NO76 絵瀬尾根ー地蔵平ー蛭ヶ岳

2006、08、20〜21 単独
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今日のこの一枚
↑写真中央の尾根が絵瀬尾根。(dnさんレポより引用)奥は東自歩道。
北丹沢ガイドブック,奥野さん作図には「岩水尾根」の記述があった。
↓コース概念図
国土地理院の地図を転用しました。

真夏のヤブ尾根登り・・。これは実にしんどい。しかし敢えて挑戦するのだ。
(能書き垂れても内容は悲惨なものだ。ボロボロであり、行き倒れ寸前状態!)
俺は苦しい時は頻繁に休む。寝そべって休んだりもする。
悪天候や時間制限があれば別だが、そうでなければ思い切り休憩を取る。
神ノ川ゲートー伊勢沢出合ー絵瀬尾根ー地蔵平ー蛭ヶ岳(泊)
           (10:15)   (11:00)         (15:50) (18:00)
蛭ヶ岳ー臼ヶ岳ー檜洞丸ー神ノ川下降点ー林道水場ー神ノ川ゲート
        (6:10) (7:50)(10:00) (11:20)  (13:20) (14:20)

1、丹沢は地元の
山であり今まで小
屋に泊まる事はな
かった。
今日は蛭ヶ岳山荘
に泊まるのだ。嬉
しい。登りに一日
がかりなら小屋ま
で何とか着けるだ
ろう・・。
2、お馴染みの
東自歩道、風巻
ノ頭と袖平山。
何回行っても急で
呆れるネ。
左に見送りながら
林道を進む。
3、神ノ川に降りた
ところ。此処は伊
瀬沢出合であり左
手に伊勢沢が合
流している。
左手の尾根にここ
より取り付く。
4、ヤブが無いの
で助かるが傾斜
は急だ。慎重に
登っていく。
5、第一弾終了。
地形図978mまで
を3つに分け、後
2つある。
6、ここは2つめ
の登り。枯れ笹が
でてきたヨ・・。
この先がどうなる
のか恐ろしい。
7、赤松やアセビ
の尾根となり傾斜
が緩む。
8、岩まじりの斜
面となる。又傾斜
は急なのだ。
9、雲のかかって
いる山が蛭ヶ岳。
まだ遥かに遠い。
ここはp978で
あろうか。
序盤の急登が終
わってホッとする。
10、枯笹の細長
いピークを伊勢沢
側に逃げながら
進み鞍部となる。
ここはp1148の
鞍部であろう。
11、上部に至った
雰囲気となる。
レポの通り岩っぽ
い斜面となる。
傾斜は急でミスは
許されない。
12、前方明るく
開け地蔵平に
着いたゾ。
「ヤッタネーッ!」
13、右の林の中
並ぶように地蔵尾
根の分岐点があっ
た。以前登ったが
大半似た様な雰囲
気である。危険の
度合いは地蔵尾
根の方が上の気
がする。
14、登山道に合
流しルンルンで
進む。しかし身体
はボロボロ・・。
随所でへたり込
む。
15、北の肩の休
憩所。シカが2頭遊
んでいた。ベンチ
に寝転んでいたら
濃紺の靴下に小さ
なブヨみたいなの
がたかっている。
その少し後から痒
いのなんの・・。
16、残りの200
mをモガキ登り
遂に頂上です。
展望はどうでも良
い・・。陽射しが
遮られて嬉しい。
17、お世話になり
ました。小生一人
が昨夜のお客であ
った。藤野町の
管理人さんをパチ
リ。
18、管理人さん
も来てくれて「山
座同定」をしてい
ただく。
初めて目にする
蛭ヶ岳の早朝の
光景。
「素晴しい!」
19、右とセット。
中央にガレのある
山が臼ヶ岳。
20、右手の山体
が大室山。

