NO126 白滝 (3)

2007、11,12 単独
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今日のこの2枚
「お宝石」発見か!
↓大ナメ滝の右岸を巻き登っている。
ロープも張ってあり、なかなか険しい。

コース概念図
緑色が今日の足どりです。見事な敗退か・・(^^;)。
11日は所用ありで出られんかった。
同志の大戦果を伺っているだけでは「俺の山紀行」の名が廃る。
さりとて大ショックからはまだ立ち直れていないのだ。恐る恐る
最近場の白滝辺りを窺がって来ようではないか・・。

1 西高東低の冬型の上天気。山にはサイコー・ベリグー!である。ここ管理棟跡。 2 今回3回目にして省略多し。ここ不動滝。
3 2で滝下を向こうへ渡り古い径路を進むと涸れ沢を渡ってから不動滝の上に出る。(逆) 4 3の右手上ると正面にシチミさん開拓ルート、「778m北尾根」の取り付きだ。(AYさんが下降に使った)沢は正面右手へ。
5 ゴーロ歩きだが一時沢歩きの気分になれる。 6 さりげなくマークもある。
7 苔生す岩の庭園の向こうに大ナメ滝が見えてきた。 8 この大ナメ滝は立派である。来夏場には当然完登するのだ。
9 今回は右岸の巻道に挑戦。かなり険しい。ここ中段。8の左上の横にいる。 10 9の更に左上に繋ぐ上部。
11 ここから細ロープが張ってある。だが険しい。右手にトラバースを敢行したいのだがビビル・・。 12 仕方なく上へ上へと追い上げられる。大岩の下、這い蹲るように上る。(急傾斜)
13 バックが綺麗だ。(写真は下手!) 14 12の上から1回目の尾根に合流し、少し下ったところ。前方に赤茶小滝の上部が見える。ここ微妙なのだ!
15 中央奥が白滝。左上に赤茶滝。左手下に14の滝。辺りは危険地帯。シマッタは許されない!(赤茶滝まで行った) 16ウロウロ徘徊したが結局一回目の尾根を沢へと下降してしまった。これは6m前衛滝を正面に見たところ。 
17 今日は夜の仕事もあることだし大人しく戻るのだ。大ナメ滝左岸の巻道。面白くはないが、楽さ、安全さはこちらが遥かに勝ち。 18 不動滝に戻って来た。左岸巻道を降りたところ。「ン!何故か真新しいトラロープが・・」
19 戻って来た元キャンプ場道。つどいの沢を正面に見ている。課題か・・。 20 一の橋。皮手袋、ヘルメット、ピッケルに新規加入の手カギ。笑って下さい。バカさ加減は人に負けないのです。

あとがき 一つのポイントを一回だけ通過した・・。それは確かにその場所を見た事にはなる。しかし、それは実に大雑把に見ただけ
なのである。(以前の俺は大半そうであった) 2回目、3回目と訪れルートを変えてみたりすると、一回だけの訪問が如何にうわべ
だけを見たかが良く分かる。(誰しも同じ箇所に何回も訪問する暇などないのだ!)
ラッキーな俺は近年ようやくだが暇が取れるようになった。だから2回目、3回目の訪問が出来る。(しかし後何年これが出来るのか
それが問題になって来た。心は焦る・・)
大ナメ滝の右岸の高巻は結構険しいものであった。早目にトラバースして、ナメ滝落ち口へ行きたかったが恐かったので止めた。
上に登るのも適度な緊張感で楽しかった。細ロープもあったが途中までで上部には無い。(途中のトラバースは敢行すれば可かな?)
一回目(NO120のコース)に登った尾根に合流した。AYさんが途中まで登られた赤茶小滝の上である。この小滝の上部は緩傾斜だが
微妙に恐い。滑ったら止まらない。斜面に荷を置きピッケルで足場を作り確認しながらトラバースしていく。中央の赤茶滝の右岸尾根に
立った。(この場面デジカメ置いてきて写真なし、ドアホー!)
目の前に見る赤茶大滝は立派である。水量もあり、傾斜もかなり急。直登は度胸が要る。AYさんが仰っていた白滝落ち口への
お助けトラロープはどこだ・・? (ちょっと見では分からんかった)
イガイガさんはこの赤茶大滝を上まで直登されたらしい。AYさんはどの辺りを登られたのであろうか。滝を登るのは勇気が要る。
ロープを持って来たがこの辺に付ける意味合いもなし。見学だけにして引き上げる。ザックに戻り斜面の中央より安全な尾根に戻る。
後で検証した時失敗だったことに気がついた。ザックを置いた場所から立ち木にロープをとり(安全の為)、一旦下ってからその場所の
立ち木にロープを設置して下へ垂らせばよかったのだ・・。
当M−Kはこの場所に一目惚れをしてしまったのです。最も近い場所、安全なP、適度なウォームアップの林道歩き、沢歩きの気分、
適度な緊張感、そして「秘境」そのものの「白滝」 これを教えてもらったHP先人のマシラさん、イガイガさんに感謝をしたい。
そしていろんな意味で勇気づけて下さるAYさん、シチミさんに感謝をいたします。

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