NO69 大滝峠ー地蔵平ー屏風岩山

2006、06、05 単独
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梅雨入り間じかだそうだ。晴れれば山へと心は逸る。
表題のコースは課題を4つ含んでいる。
1、ステタロー沢から上った小尾根鞍部より下降し旧大滝峠に上る。
2、旧大滝峠よりS−OKさん、Y−Kさんが辿ったセギノ沢を下降。
3、地蔵平より屏風岩山への稜線へ未知コースで上る。
4、屏風岩山東峰より大滝橋への未知コースを下降する。
大滝橋ー一軒屋避難小屋ー旧大滝峠へショートカットー旧大滝峠ーセギノ沢下降
     (7:10)                           (9:40)
地蔵平ー旧二本杉峠道ー816p−毛出シ峠(?)−屏風岩山ー東峰ー大滝橋
     (11:20)                        (13:50)      (15:20)
GPS軌跡 (沢の中、樹林の中は電波ロストです)
国土地理院の地図を転用しました


大滝沢はいつも
UPしているので
今日はここ
「一軒屋避難小屋
」からとして下さい

ステタロー沢の
ナメは可愛いが
登山道の直ぐ脇
にあって楽しめ
る。

これは「樋状滝」の
典型だろう。

この滝の近くに
「ステタロー沢」の
標識があり、沢を
離れて尾根へと
上る。

ここが尾根の小
鞍部に上った所
。これより向こう側へと道なきを
下降する。

4を下りて2回目
のY字となった所。
GPSは電波ナシ。
向こうに見える
植林地に取り付く
。(当てずっぽう)

取り付いた尾根
。急登だ。
ケモノ道が発達
している。

ヤッタゾ!。
登山道に出た。
良く見えないが
中央下側に石柱と
白杭がある。
(122とあった)

7の出た所を左
下にほんの少し
下りたところ。
「旧大滝峠」で
あります。

初見です。
嬉しい。
ショートカット
成功!

8の峠の右手の
笹に突入する。
足元の僅かなフミ
アトを辿りながら
笹をこぎ進む。
S−OKさんのレポ
に出て来る所。
ザレ地の横断。
10
9の場面で抜け出た笹薮を振り返り見たところ。
11
9の先道は無くな
り沢へ降り、下っ
て来た。振り返り
見たところ。
12
三つの沢が合流
し少し流れもある
13
セギノ沢。沢らしく
なってきたゾ。
14
高いエンテイに
出た。右岸から
笹に掴って降り
る。
15
振り返り見る堰堤

セギノ沢の核心部
だろうか。
良い雰囲気だ。
16
Y−Kさんの記述
にある5m滝か。
高い!。
これ以上恐くて
前に出れない。
17
16の滝を左岸から巻いている。
18
ヤッタゾ!
廃林道の橋に
出た。結構長かったナァ。
これより廃道を
辿って地蔵平に
向う。
19
出たゾ、地蔵平。
今、シカが二頭遊んでいた。
20
「お地蔵さま、
愚かなオジンが
又遊びに来ました。安全登山だけヨロシクお願
い致します」
21
慰霊碑が林の中
に立っている。
この林の中には、かっては民家とか飯場があった
らしい。
22
二本杉峠に行く
道の入口だ。
案内がある訳も
なし。フミアトは
ある。
23
その昔、子供達が
隊列を組んで歩いた道と云う。
24
仕事道は尾根の
上に向わず少し
下を斜上して行
く。
25
尾根上のピーク
816pを通らず先
の鞍部へ抜けた。
26
県境尾根が見えて来た。
27
レポにある西側へ
のトラバースが始まった。
しつこくいつまでも
進んだらアウトと
なり→
28
この急斜面を
もがいて登って
来た。
シノギが終わっ
てヤレヤレの休憩。
29
このピークの西側
に深く掘れたガレ
が落ちています。
それを横断出来ず
ヘリに沿って上り
尾根上に出て、左
にすこし進んだら
ここに出たのです。
30
屏風岩山に着きました。
29の写真から
ここまで稜線通しに何回か折れ曲がりながら登ります。
31
東峰からの下降
です。
中央の凹みが
二本杉峠だネ。
32
前に辿ったコースとここで分か
れる。右が中川
へ。左が未知の
コース。
33
快適な尾根下降。
34
畦ヶ丸が見える。
35
965pからまた下がった900pの
分岐点だろう。
右手にカクッと折れて行く。
36
急下降が始まった。急下降に次ぐ急下降。随所
にトラロープが
手助けに張って
ある。
37
大分下に来たゾ。
シカサクが出た。
天然檜の大木が
ある。一息入れよう。
38
下に中川温泉の
街が見えて来た。もう少しだ。
39
M−Kの字では
ありません。
不安ながらも下降
して遂に上手くいき
そうだ!と云う時。
喜びを書く、その
気持ち大いに分り
ますヨ。
40
此処も一流の
急下降です。
41
このヤセ尾根は
もっと急だ。
42
やったゾ!
林道だ。
43
44のゲートの先
何百メートルか?
いくらでもない処。
2本の小沢が林道
に当たる所に出た
のです。
44
いつもの指定席
に無事に車は
待っておりまし
た。

長くなり失礼しま
した。これにて
終わります。
有難うござい
ました。

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あとがき dnさんより掲示板に書き込みをいただいた。(いつも有難うございます) dnさんの徘徊は常人の域では無い!。しかし冒険心
旺盛な人間は探求して飽き足りない。俺はdnさんの足元にも及ばない。dnさんはロックをやられた達人であろう。そうでなければこれは
出来ない事だ。凄い事だ。 恐怖を感じるゴルジュ、滝場。神秘的、幻想的な沢の源頭部。本当にこの世界は一つの「別世界」だ。
今回の4つのテーマ、皆出来た。うれしい!。しかし不満の残る事もいくつかあった。
一つは、大滝峠へショートカットで上るところ。沢に降りたら直ぐに分岐分岐で訳分らない。GPSは役立たず。地形図より当てずっぽうで
上ったのでした。dnさん云われる「笹にシゴカレル」でなくてラッキーでした。
一つはセギノ沢を終わったあと屏風岩山へ上るのにもっと「ヤブ尾根」に挑戦の意気込みでしたが、お地蔵さんまで行ったら「無事帰還」
が最優先となり、S−OKさん、Y−Kさんの後を追う事にしたのです。レポにある816p先の「西側へトラバース」のところ。いつまでも
欲をかきラクチンしようと執拗にトラバースしていたらバチが当たり「絶対絶命、進行不可」となったのでした。ピッケル大活用にて急斜面
をモガキ登ったのでした。(もっと手前で何回も、もう上に上がった方がイインデネーノともう一人の俺が言っていたのでした)