NO136 大山沢・二俣界尾根ー屏風尾根

2008、02、18 単独

今日のスペシャル
↑日向川の谷間が真正面である。屏風尾根は急だがこの尾根はもっと急だ!
タイトルに使っている名称は他HPを引用したり勝手な造語です。ご了承下さい。

コース概念図(国土地理院の地図を利用しました)
↑二俣を気持ちは右俣を進みたかったのだが雪が出て来るのは分っている事だし
ビビッて尾根に取り付いたのです。悪場、ヤブなけれど急であった。

標高800mを越えた辺りからの積雪が多いのはいろんな方の記述で知っている。
軟弱な俺は宮ヶ瀬尾根辺りでお茶を濁していたが、ここ数日の上天気で少しは減っただろう・・、
なんて勝手な想像をし、「よし、出番だ!」と出かけたのです。
情けない事だが、取り付いた尾根が何処に出ていくのか何も分っていない。
(詳しく検討してもいないし、しようともしない。実にいい加減。×××!)
尾根は上部に至って急斜面に消えた。頭の中で予想していたところに出るのでは無さそうだ。
雷の峰尾根の見晴台が左手下に見え、登山道の途中をいけない奴がショートカットするところ・・、
何と、そこに出たのです!そこはベンチのあるところ。昔からベンチで休んでは眺めを
楽しんだところでした。「ここに出たのか・・!」改めて喜びに浸ったのです。
伊勢原市無料P10:15−大エンテイー新キレットエンテイー二俣界尾根取り付き11:30ー
尾根上部急斜面ー登山道ベンチ13:00−不動尻分岐ー屏風尾根14:15−P15:30

1↓キャンプ場内管理棟の下。 2↓大エンテイを越え、先に白く見えるのがキレットの入った新エンテイ。
3↓取り付いた界尾根。青頭杭、フミアトあり。 4↓最早フミアトなど不明である。
5↓マークだ・・! 6↓いけない奴がショートカットするところ。(ここ何回も上下した)
7↓6の左手。正面の谷間が日向川。 8↓「出てきちゃダメダッツーのに!・・」
9↓不動尻分岐。登山者が何人も降りて来られるが、不動尻
   方面には行かない。
10↓9の下、急階段のところ。ズボズボトレースあり・・。
11↓お○○さんが道も無いのに登ったり、降りたり・・。誠に
ご苦労さまな事で・・! 「M−Kにだけは云われたくネ〜!!」
「M−Kだってそうじゃナイカーッ!」 「スイマセ〜ン!」
12↓向こうに見える山も登ったり、降りたり・・。
13↓ご覧のズボズボ・・。猛者の跡が1〜2つ。「ヘッヘッご利用よ〜!」 14↓こう云う急傾斜はかえって雪があった方が楽だ。
「ここで尻スキー!?」、八方尾根ジャンプ台ならぬ
「屏風尾根ジャンプ台」ここでやったらどうなるか・・?!
15↓見晴台の下の方。向こうの海に江ノ島。 16↓屏風尾根の脚立越え。
17↓尾根下部の途中に以前から気になっていた仕事道。
今日は喜び勇んで入り、下って行く・・。
18↓植林地の脇の自然林を電光形に仕事道は降りている。
近年使われた形跡は無い。

あとがき いい加減な俺は初めタイトルに「日向川上流尾根」なんて最高にいい加減な名前を付けた。早速AYさんが「大山沢」と
書き込みを下さった・・。ありがとうございます! タイトルを変えさせていただきます。「大山沢・二俣界尾根」、格好つきました。
「大山沢」で検索かけたら「丹沢の滝のページへようこそ!!」に当る。このHPの「滝巡り〜シリーズ」の中に大山沢があった。
このHPは何回も訪問しているが滝の専門家なのでM−Kには馴染みはうすいのだ。(沢のお勉強にはベリグーである)
「そうだ!尻スキーをやるんだった!」 シチミさんのページに「俺もやるー!」と書いたのを忘れてしまった。あの急傾斜の中では
正直それどころでは無かった。バランス崩して転がったら止まらないもんね! 「尻スキー恐ろしい〜ッ」
17の気になっていた仕事道、やっつけて良かったー! 最後の方で別の道が一本上から降りて来て合流した。
昔、間違って最後の脚立を越えずに沢へと降りたことがある。その時はずっと植林地の中だった。今回降りた仕事道は自然林の中を
電光形に降りた。そして第一大エンテイの上に出たのです。エンテイの左岸側に以前は無かった仕事道が付いていて楽に通過出来た。
以前に降りた時は道は無く強引に通過した。その時の出来事。ブッシュの中に身体を突っ込んだが・・?! 身体が動かない。何だ?
何とブッシュはイバラの木なのです。その棘の先っぽはカギがついているのです。「ガチッ!」押しても引いても動かない・・。
昔の捕り物の如く、四方八方からカギ縄をかけられたようなのです。(体験はありませんが・・)
初めての体験でした。ほうほうの体で脱出したのです。悔しくて後で必死に調べたら「ジャケツイバラ」というニックキ奴でした。
今回もそ奴はシッカリと辺りに勢力を保っていました。どなたか良かったら奴と勝負して下さい。 (今回も少しやられたのです・・)

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つまらない余計なアルバムです。
A 下山時に撮ったものだが、第一大エンテイと下に第一工事用鉄塔。
左手のブッシュがジャケツイバラ、憎っくき奴。往路は右岸の径路。
B 「王家の谷」に迷い込んだようだ・・。スリットに登ろうと
したが、足場にする積んだ石の台が凍っていてイマイチ恐い。
(ヤメタ!)
C 第二工事用鉄塔。現場事務所は撤去されてはいるがウインチ等は
残されている。まさかロープウェイ工事に繋げるのではアルマイナ!
右手の尾根に取り付いたのです。
D Cから登って下を見たところ。(スリットエンテイの巻道は右岸)
E 右端に見晴台。大山頂上に行き南アルプスを眺むればベリグー
なのは分っている。しかし今の俺は楽チンのこっちで良いのだ!
F これもベリグーの一枚である。中央の植林の尾根を上った。
G 南大山沢に向かっているこの足跡はもしかして「シチミ隊?」 H 右手の木クズの上に巻道あり。屏風尾根から下った時のみ
の利用価値だろう。(沢沿いに遡る場合はエンテイの左手に径路あり。