NO95 東丸 (2) |
2007、02、25 単独 |
トップヘ 山行一覧表ヘ |
今日のこの一枚 | |
春さんが「送電鉄塔物語」の再編集をして下さった。S−OKさんが それをweb 化してHP上で一つの読み物として読めるようにして下さった。 |
|
今回の山行は
|
GPS軌跡(国土地理院の地図を転用しました) |
この山行には上記の課題の他にもう二つの課題を含んでいたのです。
一つは「青空に雲が光る」のba-sobuさまよりいただいたコメントの中、 <西丹沢の高指山から切通沢橋まで下る途中の送電塔台地から北を眺めると カヤトの尾根が見えます。そのモコモコに惹かれて、切通沢橋から登ってみました。 東丸と西丸の中間に出ます。このカヤトと 栂の大木群が忘れられません。> といただいたのです。これはやるしかありません。 もう一つはHP「yamanoko」のY−Kさんが歩かれた 高指山・西群馬幹線・佐久間東幹線とその2にある光景を私も見たくなったのです。 |
三国峠ー林道ー丸尾山ー支尾根下降ー大棚沢ー支尾根ー東丸北西鞍部 |
8:30 10:15 11:30 12:50 |
東丸ー東丸南尾根下降ー大棚沢ー切通沢橋ー丸尾山尾根ー林道ー三国峠 |
13:15 14:10 16:00 17:20 |
トップへ 丹沢へ 地図上丹沢へ |
1 明神峠と三国峠の間の好展望地。秘境西丹沢の奥地が一望だ。 | 2 三国峠のゲートを入り林道を歩いていく。(逆) | ||
3 林道途中は省略して、いよいよ目の前に丸尾山の尾根が近づく。 | 4 3より三ノ沢の源頭を大きく北へ回りこみ、遂に丸尾山への尾根に着いた。 | ||
5 ここはさしずめ「丸尾山スカイライン」であろう・・。 | 6 5の先「伝家の宝刀」にて未知尾根下降へと突入! | ||
7 隣の北西方向にはY−Kさんが歩かれた「高指尾根」と鉄塔が直ぐそこだ。 | 8 マズイゾ!どうなる事やら・・。(この後尾根は右手に曲がりヤブは免れる) | ||
9 極上の尾根を下降続けるとこの場面。目指す東丸と鞍部。中央に登っていこうとする尾根が一望である。 | 10 直ぐ右手下に小沢出現。(水あり補給) | ||
11 尾根をもう少し下ると左手下に本流。これより笹を分ける。 | 12 ここに降り立つ。(逆)未知沢への下降点としてはベリグーだ。 | ||
13 大棚沢と林道に上る左岸の取り付き点。(笹を掴み15m位急傾斜を登る) | 14 先ずは序盤の冒険達成! | ||
15 ba-sobuさま推奨の尾根かどうか今一不安だが「イケッ!」とばかりにケモノ道をよじ登る。 | 16 9の写真、中央の尾根を登っている。左手後方を見た光景。鉄砲木ノ頭があんなに遠い。 | ||
17 登る尾根光景。 | 18 同じく。植林切れて自然林となった。 | ||
19 左手下より径路らしきと合流する。今までとは一変して径路となった。 | 20 右手、東丸が直ぐそこに立っている。 | ||
21、石積みの径路が崩れている。小沢の源頭部をトラバースして回り込む。 | 22 着いたここは東丸手前の鞍部だ。2回目の訪問だね!。これもオリコウはしないだろう・・。正面にさっき登っていた尾根。 | ||
23 22よりチョコッと登れば直ぐ頂上・・なんて簡単にはいかない。 | 24 13:10遂に東丸頂上。 | ||
25 「峠屋」さんの看板とチョット字が違う!。 加油!・・分からんナ・・。(3/9加筆、「お山の散歩」さんよりこの意味が分かった。ありがとうございました。最近の山行→西丸・東丸→と見てください) | 26 水ノ木へと向かうカヤトの稜線。見た目はキレイだが実は辛い・・。切り株、イバラ、目を突く、ダニの巣窟、視界を奪う・・といいことナシ! | ||
