに来て丹沢写真館さん、AYさんと登られた。 最早尻込みをしている場合ではない! 人の記述を見て、いいとこ取りの得意なM−Kは密ヤブと植林地の 急傾斜を避け丹沢写真館さんの記述にあった今日のVルートを とってみたのです。 大いにベリグーでありました。取り付きからの急傾斜地は焦らずに 登れば何でもありません。後は全てルンルンです! (下降はRF難しいと思います) |
17↓大杉山北端から・・。 | 18↓稜線漫歩の・・。 | 19↓始まりであり・・。 | 20↓正に「俺の花道」か・・。 |
21↓左右の光景の写らないのが | 22↓残念だ・・。 | 23↓美、ブナの大木。 | 24↓コブトリ爺さ〜ん・・。 |
25↓尾根・鞍部・ピーク・・と何回 も繰り返す。 |
26↓鞍部の左右には深くザレが 落ちていく。 |
27↓痛々しい。仕事の人に配慮 が欲しいと思う。 |
28↓今までと雰囲気の違う ピークだ。大きい。 |
29↓弥七沢ノ頭に今日は南から登ってきた。 | 30↓これは北の方から頂上を見たところ。 |
31↓頂上の北側。 | 32↓左下にはバックリと・・。 | 33↓箒杉と上る道も見える。 | 34↓(箒沢)権現山と畦ヶ丸。 |
35↓岩の庭園。 | 36↓ヤマツツジ。 | 37↓ブナ美林。 | 38↓分岐点に来た。下降へ・・。 |
39↓38の写真は角度こそ違え皆さんが掲げられている。 入った弥七沢左岸尾根である。サクサクサクッと降りていく・・。 |
40↓見事な尾根光景である。 |
41↓植林地に入る。どこかで左手に降りれば山ノ神なんだろう。 | 42↓こんな場面に当る。 |
43↓今度は右手に展望地。 | 44↓奥は戸沢ノ頭か、大杉山か・・。登った尾根は? |
45↓また自然林の尾根が。 | 46↓正にこんな所にこんな美尾根が・・! |
47↓シカ柵沿いの下降も過ぎ、僅かな鞍部状。前方に平坦な細い 尾根。記述にあった尾根先端に至る尾根に違いない・・。 足元には左右に僅かに道形がある。左手下には林道が見えて→ |
48↓いる。これを行ってみよう・・で道形を緩く下りながらきたのが ここなのです。(振り返り見る)林道が出来る以前の径路かも 知れません。 |
49↓擁壁を下りる処はこの通り!やったね!でありました。 | 50↓49から尾根先端を回りこみ進むと丹沢写真館さん、AYさん の記述にあった黄色のテープが巻かれたこちら側の取り付き点 がありました。 |
51↓50の真下に進み上の斜面を見上げたところ。進路は真上で 無く、右手斜めに上って尾根に乗る。(崖状の急傾斜) |
52↓「アトピー水場」「レッコ水」と思いっきり水を飲んだり身体を 拭いたりしたのは当然です。テクテク歩きポンコツ愛車に戻り 着きました。 ご満足の心です・・。 |
あとがき ついに大杉山〜弥七沢ノ頭間を踏破することが出来た。うれしい・・。(戸沢ノ頭、馬草山などがまだ残っているが又の機会に送りたい) ミツバツツジは見逃したが次回に送ろう・・。AYさんが登られた立間大橋〜大杉山の記述読み考えた!それにプラス丹沢写真館さんの記述。 登路の前半に不安はあったが何とかなった。あの位の急傾斜登りはどこでもあるレベルのものだった。NO8の写真に書いたが右手から 合流した尾根状の下の方が気になった。もしかしてもっと良い登路があったのではあるまいか・・?(いずれの課題に) AYさん記述の大杉山への登路。NO3、4、5の写真の恐ろしいような急傾斜登り・・、この登路はそんな感じは無かった。 中盤から稜線への登りも全て自然林。ワクワク・・、ルンルン・・、V尾根探訪の喜びに酔いしれたのです。 下降は超難解ルートと思います。テープ類はありません。石柱もたまにあっても分岐は?です。小割沢は険しいV谷の感じがします。 ミスッて早目に沢におりたらとんでもない事になります。 大杉山〜弥七沢ノ頭間はこれまたルンルンの「極上尾根漫歩」であった。(やっと俺も人並みにここを歩けた!嬉しい!) 下降の弥七沢左岸尾根も先輩方の記述を読んで知っている。しかし実際に自分の足で下降するのは始めてだ。 分岐もあり、RFが必要だった。マークも頼れるようには付いていない。しかし概ね踏み跡が方向を示した。 下降途中にも美尾根!ここでも喜びに浸った。沢音が近づき林道がチラチラ見え山遊びの終わりを知った。 心配だった林道への下降点は記述の通りであっけなく終わってしまった・・。 各先輩、先人のお陰でこんなルートを踏破出来ました。有難く感謝をいたします・・。(謝、謝・・) v(^^)/~ |
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