NO97 法行沢ー織戸峠 |
2007、03、10 単独 トップヘ |
今日のこの二枚。上は法行沢3m幅広の滝。下は椿丸の横に並ぶ「大五郎ピーク」(仮) |
ヘルは落石・転落、ヤブ突入時の頭部保護。ピッケルはザレ地横断時、 急傾斜地に於ける救いの手であり、獣と格闘時の武器でもあります・・(笑)。 |
GPS軌跡、加筆あり。(国土地理院の地図を転用しました) |
春到来である。お彼岸も直ぐそこだ・・。春は明るく、花が咲き楽しい・・。ミツマタが咲き、 ダンコウバイ、キブシが咲き始まった。春うらら・・俺の頭の中も一年中春うららである。 |
憧れの、かつ恐怖の法行沢。入ってみたい・・。そして富士見・織戸峠のコースに繋げてみたい。 闇雲に突入は良くない。いつもの先人のHPを研究する。何とかなりそうだ・・。 |
浅瀬9:20ー中法行橋11:30ー富士見・織戸峠コース合流12:30ー織戸峠13:10 |
椿丸13:50ー隈沢15:20ー取水堰ー林道16:20ー浅瀬着17:00 |
1 振り返り見る浅瀬。久しぶりだ・・。 | 2 キブシが咲き始まった。 | ||
3 ここまでは何回も記述しているので省略。中法行橋に着く。間伐材の積み出しをしている。この右手強引に沢へ降りる。 | 4 降りた法行沢。綺麗だ!藪も無くスッキリしている。 | ||
5 左手少し上ってみると道型がある。 | 6 小滝を巻き進む。 | ||
7 極上の雰囲気に俺は痺れっ放し・・。 | 8 穏やかな流れ。 | ||
9 小沢の流入。 | 10 エンテイ出現。 | ||
11 源流域の様相。 | 12 いよいよか・・。 | ||
13 出ました!富士見・織戸峠コースに合流です・・。ここで至福のランチ。 | 14 何回目だろう?織戸峠。 | ||
15 「峠のむこうへ」さんオッスー!(墨入れメンテナンス完了) | 16 何だ!落書きしちゃ〜イカンッ! | ||
17 権現山(世附)と右手の真ん中は830m。 | 18 中央上の奥に椿丸。ここのヤブ漕ぎが楽しい。 | ||
19 ここも何回か来ているがその都度写真を撮り揚げてしまう・・。 | 20 大栂と奥に菰釣山。 | ||
21 また来ました!(ここにもそろそろオニューが欲しいナ・・) | 22 真南に降りていきます。 | ||
23 アレッ!マーキングだ。 | 24 ピークを目の前にして巻いている獣道へ進んでみる。(徒労に終わった) | ||
25 右下に沢が近い。今なら楽に降りれるが・・。欲張って先に進むと・・。 | 26 yamanokoのY−Kさんが言っていた通り先端はガケであった。 | ||
27 沢に降り上流を見たところ。前回来た時は右手に入り左の尾根へと登った。 | 28 下流を見たところ。右手の崖地を降りるのを止めたのだ。 | ||
29 のんびりと沢を下ってきた。取水堰に着く。 | 30 山中の施設にビックリするネ。 | ||
31 お陰で巡視路をご利用させていただけます!。(感謝!) | 32 山神峠に繋ぐ尾根に合流し、最後の尾根漫歩を楽しむ。 | ||
33 「コンチワーッ」 (ネットの泊まった事のある人の話が聞きたいものだ・・) |
34 敷板が更新され安心、気分最高!。 | ||
35 吊り橋下の好釣り場。 | 36 賑やかにあった通行禁止の札は今は何も無い。 | ||
37 「夕滝」。しかし高いなぁ・・。夕日にはまだ早い。 | 38 いつの間に立派な標識と滝見台ベンチもある。浅瀬まではあと僅か・・。のんびり戻りました。 |
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あとがき 中法行橋は「地図読み山行」の時Y−Kさんと通ったのだ。あの時も楽しい山行であった。3の写真にある様に間伐材の積み出し をしている。関わりを持たない様に橋の手前右下に強引に下りてしまう。下りた沢が綺麗でビックリする。 魅惑の法行沢。沢はいずれも恐い。ここはどうなる事やら・・。HP先人による道を探す。分けなく見つかる。崩れもあるが大半利用できる。 小滝が可愛い・・。沢相が良い。いうなれば美人の沢だね!。滑、小滝、河原と織り交ぜながら続く極上の沢遡行。 803mを正面にして沢が大きく左手に曲がる。雰囲気からして前回のコースに合流近いことが伺い知れる。左手に見覚えのある平地が あった。遂にやったぞ!・・。思い描いていたコースを出来たのだ・・。感慨ひとしおである。至福のランチとする。 織戸峠。3回目の訪問になるかな。今回は一発で「峠のむこうへ」さんの看板が見つかった。これが何で見えなかったんだろう・・? 下山ルートはいろいろ取れるが前回隈沢より登った尾根のコースを逆に下降としてみることにする。果たして・・・?。尾根は一回、 二回とやはり分岐する。生意気心が頭をもたげ、右手の未知尾根へと下降していく。 Y−Kさんの仰る通り崖に出てしまった。ロープを出したが慣れないことをしてドジルより戻って安全地より下降した方がいいだろう・・と 少し登り返してから戻って崖でないところから降りた。 西丹沢のこんな秘境を徘徊しているなんて、本当に自分自身信じられないようだ・・。前は臆病で仕方が無かったくせに。 S−OKさんの「誰も知らない丹沢」。あれがいけない!。あれで俺の人生が(山の)狂ってしまったのだ・・。 長い林道歩き。未知の沢遡行。未知尾根の登・下降。笹漕ぎ、ヤブ漕ぎ。自分には縁の無い世界だと言い聞かせていたのだ。 ところが今はどうだ・・!。全く逆ではないか。 富士見峠。803m。法行沢横断。織戸峠。椿丸・・・・。教科書がなければ行かれたものではありません。 織戸峠から上った910mからの展望→二本杉峠。椿丸からの展望→大栂。正にここに至った者だけに与えられるご褒美で ありましょう・・。 いつにおいてもS−OKさんへの感謝の気持ちは忘れてはおりません。ネット上のお付き合い下さっている方々にも感謝の気持ちも 当然です。いつも喜びをかみ締めながら歩いております。 これを作成途中に寄り道して「yamanoko」を覗いたら、Y−Kさんが東丸を登られた。しかも切通沢橋からだ!。 金山第一歩道というのか古道の探索がてららしい。俺が前回登った尾根の半ばで合流しているのだ・・。 Y−Kさんも記述されていた。ここら辺りがM−Kの記述と一緒の処だろう・・。 (私のページの中、NO17の写真のところを登り切った場所がこの辺りだったのかな・・) Y−Kさん。どうです?!・・。同一の場所なのです。Y−Kさんの写真のコピーではありませんよ。 (この写真は本文中に掲げてはいないのでY−Kさんは今始めて見たのです)。私もビックリしました。 (URLをクリックしていただくと「yamanoko」の東丸のページです。http://www.geocities.jp/yamanokoyk/nisimaru.html その中に正にこの場所をY-Kさんも撮られているのです) ネット上のお友達とこんなにして楽しくお付き合い出来るのは本当に楽しい。 法行沢も隈沢も自在に歩かれているdnさんの記述も参考にさせていただいた。だから安心も出来るのです。 内緒ですが、ここだけの話ですが・・。両沢を歩いても足を水に一回も浸けてないのです!邪道の極みでしょうか? ヤッタネ!でありました・・。 |