東沢ー1125m−小コーゲー犬越路 |
NO110 2007、07、08 単独 |
トップへ 山行一覧表へ |
今日のこの3枚 |
俺には恐怖の懸垂下降であった。 855m下の東沢にかかる堰堤の巻道。右手に高い堰堤がある。 |
↓遂に俺も来れたぞ!「1125mピーク」 此処と次の1180m圏ピーク。そして本尾根「小コーゲ」への急登が本題だ。 |
↓「岩と笹と急登」と書かれたAYさまの写真と同一である。 岩カド、笹を掴み「ヨイショ」と身体を引き上げながらの登りだ。 |
GPS軌跡(国土地理院の地図を利用) |
この尾根については最初は丹沢写真館さんで見た。その時は小コーゲに登らず 犬越路トンネルへの林道へと下りられた。到底俺にも不可能だ、と思ったのです。 その後にdnさんが登り、イガイガさんの下降、AYさんの登りと続いたのです。 最早私の出番です。笹のトンネルに潜り進む場面も2〜3ヶ所。最後の急登は 注意深く足場や掴むものを確認しながらの身体引き上げ登攀でした。 |
西丹沢自然教室P8:40−東沢ー登山道横断ー855m−林道ー尾根取付10:50 1125m手前ランチ11:40−P1180m圏12:50−急登取付13:20−小コーゲ14:20 用木沢へのフミアト15:20−バックー!−犬越路15:50−用木沢出合17:00 |
1 ご覧の通りの大盛況。 | 2 直ぐの東沢を進む。脇に治水用の道あり。 | ||
3 岩壁に早くもイワタバコ。 | 4 沢も気持ちが良い・・。 | ||
5 既に道は無くRFにて進む。ここは簡単に越えられる。 | 6 中央に石積の高いエンテイが見える。直感にて右に取り付く。 | ||
7 トップの写真である。6を越えて懸垂で降りたところ。(恐かった!) | 8 7の背面。上流である。 | ||
9 地形図より目星をつけたこの尾根に取り付く。(逆) | 10 飛び出たゴーラ沢出合への登山道。(何回も行き来したが、それがマトモである) | ||
11 10を横断そのまま上に上る。 | 12 登り着いた尾根を何気なく高い方へ・・。これが誤り! | ||
13 855mのピーク辺り。良いムードにシビレて進む・・。(誤りの方へ) | 14 13の先で我に返り12へ戻り、12の手前右手に進む。(アホカッ!)下に林道あり。ヤレヤレ・・。 | ||
15 14辺りは険しくて尾根取り付きに躊躇した。先に少し進みザレを登る(逆)。 | 16 登った尾根。いよいよ1125mへの尾根に乗ったのだ。 | ||
17 記述にあった柵出現。 | 18 やや長い柵沿いが終わり、ルンルンのロケーションとなった。 | ||
19 遂に1125mの頂稜のようだ。 | 20 ランチとする。開けてビックリ!10年に一度の豪華版。罵声覚悟のご披露です。 | ||
21 1125m。どこがピークか不明。 | 22 尾根光景。 | ||
23 同じく。 | 24 不明だが1180m圏ピークのようだ。 | ||
25 左手前方に小コーゲ辺りか。壁のように見える。 | 26 尾根光景。 | ||
27 次第に壁に近づいていく。 | 28 ケモノ+人。人と云えどもケモノの範疇! ここはトンネルに潜らないだけ良い。 | ||
29 遂に名場面に到達! ウレシイ! | 30 背後を見ればさっき通過の2ピークが見える。 | ||
31 急登途中の傍らに早くも咲いていた、俺の好きなシモツケソウ。 | 32 急登しているが写真では分からない。沢登りの詰めの如し。 | ||
33 記述にあった丈の小さい笹となる。この前下見をした場所が近くなったのを感じる。 | 34 33の先で一段と急な傾斜をよじ登ったところが下見で戻ったところでした。ここの先、もう直ぐ登山道なのです。 | ||
35 霧の中、登山道に合流です。 | 36 この前下った分岐点。 | ||
37 お久しぶりの犬越路休憩所。ノンビリパンをかじりながら大休止。 | 38 雰囲気の良い東自歩道の売りのところ。もう直ぐ用木沢出合い、旅の終わりです。 |
トップへ | 丹沢へ |
あとがき 当M−Kの大事業。前半の山場を前に日が取れた。日曜であり仕事からも解放されている。山の候補はいろいろあれど 先ずはこれをやっつけねばならない。 もちろん当「小コーゲ・南西尾根」(仮)である。 先に書いたように先人の後追いではある。後追いと云えども、誰も手を取って導いてくれる訳では無い!(アタボウだ!) 俺にとってはヤヤオーバーだが「命がけ」なのである・・。 俺は生意気で欲張りだから、ついでにアレコレ探索もしたい・・。それで東沢沿いにわざわざ辿っているのである。(フムフム下見ヨシ) 855mのドジは何だ!呆れ返る。GPSの↓がどう見ても反対を指している。俺の「頭の中のGPS」はこのまま先を指している。 その内GPSの針が先を指すだろう・・。指さないのでした。益々距離が離れていきます。己のアホに気がつきます・・。 柵沿いの道。ここは明らかな道でした。柵の終了後はフミアトです。テープ類なし。気持ちの良い尾根漫歩となったのでした。 豪華版のランチにはビックリしました。日頃のショボイ(山での)ランチとはエライ違いです。 当大事業に対し、大奮闘している俺の姿を見て 山ノ神が俺に「惚れ直した?!」のではなかろうか・・。(勝手な妄想!) 1125m〜1180m圏〜本尾根取付・・。 ワクワクの正にVルートでありました。 尾根上から用木沢方面に降りるらしきフミアトあり! 15:30ヤッテヤレ! 踏み込んだはいいものの、直ぐに・・・・「ヤメヨウ!バックー!」 霧の立ち込める中、恐怖を感じたのでありました。(フミアトは直ぐに無くなる) 用木沢沿いの道に入り、最早我慢が出来ません。今年一回目の水浴びとなったのでした!水冷たく全身を沈めることは叶いませんでした。 その後の清々しさは例えることが出来ません。 |