NO77 切通峠ー水ノ木ー金山沢 |
2006、10、22 単独 |
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今日のこの一枚 |
水ノ木の造林小屋の上に祭られてある山神様 |
GPS軌跡(国土地理院の地図を転用しました) |
HP「yamanoko」のY-Kさんにより、「地蔵平」及びこの「水ノ木」の歴史が 明らかにされて来た。聞きもせず、目にも触れなければ・・それはそれ。 しかし史実を機会あって知り得れば、それは知らぬより何倍も何倍も 有意義なことであり己の人間成長に役に立つ。 平野村、山北村、切通峠、水ノ木、飢饉、山稼ぎ、紛争、裁判・・。 地蔵平、水ノ木と史実を知り得た今、これを頭に置きながら 「水ノ木」を歩く・・。紅葉を眺め、冷たさを増す清流を見下ろしながら 一周してくればそれはもう最高であろう・・。(西ノ丸の笹コギが試練だが・・) |
吉政ー切通峠ー水ノ木ー樅の木沢橋ー西ノ丸ー水ノ木分岐ー高指山ー吉政 |
9:40 11:50 12:50 15:00 15:40 16:50 17:10 |
上記の様に出発が遅かったので、日暮れが早い今ノンビリは出来ない・・。 大棚の見学もパスをした。西ノ丸への登りの苦しさと笹コギの試練は目に見える。 水ノ木分岐には逆算すれば15時30分には着きたい・・。 |
1、平野村?から テニスコートやグラ ンドの中を抜けて 最後のグランドの ところ。直進すれば 「切通峠」に至る。 |
2、切通峠です。 (この写真、実は 05’5,24丸尾 山の時のモノで す。今日折り悪 しく団体さんが いて通過・・) |
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3、初ルートは楽し い。切通沢に向って 下りて行く。 |
4、沢に下りつく 。 |
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5、新大棚沢林道 の銘盤があった。 ここは結構長い。 現在も使用されて いる道であり歩き 易い。 |
6、高指山から の尾根を回り込 み正面の奥に 西ノ丸が見えて きた。 |
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7、一つのポイント 。先の標識が→ |
8、俺には珍しく セッセと歩いて いる。(ノンビリ してたら暗くなる のだ・・) |
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9、大棚沢と名前が 変り左岸の林道を 行く。 |
10、これは逆 方向を見ている が右手は東丸 からの尾根の 末端だ・・。という 事はS−OKさん が下りて来られ たのはこの辺り ・・。 |
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11、大棚橋の上か ら上流を見る。 |
12、大棚の落ち 口を見る。この 先に見物用の道 があったが今日 は寄っていられ ない・・。また来 よう。 |
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13、水ノ木に着い た。4回目の訪問に なる。史実を思い 浮かべ感慨深い。 右手林道の先に 赤提灯「峠」が・・ (ウソッ!) |
14、コンチワー と言っても人が いる分けがない。(小屋は現役) この上に今日の この一枚の写真 である神社が 祀られている。 |
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15、右下に金山沢 を覗く。川底が白砂 なのが素晴しい! |
16、大いなる ポイント。2回目 の訪問だ・・。 |
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17、次なるポイン ト樅の木橋。 |
18、左下に眺め る金山沢の流れ 。 |
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19、向こうに見える 東丸のピーク。歩く 方向の大分後ろに なっている。 |
20、「ン?」 「終点か?!」。 左手沢の方へ フミアト。直進 沢沿いの荒れた 道。右手へ荒れ た林道。 |
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21、いよいよ今日 のハイライトか・・! |
22、左下の細く なった流れ。 |
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23、「ン!コレハ? 」。この先進んでみ たが今までの様な 道はない。 下りてゆく・・。 沢を渡るもどう見て も道形なし・・。 |
24、意を決し 試練の登りに かかる・・。 |
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25、小尾根に乗っ た。先ずはヤレヤ レ・・と。この後も小 尾根を合わせて進 み→ |
26、(逆方向) 左手のフミアト から来て右手下 からの道と合流 した。 |
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27、今までとは違 いこれはハッキリと 道である。 尾根の下をトラバ ース気味に上って いく。 |
28、27をしばら く進み右手にあ った尾根上に 出た。(逆方向) |
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29、ヤブッぽい ヤセ尾根を進んだ 後この二俣。 左は尾根直上、右 はトラバースしなが らの道と見た・・。 (S−OKさんは 直上ルートへ) |
30、右手のラク チンコースを登る 。予想に反して 明るい自然林。 ベリグーだが 登りは楽しい・・ 。(苦しい・・) |
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31、ヤッタゾ! ピークだ! |
32、「西ノ丸」 ピークです・・。 |
