NO124 白滝 (2)

2007、10、28 単独
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今日のスペシャル
ゲート前。何とシチミさんが私の指定席をちゃんと空けてくれている!
(一切談合?など無いのです)
↓遂に見たぞ!白滝だ・・!

ルート概念図(国土地理院の地図を転用しました)
ルートは上記の通りだが結果がどうなるか不明の為、工作作業後のルートは未定
であった。後で知ったシチミ小隊の778m北尾根も候補の内であった。
今日はナメ滝を登る気でいた。全踏破とはいかなかった。台風後の
水量の多さ、水の冷たさ、中段の流芯を左へ・右へと横断するのは
度胸がいる。今日は今イチ踏み出せなかった。(沢靴でないのだ)
AYさんが登られた赤茶小滝。空身の沢靴ならOKかも?(2段目まで)
2段目手前まで登ったが躊躇したので右手の小潅木にロープを掛けて
撤退した。次の挑戦は6m滝の左手の小潅木が疎らにある急斜面。
空身となりロープとピッケルを持って登った。
潅木に掴まり、ピッケルでホールド、スタンスを探り、確定しながら登った。
ここ一番!、中途半端は「NO−!」である。
登り切り、落ち口横の大木に新品のトラロープを8の字で完璧にセットした。
ザックは下であり、初めは写真を撮って戻る気でいた。
マシラさまの記述では、白滝の右手の急斜面を木の根を頼りに登ったとある。
そこが確認出来たので様子を見たら、俺の登れる範囲である。
「決定!」赤茶滝下へ戻り、既にその下へと下降用にセットしたロープも
回収し、ザックを背負ってトラロープを頼りに白滝下へと又戻った。
この「白滝」は正に秘境の中にある。
ガータゴヤの滝よりも遙かに美しい・・! 登る急傾斜は気が抜けない。
慎重に登って植林地へ、そして登山道へと無事に抜けたのです。
マシラさまは途中よりトラバースにて落ち口先へと進まれた。
そこも確認できたがこの先は俺の範囲ではないだろう・・。

1 中央、中心の谷辺りに白滝はある。 2 元管理棟脇にきた。
3 進んで不動滝落ち口である。 4 そのすぐ先に仕事道の形が残っていてその左手には・・。
5 この尾根が登っていく。(UP途中で覗き見たらシチミ小隊はこれを上られたのでした!6・7の写真) 6 沢遡行の気分となる場面。
7 これがナメ滝ですが側に行くと迫力あるのです。(前回の写真利用) 8 7を途中まで上ったのですが、ビビリ中間より左手の潅木に掴まり登ってしまったのです。
↓9 前回の写真引用です。中央の滝が6m滝(マシラさまは7mと書かれている)。結局中央の
潅木にすがって上に抜けることが出来た。そして立ち木にロープをセット。
10 白滝の左手に並んでもう一本の滝があるのです。 11 メーンイベントです。当M−Kはすこぶるご満足!
↓12 6m滝の落ち口から覗いたところ。赤茶小滝が下に見える。その左に細いロープが見える。
あれが下降用にセットしたもの。その右手にザックのブルー色が僅かに見えている。(写真11の後ろです) 

トップ 丹沢

あとがき UPの途中だったが達人イガイガさまより書き込みをいただいた。(ありがとうございます)
9の写真、左手に泥斜面を登って行くのだが明らかに先客である。正かシチミさんでは?と思いながら登ったのでした。そして
書き込みのイガイガさまの記述。納得したのです!(シチミさんゴメンナサイ。この泥斜面を登るのはオ○○さんしかやりません。登った
先で行き詰まれば悲惨なのです)
私は一度失敗しています。二度目は決して許されません。今回はロープ3本、バイル、ピッケル、メットと万全の体制なのです。
(マシラさま、dnさま、イガイガさまがこの記述を見たら吹き出してしまうでしょうね!でも、エエんです・・)
AYさまが挑戦された赤茶の小滝、登っていきました。ちょっとチョット・・、勝負に賭ける感じなのです。これはいけません。
前記したように敗退でした。マシラさまの記述、5m上って右へ・・。俺の見た目だとハナから取付いた方が良さそう・・。
慎重に足場、潅木、木の根、ホールド、を確認しながら登ったのです。達人には何でもなくともヘボオジンにはキビシイのです。
抜けた時は嬉しかったです。そこは正に秘境でありました。

余計なアルバムです
A 6m滝が見えるこの場面。左手に登る尾根がある。前回はこの尾根の先で合流、登ったのです。 B 白滝の下から尾根へ登る途中です。白滝の落ちる途中を見る場面。
C Bをもっと上がり落ち口の高さ。行かれそうに見えるが急傾斜のガケの途中。 D Cの右手上に登っていく場面。(逆)急であり、下降ならロープ使用が賢明だろう。滑ったら一巻の終わりナリ。
E やっと腰を下ろせるところがあった。 F Eから又右手に登り、写真の右手から廃林道に上ったところ。右手先へ下って登山道に合流。