「ナンデスカ?」
「解説不要!」
「失礼シマシタ」

「ヤブ尾根紀行」としては既に終了しております。この後臼ヶ岳〜檜洞丸〜熊笹の峰〜神ノ川と周回して戻ります。小生、恥ずかしながら
「蛭ヶ岳〜金山谷ノ頭」間が未踏なのです。今回は初めからこの間の踏破が課題にあったのです。
この後の事はいつもの様におまけのページとして記載します。良かったら是非見て下さい。
あとがき ここの領域は近年破線のコースとして地蔵尾根と源蔵新道がある。共にやってはある。他にレポはS-OKさんの檜洞丸北尾根
がある。そしてdnさんのこの「絵瀬尾根」(伊勢沢左岸尾根)を知った。レポを読み挑戦する気になったのだ・・。
キビシイ登りが何回も目の前に現れる。(それは、いずこも同じ事か) 地蔵尾根にあるヤセ尾根の険しさはない。枯笹はこちらが上。
確か向こうには無し。しかしこちらの笹も枯れており密では無い。レポの通り伊勢沢側に逃げて進める。
マークは一つもなし。フミアトらしきはある。大半尾根はハッキリしているので迷う個所はなし。ダニ、ヒルは一切気にしなかった。
あぶられる所、ガレなど危険地もなし。好展望地殆どなし。地蔵尾根と比較したら楽しさで向こうが上かナ・・。しかしこちらは余計な人工
物はなし。古ワイヤーを3回見た(レポにあり)杭を1箇所で確認。故にマイナーさではこちらが上・・。

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蛭ヶ岳ー臼ヶ岳ー檜洞丸ー神ノ川
蛭ヶ岳〜金山谷ノ頭間が未踏でしたのでこのページは自分の為の記録でもあるのです。
いつもよりしつこく道の様子を上げていますが、どうかご了解下さい。
21、熊木沢が直
線的に伸びている
。中央の凹みがこ
の前の雨山峠だ
ネ。
22、俺の好きな
丈の小さいシモ
ツケソウ。
線香花火の様で
可愛い。
23、蛭ヶ岳の南面
と西面は険しい。
崩壊が山肌に食い
こんで痛々しい。
24、ミカゲ沢ノ
頭へ登っていく。
25、ルンルンの尾
根漫歩。
26、これは初見
のキノコです。
高さ20センチ位
あった。食べれ
そうなイメージ。
27、顕著な臼ヶ岳
のガレを左に見な
がらゆるやかに登
っていく。
28、これは良い
。プロムナードだ
ネ。
29、臼ヶ岳のピー
クのようです。頂上
らしからぬ穏やか
な雰囲気。向こうに
あんなに離れた
蛭ヶ岳。
30、金山谷に
落ち込む崩壊地
31、金山谷ノ頭を
捲いていく。
32、そして以前
に来た事のある
「金山谷乗越」。
ここを経角沢へ
と下降していった
のです・・。
33、姫次方面から
蛭ヶ岳への登りが
あんなキレイな
スカイラインとして
見える。
34、源蔵新道
分岐点です。
懐かしい・・。
源蔵新道〜
経角沢〜檜洞丸

」で歩いたのです
35、いよいよ檜洞
丸への登りにかか
る。背後には蛭ヶ岳が立派に大きい
36、マルバダケ
ブキの花がいっ
ぱい咲いている。
37、青ヶ岳山荘に
着いた。久しぶりだ
・・。懐かしい。
今は主がいなくて
寂しいネ。
38、誰もいない
頂上に着く。
 「檜洞丸」
丹沢で一番好き
なピークは?と
聞かれたら俺の
答えは
 「檜洞丸」
である。
39、檜洞丸を後に
します。稜線を境
に存在する空気の
縄張りが違うのが
見てとれますネ。
何処の山でも良く
見られる自然界の
現象ナリ・・。
40、熊笹ノ峰を
越え遂に神ノ川
への下降点に
至る。
41、楽しい下降を
こなし林道に降り
立つ。直ぐにはゲ
ートに向わない。
逆に歩いて行く・・。
「ナーンデカ?」
42、下降点より
7〜8分か・・。
お目当ての水場
なんです。
「良くぞ男に生ま
りけり」
ここで思い切りの
水浴を楽しんだ
のは当然です。
おまけページのお付合い、長々とありがとうございました。これにて終了させていただきます。
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