檜洞丸北尾根ー檜洞丸ー1164mー774m−神ノ川
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2007、06、17 単独

今日のこの3枚
先のエンテイを左に渡って取り付けば源蔵新道。今日は直進して右手に上る。
(丹沢写真館さん、イガイガさん、S−OKさんの記述を参考)
↓HP先人の皆さんのお陰でいろんなルートを歩けました。自分のHPも皆さんに
見ていただき「夢の5万アクセス」をいただきました。この場をお借りして
皆さんに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。(このオジンが私です)
今回の山行は「お礼山行・第2弾」でありました。
↓美尾根に感動しながら遂に登り切る。オロカなオジンは裏から失礼して
「コンチワー、ジュース下さい!」 (トラバースしてここに出るように登った)

GPS軌跡(国土地理院の地図を利用)

入梅宣言の翌日に真夏の様な上天気。17日(日)も上天気である。
土曜の夜の仕事を終え、また山中泊り込みへと出発した。(2時)

道志川沿いから神ノ川沿いへと入り釣り場の横でダウン。(7時起き)
長者舎辺りでノンビリ朝飯していたら車がドンドン入っていく。(マズイ、P無くなる!)

危ないところであった。(いつもの指定席確保)。山や以外の人達がここは多いのだ。
8時に出発出来た。上出来である。
神ノ川8:00−広河原9:20−尾根上切開き10:50−第二切開きー
美尾根上(ランチ)11:15−青ヶ岳山荘12:30−頂上ー
犬越路トンネル分岐14:50−林道横断15:20−神ノ川P16:00

1 久しぶりの神ノ川。日陰沢橋だ。 2 林道を進み、振り返れば、中央上部に「黒岩」が二つ見える。
3 林道歩きを約一時間こなし、檜皮橋に着く。(ひわたばし) 中央奥に蛭ヶ岳。 4 広河原の林道屈曲点に着いた。地蔵尾根へは左手の道標から降りてゆく。今日はこの先を左に入る。
5 彦右エ門谷の左岸を進んで行く。 6 第5エンテイの上まで進むとマークと明瞭な道がある。
7 左に小ガレを見ながらジグザグに上っていき・・。 8 北方向へトラバース。
9 緑の岩庭園。 10 自然林の中の巻き道・・。
11 10の後、尾根の背をジグザグに登り平坦になったところ。 12 ワイヤーなどが転がる切り開きに出た。
13 12で南東方向を見れば蛭ヶ岳が聳えている。 14 高松山にいるような雰囲気・・。
15 左手の尾根が見えた。中央は源蔵新道。奥に臼ヶ岳。 16 第二切開き地。植林地はここまでか・・。
17 16まであった道は無くなった。 18 雰囲気極上となる。
19 マークと僅かなフミアト。 20 熊笹ノ峰の稜線か。
21 美尾根。 22 展望。 
23 極上尾根。 24 青ヶ岳山荘を目指す。
25 今日は小屋番がいてくれた。ドリンクを2本仕入れる。 26 頂上にて・・。ハイカーも多い。
27 頂上から北西に下るところの展望地。 28 犬越路に向かって変化のある険しい道を進む。先に見えるは噂の「1125m」(危ないよ!)。
29 これからは「ワタシノ出番デス!」(ヤマツツジ、イワク) 30 28を小コーゲの先から見る。(オソロシイゾ・・)
31 遂に犬越路分岐に至る。昔上下したナァ〜。 32 面白くない急下降をこなし、林道に立つ。この先は終点であり、東自歩道に合流する。
33 32を右クランクにて774mを目指して下降に入る。 34 入った急下降。33から下は未知のルートだ。
35 ガンガン古い仕事道を下る。右手下にエンテイが始まった。 36 部分的には素敵な場面も登場する。
37 全く道なり下降にて神ノ川ヒュッテのわきに下り着いたのです・・。 38 Pに着きます。イカッタナァ〜!