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33、鞍部にある 手製看板。本当は ここに沖ビリ沢から 上って来たかった のだが・・。今日の 冒険は止めておい た。 (案内板が更新さ れている) |
34、イメージで はとっくに笹の 海なんだがまだ 出てこない。 |
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35、登場です!。 この写真では道が ハッキリ見えている 。これは序の口! (S−OKさんの弁 だが足を出し、スッ と前に進めれば正 しい方向。正に・・) (笹の海の写真が 撮れていなかった) |
36、また、ヤッ タゾ! 東自歩道の水ノ 木分岐だ・・。 |
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37、大棚ノ頭の巻 道に東自歩道の 三国峠への分岐が ある。既に東自歩 道に入っている。 ルンルンでのど かな稜線漫歩。 |
38、南に伸びる 尾根の入口には 大抵こんな標識 がある。 |
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39、尾根上にも 鉄塔があった。 |
40、山中湖が 下に見えている 。尾根を大分 西へと進んでき た。 |
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41、「富士岬平」と いう展望台らしい。 背後に40の写真 と同じ光景が広が る。 |
42、前の41と 似た様なピーク だが始めての 「高指山」 夕暮れが迫って 来ました。また 日を変えて来よ う・・。 ワッセ、ワッセで 下ります。 |
あとがき 土曜日の夜の仕事を終え、一旦家に戻って仕度を整える。そして出発だ・・。(この訳はいろいろあるが、家で普通に寝たら 朝起きてからの出発はより辛くなる。7〜9時の時間交通規制。相模川を渡る渋滞の苦労・・。丹沢に近づいてから車の中で寝ている分 には何も問題は無いのだ)(普通仕事が終わって寝付くのは2:30〜3:00であり6時頃に起きるのは辛い) とは言え睡眠時間はやはり短い。6時頃に目覚めて登山口に着いても眠くて再度寝る事は良くある事だ。実は今日もそうであり先ず 鮎沢Pで一回目のダウン。目覚めて走り山中湖の旭ヶ丘で2回目のダウン。それなので吉政スタートが9:40となってしまったのです。 天気予報はイマイチである。日暮れは早いし、夕方にかけての空模様も心配ではある。セッセと歩けば何とか一周は出来るだろう・・。 切通峠から水ノ木は未知ルートであり、楽しかった。林道は現役であり状態も良い。平野から水ノ木辺りの山々に入るのが何でもない のが分った。 「大棚を見ずして西丹沢を語るナカレ」(俺の勝手な造語)大棚見たいがガマンだ・・。水ノ木の造林小屋と山ノ神は寄らね ばならない。今回のテーマでもあるのだ・・。 山ノ神は綺麗にされている。人の管理を感じた・・。小屋も覗く。利用されているのが見てとれる。無断立入禁止! 施錠されている。 上の広場もキレイになっている。昔、この辺りに「赤提灯」があったのだろうか・・。 織戸沢を見送り、菰釣橋先で水ノ木沢を見送り、又未知ルートの金山沢沿いの林道を進んだ。金山沢もキレイな沢だ。エンテイが何ヵ所 にもある。樅ノ木沢橋、フミアトやらマークもある。のんびり探索をしている暇は無い。 いよいよ林道終点を迎えて、取付点の探索だ・・。S−OKさんの記述を思い起こすも不明であった。ルートは3つ上げられる。1は林道 終点から左手に沢へと進んでいるフミアト。2は直進して古い「歩道入口」ポールから沢に下り対岸に取り付く。3は沢歩きで沖ビリ沢の 遡上である。2・3の方に明瞭なルートがあるかも知れんと進んだが無く、俺は2を取ったのです。 急斜面の植林地。ブッシュが切り倒されたままになっている。もがきながらも尾根上に抜ける。枝尾根を合わせながら上へと進む。 左下からの道も合わさる。最早心配は何もない・・。未知ルートを楽しみながら西ノ丸へと至った。 西ノ丸北側の鞍部。それからの笹コギは前回と全く同じであった。2回目であり様子が分っているから良いようなものの、知らなかったら 結構焦ってしまうのではなかろうか・・。(俺は余裕?で折れ曲がるルートも迷う事無く突き進む!) 「04’、12,28 山伏峠ー東丸ー水ノ木」 「05’9,18 馬印ー金山沢ー西ノ丸」 この二つ「師」、S−OKさんのUPであります。 西丹沢の領域は俺は近づく気のしなかった領域でありました。それが今となってはどうでしょう! あっち、こっち、喜び勇んで徘徊を 重ねております。一重にS−OKさんのお陰であります。故に俺のページには随所にS−OKさんが登場します。これから先も同じです ので、そこのところを御理解下さる様によろしくお願いいたします。 15:40、東自歩道、水ノ木分岐に到着した。俺はご満足の心でいっぱいだ・・。夕暮れが近づいてくる。残念だがいつもの展望は 無いのだ・・。ガスが覆っている。大棚ノ頭の巻き道を進む。高指山への分岐だ。未知のルートである。 可愛い鎖場の急下降。一寸したヤセ尾根。小笹と自然林。右手下から国道を走る車の音。何個所にもある鉄塔巡視路を指すポール。 お散歩コースには申し分ない・・。随所にきれいな紅葉もある。 富士岬平。高指山。良いお天気の日にのんびりと登れば誠に良さそうだ・・。切通峠に向わず平野のバス停方向に降りてゆく。 下る中間位に車道が上っている。別荘地に違いない。連結していればベリグーで下りた後左手に回り込めばPは直ぐそこだ・・。 登山道が別荘の直ぐ裏を通る場面に来た。敷地内を抜けるわけにはいかない。2軒目か3軒目か・・。道は真っ直ぐ下っているが 左に舗装路にハッキリ出れる場所に出た。OK!だ・・。これを下ればダートコースの始まり辺りに出られるぞ・・。 バッチリー! ダートコースを戻って行く。もう薄暗くなってきた。17:00だ。ライトを点けて軽トラが行ってまた戻って来た。地元の人の最後の見回り かな・・。俺の脇で止まった。「何処へ行ってきたネ・・?」「水ノ木へ下って金山沢、西ノ丸経由で戻って来ました・・」 「そりゃーエライ ご苦労さんだったネー」「イヤー馬鹿でしてネー」 というわけで今日の山行のフィナーレでありました。 |
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