NO105 オバケ沢ー日高ー搭ノ岳

2007、05、21 単独 トップへ 山行一覧表

今日のこの二枚
↓日高の南東尾根というべきであろうか。殆ど最上部に至った。ベリグーである。
↓この背後には尊仏岩の小岩峰がある。俺も見れてうれしい・・。

GPS軌跡(加筆)(国土地理院の地図を利用しました)

大好きなこの領域。まだ未踏のルートがいっぱいある。その内の一つ
オバケ沢を遡行し日高へと登るルートである。この辺りは「丹沢写真館」さまの
十八番のようだ。「110ルート」では、ただのゴーロ歩きだ、と書いてあるが
そうは思えない。記録をメモして挑戦だ・・。このオジンに果たせるかどうか・・。
↓参考にならないタイムです。休憩、探索皆込みなのです。
塩水橋7:05−キュウハ出合出発8:40−大日沢出合10:00−尾根取付12:00
日高13:05−搭ノ岳下山14:15−新大日14:40−下降点16:00ー林道ー車17:00

1 本谷林道を歩いていく。後半に入り奥に三角ノ頭がようやく見えてくる。 2 振り返り見た光景。いい風情だ・・。
3 この辺りは何回もUPしたので極簡単に。ミニゴルジュへ進入していく。 4 ゴルジュ帯が終わり仕事道に上る。これは逆を見たところ。
5 いよいよ仕事道とお別れとなる。左手の沢へと再度進入していく。 6 間もなくで大日沢出合となる。左手に大日沢。今日は右手オバケ沢へ進む。
7 ナメ美滝。 8 同じく。
9 石積芸術エンテイ。 10 眺める背後。
11 オバケ沢美景。 12 同じく。
13 明るい開けた河原となった。 14 Y字の二俣になっている。
15 14の前方の沢を見たところ。左手の尾根に取り付く。 16 15を上ってY字を振り返り見る。
17 取り付いた尾根の下部。極上の雰囲気である。 18 17の右手、登っていく尾根。見た目は緩いがナカナカ急・・。
19 ひたすらヒイヒイ登っていき、右手に三角ノ頭の大ガレがわきに見えてきた。 20 この角度。急であり、ジグザグ切って登っていく。
21 左手前方に搭ノ岳から下りた稜線だ。 22 アセビの木が多くなってきた。ヤブは無い・・。
23 今までテープなど一つも無かったが、これは・・?登山者の付けたテープではないだろう。 24 アッタネ!
丹沢写真館さん云われるアセビの丸ピーク。
25 ここも極上のパラダイスである!24は左手少し下にある。 26 三角ノ頭を下に見下ろす。ここの展望も素晴しい!
27 26の左手である。(俺の写真はどうも今一ダナ・・) 28 登山道に合流です。ここに出たのは3回目。
29 西側、箒杉沢方面の光景が広がる。 30 29の右手、竜ヶ馬場であろうか。
31 目星をつけ尊仏岩の探索に入り、遂にコイワザクラを発見!この背後に・・。 32 この特長ある小岩峰。かなり険しい危険地帯でもある。
33 探索終わって頂上へ・・。 34 着きました。主は不在でお髭のお兄さんにコーヒーを入れてもらう・・。(仏像の場所を教えてもらった)

トップ 丹沢

あとがき このルートはゴーロ歩きだけでは済みません。滑ったら痛いだけでは済まないザレの横断(滝場の巻道)が2〜3回あります。
案内、テープ、フミアトありません。軽い気持ちでは不明となります。ザレの横断の他は危険ではありません。(ルートミスはマズイ)
オバケ沢出合まで2回入っているので、そこまでは余裕であった。(ルンルン・・) しかし最初の本谷林道終点から沢に降りずに右手に
梯子を上り、トラバース道ご利用のルートだが、今回は荒れていた。慎重が必要。(もっと上部の仕事道を探索したい。写真4)
丹沢写真館さんが「写真4〜三角ノ頭へ登る仕事道」の記述をされている。「クモガフチ径路〜丹沢山〜オバケ沢
この径路は遠回りだが危険は避けれる。山慣れない人にはこちらがお勧めだろう。
オバケ沢・・。名前からしてスゴイ!地形図みても谷間を曲がりくねっている。只すむ訳が無い。ミニゴルジュ、滝場と出てくる・・。
今日は水の中突進の気はサラサラないので、ハナから巻き、巻きで進む。先に書いたが少し高巻いたし、ザレ横断もあった。
(後での加筆。 丹沢写真館さまよりうれしいコメントをいただいた。初めていただいたのだ。「M-Kさん、F1・F2の写真は・・?」
そうなんです。滝場を見た瞬間から「俺はどうすれば良いんだ!」・・それだけでした。アア情けナヤ・・。F1・F2共に素晴しい! 
写真は前記の丹沢写真館さまのをご覧ください・・。)
上天気のせいかGPSは良く入った。位置、高度が分かるので助かる。最後の二俣の場面。丹沢写真館さんの記述を思い起こし、
「ウ〜ン、ここに違いない・・」。 マーク、フミアト一切ナシ。(俺も付けない)
記述の通り、地形図からして急傾斜の筈だ・・。ヤブの無い綺麗な尾根である。細い尾根を予想していたが全然・・。ゆったりである。
上部に至って、少し尾根も細くなりアセビの木が多くなった。アセビの丸ピークを見てニンマリ・・。辺りはパラダイスである・・。
日高の登山道に抜けた。「君、キミ・・。そんなところを通っちゃイカンよ!」「ハイ、すみません・・」心はいつもこうである・・。
「誰も知らない丹沢」に狂って以来、もう止まらない・・。今日のこのルートを挑戦できたのもHP先人のお陰である。(感謝している)
写真の29、30。真下の沢は大金沢。そして竜ヶ馬場沢であろう。dnさん、イガイガさんの歩かれている「みやま新道」、「竜ヶ馬場
西尾根」と課題がここにもいっぱいである。
尊仏岩。誰かさんの地図を見た。「あれを見れば十分、楽勝だ・・!」 楽勝では無かった・・。俺はそもそも物の見方が超甘い!
大いに反省すべきである。ヤヤ危険地をトラバースしながら探索する。 「発見!コイワザクラ」「岩場の側に小岩峰!」
ヤッタネでありました。仏像は・・? 探索する。ナイ・・。小岩峰より10m位降りてみる。ナイ・・。マ、イッカーで探索終了でありました。

余計なアルバムです。
A ウノハナが咲いている。ホトトギス、カッコウの鳴く初夏となるのだ・・。 B そういえば前にこの辺り、栃の実がいっぱい落ちていたっけ・・。
C 大日沢ゴルジュ。高いエンテイの上から見下ろしている。 D ここは大日沢のグッドなところ。魚影は・・?
E 明瞭な炭焼き釜跡です。こんな奥でも山仕事の舞台なのです。(かっては・・) F ここはすでにオバケ沢。沢美景。
(逆方向)
G 尾根取りつきのY字のところ。 H コンビニでお昼を買った。その時、クジを引いた。「お客さん当りです!」
ヘッヘッ・・俺はついてる男だ・・。
I 見てください!ブナの木の「イナバウアー」なのです。 J 逆方向を見ています。この美尾根を上っているのです・・。
K 月曜、14時。こんなにお客さん! L 俺の勇ましい姿を見てか、若いメスジカが頭をかいて 照れている・・。   (照れなくて良いんだよ・・)
M 言わずもがなの愛しい尾根たち。 N この辺りはまだ
標高1200m。
塩水橋はまだはるか先だ(トホホ・・)。
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