NO86 ヘイソ沢ー林道秦野峠 |
2006、12、31 単独 |
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今日のこの一枚 |
ヘイソ沢沿いの沢歩きに入り第5エンテイの上でこの滝に出会う。 岩に囲まれ大伽藍のようである。人のいない山中でこんな場面に出会う。 このワクワク・ドキドキはたまらない・・。(俺はヤッパリ病気だろうか?) |
コース概念図(国土地理院の地図を転用しました) |
八丁ー林道屈曲点ーヘイソ沢ー第8エンテイー秦野峠林道ー林道秦野峠 |
8:00 10:40 11:10 |
あらか沢橋ー登山道ー秦野峠ー868p−ブッツェ峠ートラバース道ー687pー八丁 |
11:45 13:05 14:00 14:45 |
第8エンテイまで進んだ。第8エンテイをクリヤーして先へ進もうとしたその時 「ワンワン・バンバーン!」前方に轟いたのです・・。今日は誤射対策に黄ヘルメット着用です。 最早前進の気持ちは無くなり林道より秦野峠に向かいました。 |
アクシデントは何時・何処で発生するか分からない。対応策は取っていても危険は避けたい。 猟の中へ突入するのは止めた。他に道があるから・・。 |
前回の山行で秦野峠で頭をひねってしまった。それで今度明らかにしたいと 言ったのでした。半分は分かって後は?でした。 |
日影山東面を巻くトラバース道。入口はキレイだ2回見ている。今日は挑戦した・・。 この為にピッケルも持った。恐ろしい?場面だった。「イケル!」と判断は下った。 恐怖?の場面は2回、3回、・・。ピッケルの先端が一瞬の体重移動を力強く支えてくれる。 |
結果的には今日が俺の命日にならずに済みましたが危ないところでした。 しばらくはアレはやりたくないです。(このコースは私のレベルでは止めましょう) |
687p方面もお勧めはできませんネ!。チャレンジさんにはGOODでしょう・・。 |
1 八丁のここにP。 | 2 右の道は止めた方がいいらしい。左の林道を歩いても下からワンワン吠えられる。俺は全く意に介さない。 | ||
3 以前に下りた沢の地点も過ぎ林道の屈曲点にきた。正面の沢沿いから皆瀬川がヘイソ沢となるらしい。 | 4 驚き!右岸に石積みの道がある。 | ||
5 ナメ小滝・・。よい雰囲気である。 | 6 この橋をバランスで渡り今度は左岸をいく。 | ||
7 高い!第1エンテイらしい。 | 8 トラロープに掴まりよじ登る。 | ||
9 上ったエンテイの上から覗く。恐〜い。 | 10 上流はのどかな河原が広がる。 | ||
11 第2〜4エンテイは問題なくクリヤーし二段の第5エンテイに来た。 | 12 ここは手強い・・。トラロープが誘導してくれる。 | ||
13 第5エンテイの直ぐ先の右岸にこの滝があった。よいロケーションの中に美滝である。ここは俺の○秘ポイントに加わった。 | 14 第6エンテイだ。下にナメ美滝を持つ。右手の檜林より上に抜ける。 | ||
15 第7エンテイ。左手の林より大きめに巻く。 | 16 次に来た第8エンテイ。この先で鉄砲の音・・。 | ||
17 猟の中へ入るのは止め上にある林道に登る。 | 18 上った秦野峠林道。ここは林道が大きくS字を書くところ。先に見える峠が遠くはない。 | ||
19 林道秦野峠。昔から何回も立ったポイントである。ここの左手には昔からの「秦野峠」を指す標識が立っている。それに入らず・・。 | 20 林道を寄沢の方へ下る。あらか沢橋。中央に見える小尾根に取り付く。(道や案内があるのではない) | ||
21 手入れされたばかりの急尾根を登っていく。 | 22 趣のある秦野峠に到着。 | ||
23 前回の日影山〜伊勢沢ノ頭の時、そこに立ってこのポイントを撮ったのです。 | 24 エアリア見ると868pでクルッと巻いています。それがここです。右下へ下りると23の写真の左手となる。 | ||
25 868ピーク。後が24の写真。前に進むと・・。 | 26 この展望。遮られて見えないが林道秦野峠は右手下の方だ。左手前方にシダンゴ山へ繋ぐ林道や山並みが見える。 | ||
27 ブッツェ峠に到着です。ここの展望は素晴しい。この左手は丹沢湖方面がよく見える。 | 28 チャレンジコースの入口です。右手に登って行けば日影山東側の急登。 |
29 早速の出現です。左手下の方へガレはヅーッと落ちています。一瞬たじろぎます。 | |