27 「オットーッ!こっちもダー」 | 28 第一カヤト帯を抜けウソみたいにスッキリ!。どっちへ・・? | ||
29 「葵の御紋」ならぬGPSを必死に振りかざし方向を伺いながら下降していく。今第二カヤト帯を抜けたところ。 | 30 急傾斜の植林地を下降してきた。ようやく緩みホッとする。 | ||
31 「ヤッタゾ!林道だ」。最早危険地はありません。 | 32 ヨタヨタしながら戻ります。 |
トップへ | 丹沢へ | 地図上丹沢へ |
あとがき 「送電鉄塔物語」が完成し、俺はうれしい。尾根に立つ巨大な送電鉄塔。丹沢始め多摩、秩父、御坂、・・この辺りは どこに行っても山中にて送電鉄塔と出会うのだ。大電力を消費する首都圏に居住していれば、それを賄う送電線が縦横に 走っているのは当然であり至る所で目にする。山中で出会う巨大送電鉄塔と送電線。これは一つの芸術、美でもあるのだ・・。 好展望地の送電鉄塔基部で憩う時、至福の一時でもあるのだ・・。渡る風、見晴るかす展望にストレスなど吹っ飛ぼうというものだ・・。 その時にフッと春さんの電力講座が頭に浮かぶ。俺はいつも一人だがY−Kさん仰るように側に人でもいればチョットだけウンチクを 垂れてみたくもなるというものだ・・。 春さんとS−OKさんには大変な労を煩わせてしまった。本当にどうもありがとうございました。これを折りある度に読ませて いただきます。そして、いつもそこに置き良き友とさせていただきます。 |
三国林道というのだろうか?俺は初めて歩くのだ。林道が水平に付いているのかと思ったら大間違い。丸尾山の尾根に向かって どんどん下ってゆく。(と云う事は戻りはず〜っとのぼり!、疲れた足に効くだろうナ・・) 右手に広がる西丹沢の広大な領域を 眺めながら歩けば歩は軽い。一ノ沢、二ノ沢、三ノ沢・・。 丸尾山スカイラインを爆歩?してゆく。目論んだ未知尾根下降・・。(「知らないよ・・その内泣きをみるゾ・・」) 伝家の宝刀「GPS」が頼りです。最初ブナの極上尾根、中ヒヤリ、ヤブ出現。ヒラリッと交わして後半は又極上尾根。最後僅か笹。 ba-sobuさまのお告げの極上尾根に挑戦!。あの「大滝峠〜信玄平」の大○○コースをヤルお方だ。半端なもんじゃない・・。 俺もそれなりの覚悟をして挑むのだ。 尾根の上部で左手より古道らしき径路と合流。その先には石積みの歩道跡。(後で見たのだがこれぞY−Kさん記述の金山歩道?) (追加・dnさんよりコメントいただく。どうやら同じところを歩いていたみたいだ。「金山第一歩道」。鞍部の向こうに繋いであるのが 「金山第二歩道」・・とか。素人の俺はただ闇雲に歩きまわる・・。理論の上に立って行動されている人・・素晴しい!) 「05’04,17、東丸〜水ノ木」に次いで2回目の訪問になる、東丸北側鞍部と東丸。 ba-sobuさま言われる極上の尾根は外して しまった気がするナァ・・。いずれは切通沢橋上流の尾根から上ってみよう。 東丸頂上。テープの巻かれた木。書き込んである文字。前には無かった木片の看板。いずれも懐かしいし、楽しい。ここも正に秘境なり。 頂上から南へ急降下僅か。カヤトの尾根が左右に分かれている。南へ直進が今日降りた未知の尾根。東方向に分かれていくのが S−OKさん、「わが丹沢山塊」さんも歩かれている水ノ木へ下降の尾根である。 |
||||||||||||
核心部の拡大図(詳細解説は止めます) | ||||||||||||
|
||||||||||||
|