NO85 日影山ー伊勢沢ノ頭ー山神峠

2006、12、24 単独
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今日のこの一枚

コース概念図(国土地理院の地図を転用しました)
12月の24日ではもしかして収めの山行になるかも知れない・・。
可愛らしいものであり迫力に欠ける嫌いがあるが、自分にはお似合いであろう。
「2006、01、26・日影山」 において日影山より下降の時、ケボ沢の右岸尾根を
歩いたのです。その時非常に良い印象を受けました。再度、今度は登ってみたかったのです。
玄倉ー日影山ーブッツェ峠ー秦野峠ー伊勢沢ノ頭ー山神峠ー蕗平橋ー玄倉
        8:15 10:30                13:20   14:00      15:40

1、玄倉の「丹沢湖ビジターセンター」の角を秦野峠の方に入ると直ぐにこのPがある。 2、少し戻り、ビジターセンター裏の山に入るとハッキリ道がある。(図書室裏・逆方向)
3、2の先は道を辿り梅林の横を経て植林地に分け入る。どこでも歩けるので左手よりに上へ上へ。 4、すり鉢状の上に上がり右手下を見れば丹沢湖だ・・。
5、前半の登りの本番であり、いろんな場面を見ながらひたすら登る。道としては全く無い。いつもの杭は何種類も続いて打ってある。 6、迷いようも無い、ヤブ、雑木も無い気持ちの良い尾根を登ってゆく。左手奥の方に伊勢沢ノ頭かナ・・。
7、尾根の中間は実に気分の良い自然林の尾根である。 8、7が終了しここだけ僅かに下がる鞍部状となる。
9、尾根光景。 10、尾根光景。
11、遂に柵、脚立登場。 12、最後の植林地に入り詰めである。(ここよりまともに上に向かわず、仕事道にアッチに入り、コッチに入り遊んだのです・・)
13、遊び1。東方向へ。仕事道は先で下りてゆく。直進は自然林の急斜面をトラバース(アブナイ・アブナイ・・) 14、上に向かわず仕事道らしきを今度は南西方向へ・・。(この先、772pに向かう稜線に出た。そこより左手、頂上へ)
15、ヤブレ柵に架かる手製の札。文字が消え白板になっていたので墨を入れた。
(OK!・GOOD)   広く平らに樹林に覆われた頂上でありここが・・の場所がナイ。
16、ヤブレ柵の東の端。正面、北西方向に向かっていけばケボ沢右岸尾根となる。(道、マークなし。ヤブ無しも最初にRF必要。今登って来た尾根である)
17、日影山東端より石棚山方面を見る。 18、急坂を下り、ブッツェ峠に出た。横断して向こうの階段を上がっていく。(前回、林道の新秦野峠から林道歩きで右手から来てこちらに入った)
19、18を上がって崩壊地上の好展望地。トップの写真はここからです。 20、トップの写真とセットで、これはトップの右側。足元に見える黒い平らは、林道上の大擁壁の上端なのだ。前に進むと恐ろしい・・。
21、この辺は穏やかな尾根漫歩。 22、序々に怪しくなって来た。2001発行のエアリアには「ヤブ深し」とあるのだ。
23、キタ・キタ・・。しかし道の分は刈られている!。ラッキー。 24、行く手に1086pが聳え立っている。
25、ヤセ尾根となり足元に崩壊が迫る。 26、標識、地形。分かり難いところだ。
27、伊勢沢ノ頭への標識はない。フミアトや境界杭はある。 28、良いロケーションの中急登していく。展望地で至福のランチ・・。
29、ビックリこの山中で何人もの人に会った。アレが伊勢沢ノ頭だろう・・。 30、道がカクッと折れている。標識があると云う事は、今辿って来た道は正規のルートだったの・・?
31、伊勢沢ノ頭。細長い平坦な山頂だ。大分昔に訪問したことがある。 32、31の先にこの札があった。分岐点だネ。(これも墨入れ)
33、ブナの生える気持ちの良い尾根道。 34、エーッ!
35、これの資材運搬だったのでしょう。山の斜面がきれいに整理されていました。 36、「ヌヌッ、コレワッ!」 囚人服に囲まれた!。芸の細かい俺だがこれには参った・・。
37、真ん中が日影山かナ。 38、下降の?のところに、手製の案内。
39、下降尾根。 40、2回目の訪問です。ここは「サンジントウゲ」というらしい。
41、径路の崩壊。 42、径路。
43、遂に林道に出た。橋は「蕗平橋」 44、ご満足の心で林道歩き・・。山旅の終わりです。

あとがき 日影山に遊びそこそこに辺りから降りてしまえば、それは楽チンの山遊びとなる。そんな事をしていたら「石のツブテ」が飛ん で来ようというものだ・・。ブッツェ峠〜秦野峠間・・。以前S−OKさんの記述を読んだ。柵沿いにヤブひどく・・ルート分かり難く・・最悪・・のイメージ であった。(俺は近づくマイゾと思ったのでした) 今日逆に進んでも楽な訳がありません。覚悟をしての挑戦です・・。(笹ヤブの刈払いがなされてありベリ グーだった。ハッピー!) 
ブッツェ峠(秦野峠林道が日影山の東側で尾根を乗越すところ)の東側、階段を上がる。少しカヤを分ける。急登が終わると林道の法面(のりめん)整備の上に 出る。トップの「今日のこの一枚」のところです。この展望の素晴しさ・・!申し分ない。前穂の頂上より穂高連峰を見る場面に比べればヤヤ劣るが、俺には殆 ど同等に感じられるのだ・・。


秦野峠の記憶は定かでない。林道にある「新秦野峠」は当たり前だがスッキリしていて分かり易い。秦野峠辺りは地形と道が分かり難い・・。いずれの課題とし て俺の宿題としよう。ハッキリと明らかにするのだ・・。伊勢沢ノ頭から新秦野峠に下降するとしたらかなり分かり難いと思う。
標識のところに26の写真のポールがある。伊勢沢ノ頭の方へは案内がない。

秦野峠〜伊勢沢ノ頭間で6組8人に出会った。珍しい事であった。(熊でなくて良かった!)
伊勢沢ノ頭〜山神峠間。悪場も無く道も大半明瞭であった。登るも下るも良い雰囲気であった。囚人服にはビックリした。あそこにモノレールを見るとは・・。これにもビックリした。(あそこでは直ぐに撤去するのかナァ・・?)

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余計なアルバムです。お暇な人だけ御覧ください。
A 平らな日影山の頂上。 B ここには標石がある。だからここが頂上かな。
C 左手の奥が伊勢沢ノ頭か・・。まだ遠くて高い。トホホ・・。 D 林道のブッツェ峠。この左手からの展望も良い。
E 標識の立つ処。この右手下へ下りて行って秦野峠となるらしい。 F 1086pに向かう登り。
G 何もない1086ピーク。案内も無く進む方向がやや不明・・。 H 縞模様の意味は何であろうか・・?(プラのネットを切り巻きつけてホッチキスで止めてある)
I Hの尾根より丹沢湖を俯瞰する。 山神峠(サンジン峠)を見下ろす処。いかにも「峠」の風情である。「ン!茶屋か?」ある訳もナシ・・。