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あとがき 前述のHP先人の方々により、遂に俺もこの魅惑の未知コースに挑戦することにした。 結果は?・・→「ベリー・グッド!」で
ありました。 私はこれを推薦コースに加える事にしました。 先人の皆様、ありがとうございました。
真夏の最中のようなお天気だ! 林道の木陰を拾いながら歩いていく。 後には大室山と続く稜線。この前紹介された「黒岩」が
見えている。 左手には風巻ノ頭から袖平山への尾根。伊勢沢への谷間。右手から何本も入る支沢と架かる橋。楽しみながら歩を
進める。 やがて前方にはハッキリと蛭ヶ岳が姿を現す。そして広河原に到着。ここからが本番となるのだ・・。
先人のお陰で迷う事無く尾根取りつき点。有難いことだ・・。このコースは無駄なく檜洞丸の頂上に上がってしまうのだから面白い。
未知のコースは楽しいものだ。このコースに難しさは感じられなかったので記述もサッと読んだにとどめて登ったのでした。
檜洞丸の頂上が近づけばいやでも雰囲気で分かる。ブナ林、つつじの木、マルバダケブキ、バイケイソウ・・。人の声も風に乗って
聞こえてきた。テーブルに人がいっぱい休憩しているのは明白だ。 そこへノコノコ怪しいオジンがルート外から登場したらどうなるか・・。
石ノ礫、空き缶、プラボトル、ゴミ、罵声が飛んでくるに違いない。その最悪の場面は避けなければならない。
賢い?俺はいち早くそれを察して逃げの体勢をとったのだ。首尾は上々であり青ヶ岳山荘の真裏に「コンチワー」となったのです。
シーズン中の上天気の日曜日であり、小屋番さんがいて下さった。ジュースをたっぷりゴクゴク飲んでしあわせ〜!
頂上には15人位のハイカーが休憩中だ。少し休んで下山とする。犬越路に向かう登山道に入る。西側の崩壊地のところは皮肉にも
素晴しい展望地である。左手下方には東沢の沢スジがクッキリを見えている。その右岸にコブを顕著に乗せながら尾根が上ってきている。
「1125mピーク尾根」(小コーゲ南西尾根)(いずれも仮)。俺にとっては魅惑の尾根! 怖い、行きたい・危ない、ヤッツケたい・・。
いろんな思いが交錯する。dnさん、イガイガさんにはOKだった。俺にはかなりキビシイだろうナ・・。
その進入点が特定出来た。当然偵察に入る。(それは誰にも頼まれてはいないが俺に与えられた任務なのだ・・)
鹿道らしきが明瞭についている。ついでにケモノをお友達としている人達の足跡もついている(ヘッ・ヘッ・・)
鹿ベット、隣に大量の糞だまり。完璧に鹿の縄張りだね。その先の尾根は急激に落ち込んでいる。(行かれるか・・?)
険しい小コーゲ辺りの登山道を慎重に進み、遂に犬越路トンネルへの分岐点に着く。物好きで無ければこれは下りないだろう。
昔、トンネルの北側まで車で登り、このルートで檜洞丸をピストンした事がある。(それ以前には、俺のポンコツ乗用車でこの林道を
何回も西丹沢〜道志を行き来した大馬鹿者であった)(偽林道オタク)
774mの尾根は未知のルート。ヤブも心配であったが、杞憂であった。それどころか古いが仕事道がついていたのだ。
ここでも管理された丹沢を知らされた。後半には右下にエンテイの連続を見ながら下った。
遂には神ノ川ヒュッテの脇に飛び出し山行終了となったのです。道不明、ヤブのイタブリも無く・・・・。

いつもの余計なアルバムです
A この源三が悩ましい(源蔵が正解)。 B 「丹沢写真館」さまの記述に<荒廃ルート>としてもう一本ある。その分岐のようだ。上にも明瞭な分岐が一ヶ所あった。直進が○。
C 蛭・北尾根のスカイラインだ。この前の「北の肩・休憩所」が見てとれる・・。 D 尾根上に倒木の遮断機あり。ついでに上にて休憩。
E ン?スッポンタケか・・。 F 早くも緑青々。
バイケイソウに囲まれた頂上です。
G 小コーゲから南に下りる急尾根が見える。 H 更に近づく。左手先に見えるピークが1125mか?
I 左手下方に急激に落ち込んでいる。足元の所に鹿ベッドと糞溜り。 J 中腹の行き止まり林道に下りたところ。何故か上を指す案内はない。
K 左手下に神ノ川ヒュッテが見えたところ。スンナリとここに出れるなんて夢のよう・・。 L 望む大岩沢。これも遡行してみたいが俺には無理だろう。