NO96 小丸北尾根ー鍋割山

2007、03、03 単独
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今日のこの一枚
初めて来た鍋割沢の河原です。小丸北尾根を下りここに出たのです。

GPS軌跡(加筆)

「俺の山紀行」の「ヤブ尾根推薦コース」。そのトップをかざる「本沢・ミズヒ沢界尾根」。
前回はミズヒ大滝から尾根に上ったのでした。本沢右岸の取り付きからを
「yamanoko」のY−Kさんが「
ミズヒ沢左岸尾根〜鍋割山」(06’12、24)で
歩いて下さったのです。私もここは行って見なければなりません。
二俣9,10ーミズヒ沢・本沢界尾根ー登山道12,10ー小丸北尾根ー
鍋割沢13,35ー尊仏ノ土平ーオガラ沢出合14,00ーコシバ沢左岸尾根ー
鍋割山16,00ー後沢乗越ー栗ノ木洞ー二俣17,20

1 二俣です。 2 今年の3/1〜8/31まで、この先の林道は通行止めと書いてあります。小丸尾根には上れるそうです。
3 本沢を渡るところ。左手の植林地に取り付く→ 4 道なし、急登。
5 急登をこなすとこの尾根となる。 6 ルンルンの自然林尾根の始まり。
7 ロケーションはいいが道は無く急登である。 8 何とも云えない○秘のポイント。928m・・。
9 崩壊地上のヤセ尾根(逆方向)。 10 西隣には鍋割山へと登る尾根。
11 尾根も最上部に至りこんな場面も・・。 12 登山道に合流です。向こうは小丸。
13 12をもう少し上った何でもないところ。ここ北側に突入してゆく。 14 始めはこんな尾根。
15 古マーク! 16 尾根光景。
17 展望。中央奥が蛭ヶ岳かな。 18 右手下へ擂鉢みたいだ。崩壊面を手当てしてある。
19 尾根光景。 20 遂にそこに河原。
21 20の写真の先に「今日のこの一枚」が来て、これはその先の「尊仏ノ土平」らしい。 22 この標識が立つ。ユーシンへ3,5キロもある!
23 振り返り見る鍋割沢。ピークは大丸だろう。 24 23の少し下流。これは箒杉沢。見るからに奥が深そう・・。
25 オガラ沢出合いに着いた。前回は向こうよりここに出てきたのだ。 26 尾根に取り付く手前にこの看板。
27 極上の尾根。 28 沢・尾根コースの分岐点。(沢を登りたかったが14時過ぎだったので止めたのだ・・)
29 前回紹介したので尾根コースは省略。鍋割山に着く。小屋へ・・(「ホットコーヒー下さい!」)草野さんより親しくお話をいただく・・。(マルガヤ尾根がそう・・) 30 下る途中の右手に測量用具!
「スワッ!ロープウェイかモノレールか?」(間伐伐採地の測量らしい・・)
31 冒頭の通行止めの事。二俣〜後沢乗越間。 32 予定ある方はこちらにご確認下さい。
33 崩壊進み立派になった後沢乗越。 34 33の左手。この下にある後沢を入り二俣の中間尾根を上るとここに出るという・・。これも課題だな〜。
35 登り返しがきつかった!大倉方面へ50分。もう少しで暗くなるぞ・・。 36 辛うじて間に合った!(17:40)左手は上秦野林道。正面進むと勘七橋。車まで5分か。(ヘロヘロザマス!)

トップ 丹沢

あとがき 課題の一つ、鍋割山稜からの鍋割沢方面への尾根下降。いよいよヤルべき時が来た。本沢の右岸から取り付くルートを
Y−Kさんが登って下さった。推薦コースに掲げた俺としてはここからも登らない訳にはいかない。Y−Kさんの記述を読んだから
楽勝なことは知っている。余裕で登れました(Y−Kさんありがとうございました)
最初の植林地だけで後は植林が無い。本当に極上の尾根が続く・・。928mは○秘のポイントだね、スバラシイ!
しかし、道の無い急傾斜には違い無い。大勢の人がドサドサ歩いたら問題発生となるだろうナァ〜・・。単純な俺だが少し悩む・・。
小丸北尾根の入口。マークなし。冬木立、見通しは利く。地形図、GPS・・。OK!レッツゴー・・。行く手を遮るものなし・・。
dnさんが仰っていた「小丸歩道」僅かな場所で面影があるような無いような・・。
右手鍋割沢へ大きく崩壊している場所の上。極上の休憩地ナリ。ここで至福のランチ・・。
奥の中央は不動ノ峰か。中央右手に上る尾根は塔ノ岳への尾根か。
鍋割沢、箒杉沢の石の海原! 凄い光景ナリ。塔ノ岳へのここからの登山口を始めて確認した。「尊仏の土平」はここだろうと云う所を
確認した。収穫、収穫・・。オガラ沢出合いに着いたが14時を回っている。臆病風が吹いてくる・・。崩壊地の四つん這いの登りが頭を
かすめる。ヤメヨウ!ドジればビバークになる・・。おとなしく前回降りた尾根コースの登りへと取り付きました。
草野さんのお顔がまた見れた。ご機嫌も良くお話を伺えた・・。ミズヒ沢・本沢界尾根を「あれはマルガヤというんだってよ・・」と
教えて下さった。「清兵衛ノ沢の大滝を見てみな・・いいよ!」とも言ってもらった。ありがとうございました。(コーヒー美味しかった!)
後沢乗越に降りてゆく途中ボッカさんに会う。ご苦労様です・・。凄いナァ・・。ステッキも使わない。バカな俺は発言した。
「あの測量はモノレールでも出来るんですかね?」「違う!間伐のものだよ!」
乗越からの栗ノ木洞への登り返しにヒィヒィ・・。17:10になる。もう少しで暗くなるぞ・・。ワッセ、ワッセ・・、ヒィヒィ・・。
途中2回休みをいれ始めての道を下降していく・・。薄暗くなりかけの林道に降りつき無事の生還を喜びました。