NO72 モロクボ沢大滝ー1119p−1033p

2006、06、29 単独
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今日のこの一枚
モロクボ沢大滝の直ぐ上にある涼しげな小滝です。
GPS軌跡
国土地理院の地図を転用しました。
この前下見をしたモロクボ沢大滝、ここ何日か続いている暑さの中、
涼味を求めて丁度良い。へっぴり腰でトライするのだ。
白石沢キャンプ場跡ーモロクボ沢大滝ー1119p−1033p−出発点
   (9:20)         (9:50)   (12:40)      (14:30)


用木沢出合い
の指定席。

この前、下見がて
らに大滝まで行っ
てあるのだ。

この前と同じです
がテーマですの
で右と共にもう一
度見て下さい。

滝の直ぐ横で見た
ところ。 
ここの左横に
岩溝をよじ登る
ルートがある。

この写真は前回
のものを引用で
す。何とこの細
ロープがナイ!のです。自力が試されます。
一番下の見えな
い部分には1,5
m位の段差あり。

ホールドありで
腕力でよじ登る。
見えないが最上
部にも3mの岩
溝の中を別に付
けられたロープに
すがりここも腕力
でよじ登る。

5を上り少し右手
に移動してこれが
滝の落口です。

聞いて下さい。
5の写真のロープ
が上段に丸めて
置いてありました。

全てに於いて、人
の考え方や対応
は百人百様であり
ましょうが、考えさ
せられました。
(この上の捲き道
にあるというテー
プ類も何もありま
せんでした)

6の写真の左手
にトップの写真の
滝があります。
これはそのまた
上流で右の8と
セット。
(細尾根を登り
捲き道に入って
いくところ)

7の右下にこれが
つきます。

8から少し上り捲
きに入ろうにも
ガレが阻みます。
フミアトらしきも
ありますが敢えて
挑戦もありませ
ん。
10
見た目よりも急な
のです。慎重に
登っていきます。
11
今日のランチは
奮発した。
12
人が通る訳もナイ
山中の尾根。
極上のロケーショ
ンの中でのランチ
は最高だ。
13
こんなキレイな
場面もある。
14
植生保護柵も
出て来てピークに
出た。
15
ピークより南西
方向に畦ヶ丸。
16
1119p。
平坦なピーク。陽
の当たるここは
ツル性の草が生
えている。
17
ピークに別れ、
下降に入る。
振り返り見る
ピークの東端。
18
1033pに向って
いく。
19
1033pらしい。標石がある。
ここも平坦でキレ
イな所だ。右手に
下りれば819点
へ行くのだろう。
20
ここも細長いピー
クだ。この先にも
標石があった。
1033地点か。
21
これが標石。
ここで大きく尾根
は分かれる。
右手に降りれば
西丹沢自然教室
方向。左、北方向
は元白石沢キャ
ンプ場。
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北に向かい降りて
いく。信じられない
が全くヤブが無い
。植林地もまだ
無い。なんて
気持ちの良い尾
根なんだろう。
23
殆ど下った尾根
の下部で植林と
なりました。
柵の扉は施錠で
す。
24
ヤッタネ!
下に元キャンプ場
の道が見えます。
山旅の終わり
です。

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あとがき 今回の俺の山紀行は大敗北だったのだろうか? 「お前は何をしに行ったんだ?」と云われても仕方がない。本来の予定は
こうではなかった。大滝上からF2〜F5、エンテイまで沢登りをやり、水晶沢の分岐を見てその先「善六ノタワ」の下辺りから1119pに
登って来る積りだったのだ。大滝上に出た時、捲き道でいけるものなら「そっちの方がいいナ」と思ったのでした。
捲きに上ります。マークは何もありません。ザレが横断を阻んでいます。 「勝負するか・・?」「イヤ、したくない!」(自問自答)
もっと上に上ります。頭の中には2案が渦巻いています。今のところヤブのある気配はまるで無し。「このまま登って1119に行こう!」
安易な俺は即、楽な方へと転換してしまったのでした。
大滝の落口辺りには枯れ竹が疎らに生えてはいたが、少し上に上ってからはヤブ一切無し。気持ちが良い。
これなら本来の「ヤブ尾根紀行」にピッタリだ。しかし地形図見ても傾斜は急だ。ピッケルふる活用にて慎重に上っていく。
1119pは「畦ヶ丸〜西沢」間の途中、尾根から沢への下降点、「善六ノタワ」の直ぐ東側70m位上ったところにある。
昔から「善六ノタワ」を何回も行き来しても、その上にある1119pに興味は持たなかった。(誰しもそうであり、それが当たり前だろう)
俺の持っていたイメージは「植林の中の面白くも何でもないピーク」であった。 オロカな俺でした。とんでもありませんでした。
その下にある1033p。同様でありました。雰囲気のよい素晴しいピークでありました。
1119pの西端。今日の本来の予定であったモロクボ沢から上って来る予定だった尾根。確認に行って見た。(ヨ〜シ、マッテロヨ・・)
大滝横の岩溝ルート。補助のロープを引き上げた侭にした人はどんな人だろう? 何の考えなんだろう? その人の勝手か・・。
高捲き道のテープ類も何も無かった。(別にそれを頼りに歩くなんて全然ないが、大いに参考にしたり意味合いを考えたりする)
どこにあったとは云えないが大きな苔むしたブナの倒木に「ヒラタケ」の群落。見事であった。
最後の植林地辺りは少し草が覆う。柵は突破しかない。最下部の角には同類項による仕業と見て取れる形跡が顕著に柵についていた。
元キャンプ場横の沢に丁度良いプールがある。ヤルしかない・・。「ヒエッー!、キモチエエッー!」
(そうなんです、たまにヤルのです。内緒ですがスッポンポンの水浴びです。沢に浸かっている写真をとりましたがこれはNO!です)