NO103 水棚沢左岸尾根ー雨山ー鍋割山 |
2007、05、05 単独 |
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今日のこの三枚 |
水棚沢左岸尾根よりの光景 |
↓魅惑のこの沢を始めて入る |
↓鍋割峠の北側、崩壊地 |
コース概念図(国土地理院の地図を転用しました |
今年のG・Wは天気に恵まれてベリグーである。 畑に山に雑用に・・何をやっても気分がエエ・・!。 いつものメチャクチャな俺の山行予定は、概念図にあらず。 鍋割峠より北側へ旧道を辿り、オガラ沢乗越へ・・。 コシバ沢を下降した後林道を回りこみオガラ沢を登って来る・・。 と云うバカなコースを予定したのであった。 「峠のむこうへ」さん、「イガイガの丹沢放浪記」さん、「ドブ鼠徘徊記」さんの 記述が先生である。「茅ノ木棚山稜」?は随分と昔に訪問した。 あの険しい山域を久しぶりに楽しんで来るのも一興と云うものだ・・。 特筆すべきが何個かあった。 奇しくも昨年、06’年のG・W。場所は富士見峠。 Y市のNさんと出会い、知人となったのでありました。 本日の場所は雨山〜雨山峠間の急坂の途中でありました。 俺は第一の課題を成し遂げ、意気揚々である。 急坂を登って来られる単独者あり・・。 俺は早々と道を譲るべくコース外にて待った。 互いに声を掛け合い会話が始まった。互いのコース内容は「物好きルート」で ある。遂に俺は発した。「HPなどご覧になりますか?」 間髪入れずに返って来たお言葉「M−Kさんではありませんか!」 「私はY市のNです」!!!・・。 富士見峠そばの林道で数分立ち話をしただけのお人である。 (その後に何回も書き込みを頂いたり、送って頂いた記述を当HPに Nさんの「西丹沢・徘徊記」として掲げてあります) ボケな私は他人の顔などまるで覚えられない。 互いに手袋をとり、堅い握手となったのでありました・・。 |
参考にならない。この場所にこの時間にいた。それだけです! |
寄大橋7:30−水棚沢出合8:10−雨山頂上10:30− 雨山峠11:10−鍋割峠13:00−旧経路探索ー鍋割山荘14:00 後沢乗越下降15:15−後沢出合16:00 |
1 寄大橋そばのP。 | 2 キャンプ場のわきを通り、登山道入口となる。 | ||
3 入って直ぐにこの径路が別れる。昔は無かった。 | 4 水棚沢(左手)の出合いである。3の径路、正面の水棚沢左岸尾根に径路があることをdnさんの記述で知った。 | ||
5 立派な径路。(径路に入って間もなくT字路に当る。右手が正解のようだ) | 6 5で左手に進んだ俺は、上に登らない径路に見切りをつけ植林地内を上に登った。素晴しい径路!が伸びている。 | ||
7 最初の植林地が切れた所で展望があった。寄の集落方向である。 | 8 粋だね〜、花道が設えてある・・。 | ||
9 檜岳と南東尾根。同化している手前の尾根が前に登った水棚沢右岸尾根。 | 10 尾根の勾配が緩くなり頂上へ近くなった所で径路は終了。(テープ類、何個かは付いていた) | ||
11 ○秘の尾根ルートが登山道と合流した地点である。 | 12 11の後、西へ僅かに進むと平坦な所だが雨山頂上の道標があった。新ルート一本イタダキ! | ||
13 雨山からの急下降を終え雰囲気の良いヤセ尾根漫歩である。Nさんとの思わぬ出会いで余計に心ウキウキ・・。 | 14 雨山峠の休憩所が下に見えた。G・Wでありハイカーが何組も訪れる。 | ||
15 何回ここを覗いたことか・・。今までは恐る恐る覗き込むだけであった。今日の俺は違う!突入するのだ・・。 | 16 以外に明るく開けている。危険は無い。 | ||
17 細いながらも水流あり。 | 18 何と!登山道合流です。 | ||
19 ヤセ尾根にツツジ。ルンルンなり・・。 | 20 エアリアに危マークの付いている領域である。両神山の鎖場を思い出す。 | ||
