NO80 宝尾根ー大山三峰山

2006、11、12 単独
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今日のこの一枚
コース概念図(国土地理院の地図を転用しました)

西高東低の気圧配置、木枯らし1号の本日という。今日も山日和・・。
多少の負い目を感じながらも家を飛び出す。今日は早めに何食わぬ顔を
して戻る為にも遠くはやれぬ・・。明るい内には戻りたい。
狙ったルートは追加推薦コースの候補である「宝尾根」。
東丹沢に於いてこのルートを外す訳にはいかない・・。
このルートは正に「ヤブ尾根コース」の典型、代表ではなかろうか。
素晴しい尾根であり、初めて辿った時は大感動であった。
鳥屋待沢出合いP−植林地取付ー512P−777P−西峰
         9:30               11:00      12:10
三峰山頂上ー北峰下休憩所ー惣久径路入口ー616P−林道ー出発点P
    12:30              13:40        14:50 15:00    

1、鳥屋待沢に
架かる橋。
渡った右手に入り
2、植林地に
取り付く。
道なし、急・・。
3、最初の小尾根
に乗る。これが
嬉しい・・。
4、植林地が
終わったと思っ
たら大間違い。
5、良くある渡り廊
下状・・。
6、急傾斜の
植林地になり
直登嫌って右手
のケモノ道へ。
何でもない所な
のに石積みの
土留め!
7、見上げる上に
は「烏帽子岩」(仮)
尾根通しはあの上
なんだが・・。
8、7の先ラクチ
ンのつけが回り
もがいて上の
尾根へと上る。
石柱といつもの
赤帽杭。これが
あれば安心だ。
余計な事はする
もんじゃないナァ
・・。
9、なんと!
「宝尾根スカイ
 ライン」が出来て
いるのだ。
10、立派なモミ
の大木が立つ
平坦部。
11、目まぐるしく
変わる樹相。
12、行く手に
枯れ竹の列が
現れたら尾根
合流点。
(逆方向)
左手のところか
ら出てきた。
13、12の場所で
南方向を見たとこ
ろ。この場所はこ
の尾根の大きな
分岐点・ポイントで
ある。
14、「ヤッタゾ!
777、カクヘン
ダ!」・・ナンテネ
。パチファンには
夢の777ピーク
であります。
俺は何の事か
知りませんがネ
!(ウソッ!)
15、尾根は細く
なり本性を現す。
16、あの急傾斜
は北峰への登り
に違いない。
17、補助ロープも
ある急な登り。
18、ザレの馬ノ
背と手前には
生きながらの
「根のアート」
19、ムード満点の
ヤセ尾根漫歩。
20、少し険しい
場面もあるが
楽しいレベル・・。
稜線上のピーク
に出た。

あとがき 以前1回登った事があるが大半は忘れている。登っていても全く新鮮であった。大山三峰への尾根の南面。大きく分けて5本
の尾根がある。俺が普通の人(ハイカー)だった頃から東から西からとこの三峰には良く登った・・。いろんな面で大好きな山であるのだ。
その頃は東の正住寺からの道。不動尻元キャンプ場よりの道と正しいハイキングの道を辿った。精一杯冒険しても西峰から唐沢ノ頭へ
の尾根通しコース位であった。「誰も知らない丹沢」を始めて目にした時俺は驚嘆したのでありました。「コレダッ!」
俺は教科書を手に入れたのでありました。お陰でこの辺りのコースは大半学習できたのです。もしあのテキストなければ今の俺はハッキリ
とないのです。「鐘ヶ岳北尾根」「惣久径路」「宝尾根」「境界尾根」・・。ウハウハ・・です。(師への感謝の気持ちは生涯忘れません)
777P。以前S−OKさんはここから沢へと下りアートの一枚岩を見学に下られた・・。(ピストンで)。エライことを平気でなさる・・。
俺は沢を登って来てその岩を目にした事がある。自然の造形には感嘆する・・。
今日のこの一枚。うまく撮れていないので良く分らないと思う。岩のヤセ尾根となりムードは極上!岩の台座状。俺はその場で座禅を
組みたくなってしまった。(ウソッ!) 南を眺めれば「みなとみらい」も指呼のうち・・。

西峰のもう1個東よりのピークに到着し人のいないのを幸いとそこでランチを始めた・・。途端に人が一組二組・・。
本峰には5人おいでだった。
下降路の惣久径路は06’01、07で登ったので極簡単にオマケアルバムにて紹介します。

トップ ページの頭 丹沢 地図上丹沢

いつものおまけのアルバムです。お暇な人だけ良かったら見て下さい。
A、証拠の三峰山
の頂上です。
B、丹沢山と丹
沢三峰。春や夏
には先ずこんな
にハッキリ、クッ
キリとは見えない
C、三峰の縦走路
は楽しい・・。
D、北峰が険しく
おっ立っている。
E、稜線から離れ
古?の径路に
入ってゆく。
始めはトラバース
が続く。この場面
は極上。大半こん
なにステキでは
ない。
F、尾根にのり
ルンルンの下降
なり・・。
G、ルンルンはい
つまでも続かない
・・。
H、また素敵な
自然林の尾根。
I、ご存知と思いま
す。西山の悲惨な
姿であります。
(望遠で引っ張り
 ました)
J、惣久径路を
最後に林道へ
出たところ。
(この手前に30
m。公衆トイレが
ある)
K、テレビで見た
事のある人工の
ミツバチの巣。
Jの上に仕掛けて
あった。
L、F市の北部。
自宅には明るい
内に着いた。
4時半過ぎに自宅
裏の畑に出たら
この素晴しい
「愛しい丹沢」。