30 振り返って撮影。突刺すピッケルの先が一瞬の体重移動を支えてくれます。 このコースは当然これを予測していました。体制、心の準備は出来ていたのです。ですからやりました。そうでなければ引き返しました。当然・・。進むべき方向に一切のフミアト無く流れた斜面がムキダシであればこれも止めました。 29、30の二枚の写真。敢えて掲げました。ここを通過したのは「恥」であります。素人の山歩きでこれをやるべきではありません。これ以後私はこんなルートは極力避けます。急斜面のトラバース道(特に登山道ではないルート)はまずこうなっています。 |
31 命がけのところはひとまず終わりました。ヤレヤレ・・です。こんな仕掛けで出て来た柵を越えていきます。(逆) | 32 ここはこんなにハッキリしていますが、この先は甘くはありません。(必死のRF、687ピークが好目標で下に見える) | ||
33 下りてきたらシカ柵の交錯。 | 34 RF成功!新秦野線26号鉄塔に着いた。まだ先はあるがここまで来れば着いたも同然・・。 | ||
35 西方向を見る。右手上は772mピークであろうか。 | 36 新秦野線26号鉄塔。 | ||
37 ハッキリした道を下り階段にて林道へ・・。 | 38 下りた先に歩行者はこちらへの看板!ベリグー・・。 | ||
39 山間の集落近くに下りると良くこの光景。作らなくなった茶畑。 | 40 山を降りた所に愛車が待機なんて!俺の山人生の中で始めてかも・・。 |
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あとがき ヘイソ沢の沢の部、秦野峠の探索、トラバースルートの挑戦、未知尾根下降の挑戦・・。内容盛だくさんではありました。満足のいくものでしたがトラバースはやはり危険でした。これに懲りて「廃・大滝峠ルート」、「山神峠〜雨山橋間ルート」などやりません。
秦野峠近辺の探索。実際に歩き納得しました。あらか沢より尾根に出たところ。フミアトあるも正規の道とは思えなかった。左手南東方向に下りる道は林道秦野 峠に向かう道には思えなかった。(よってこの道は?) 右手に尾根上を北へ進み(右手よりの旧道に注意を払うも不明だった) P1086mの斜面に 当り左手、西方向に巻き上っていく。まもなく標識の立つ秦野峠にでた。右手に登っていく道へは「雨山峠4,8Km」とあった。写真22の西方向は「シダン ゴ山2,9Km」とあった。 標識の立つ秦野峠の先、地形図の破線の道に注意したが不明であった。(沢とトラバースの形の道ゆえ既に使われずに消えたのであろうか) 写真23の鞍部に出た。前回のルートとドッキングしうれしい!。1086mよりの下降ルートは2本ある形なのだ。確かに1086m上部では標識なくフミア トが曖昧になっており前回俺の登ったルートの方がハッキリと付いていた。(途中で何人にも出会ったので、正規の道でないのに何で?と思ったのです)(今考 えてみれば道は正しく無くも確かにシダンゴ山へと向かうにはショートカットではあるのでした) 写真24のヤセ尾根に上ったところには正規の標識がほしいところです。エアリアで丸く左カーブに書いてあるところです。 ピーク687mへの未知尾根下降は簡単でもありませんでした。ハッキリした好目標687mが良く見えていたので良かった。(ルートは不明となる)シカ柵が 交錯しどっちへ?となる。右手大分下に神縄林道見えるも焦って下るのは良くない。尾根筋を通す・・。687m手前でフミアトは西側を巻いていく。辿ったら 殆ど一周した感じで巻いた。(フミアト不鮮明)(後で地図で見るとほぼ半周か) |
余計なアルバムです。お暇な人だけよろしかったら見てください。 |
A ヘイソ沢沿いに入って間もなく左手より小沢が入る。奥を覗くとかなり立派な滝が落ちていた。 | B 第7エンテイを左手より越えるところ。取り付きにこの謎のペイント? | ||
C ここは第7エンテイの上。左手横はエンテイの上である。正面の上部から巻いた後下りたのだが手前に転がっている木を掴んだ為・・。 (・・・・) | D 上った林道。バン・バーン!の人達のものであろう。 | ||
E ヤセ尾根上の868mピーク。この先は下って林道秦野峠に続いているようだ。 | F ブッツェ峠に向かっているところ。読み取り920mピーク辺り。このピンクテープは若しかしてM・Kの仕業でナイカイ! | ||
G 眺望雄大。法面の上に来た。バックは日影山だネ。 | H 26号鉄塔より秦野峠方面を見たところ。 | ||
I 前のHより林道に下りたところ。奥へ続いている方を見た。 | J 歩行者用通路に入るとこの標識。これはクラミ沢の時と同じ作りだネ。ありがたい事です。感謝、感謝・・。 |