21 鍋割峠に着く。道標の立っているのが見える。 | 22 21の北側へ進むとザレに阻まれる。小尾根沿いに下降し・・。 | ||
23 振り返り見る。右手の上方が鍋割峠。 | 24 トラバースして行く。危険ではない。僅かに径路跡を感じる場所もある。左手前方の尾根の先が深い超急なザレである。 | ||
25 24の先。緊張のあまり写真撮り忘れ・・。ユーシン径路?を登り鍋割山に着く。 | 26 後沢乗越へと下りて来た。 | ||
27 26の乗越の少し先に下りる口がある・・? | 28 奈落の底へ転がり落ちるが如く・・落ちて?いく。 | ||
29 擂鉢の底がまとまり沢の形になって来て・・。 | 30 水流も出て来て沢らしくなり・・。 | ||
31 二俣に出た。逆に見ている。右手の奥からこちらに来た。前(05’9,19)の時はこちらから左手に間違って入って行った。 | 32 「パンパカ・パ〜ン、後沢のハイライト!」 (ノックさんのご冥福を祈ります・・5/3永眠) | ||
33 34の出口の手前に休憩所あり。沢の中にも格好の腰掛石あり・・。火照ったアンヨをひやします。「キッモチ・エエーッ!」 | 34 「水源の森」施設内に出て山行終了・・ 「ご満足!」でした。 |
あとがき 俺にとっては「魔のG/W・・」。仕事にならず、字の赤い日は全て休み。生活費稼げない! 反面、仕事が嫌いな俺には天国!山に畑に・・パソコンに・・。思いっきり出来ようというものだ。 もう一つのG/Wの嫌なところ。西丹沢、道志の奥、宮ヶ瀬の奥、ヤビツ峠の奥・・いずれも「魔のパニック」に なり兼ねない。秘かに好地点に近づくにはどうすべきか?・・。寄大橋より侵入する分には退却も容易である。 この山域にも課題は沢山あって困らない。メーン・イベントは未知のルート、水棚沢左岸尾根である。 雨山峠〜秦野峠間の「雨山山稜?」。南面に下りる尾根。今日これが出来て4本達成出来たのだ。 「峠のむこうへ」さんの「カヤノキダナ沢の頭から鍋割山北稜」は素晴しい。 俺もこれをジックリと読ませてもらい少しお利口になった・・。 まだ解明されない疑問点がいくつかあるが、古の事ゆえ仕方がない。 コシバ沢、オガラ沢、カヤノキダナ沢(鉄砲沢)、無名ノ沢、オツボ沢・・。課題である。 |
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オガラ沢乗越の検証 (作成中) 峠のむこうへさん、dnさんの記述を元に自分勝手に作成しています。 名称などが混乱しているのを御承知おき下さい。 あくまでも勝手な作成です。何の意味も保証もありません。 オレンジ実線、自分の歩いたルート。黄実線と赤線をdnさんが歩かれたと思われる。 |
余計なアルバムです |
A 寄沢本流。上高地・梓川かと思ってしまった! 左手の尾根に取り付く。 | B 最初の植林地の急登が終わり眩しい自然林の尾根となる。 | ||
C 奥にシダンゴ連峰、中は滝郷沢右岸尾根。 | D 「雨山頂上」の道標の所から檜岳を見る。奥に伊勢沢ノ頭。 | ||
E 尾根道との合流点のイタズラ書き。 | F 逆方向を見ている。左手の沢状を向こうから上って来た。右手の道が雨山峠に行く道。 | ||
G 無名ノ頭そばにあった無名ノピーク。 | H 尾根から北側を見れば蛭ヶ岳が見える。 | ||
I 鍋割峠を背にして小尾根を下ったところ。このまま下ればカヤノキ棚沢となるのかな?右手にトラバースの開始・・。 | J 久しぶりに出会ったヤマウツボ。昔は花に夢中だったが、今はヤブ尾根か・・、何の因果か・・トホホです! | ||
K 逆を見ている。正面から柵に入りこちらに来る。右手に道がある。いずれ上ってみたい。 | L 後沢沿いの道をボランティア林へと入り作業道の方へ進むとここへ来る。中ノ沢径路を思わせるベリグーのところなり・・。 |