NO52 八丁ー高松山ー人遠

2006、01、30 単独 トップ

今日は暖かい一日という。風も無くほぼ快晴。山へ行くしかない。
畑は今は農閑期故OKだ。昨日は山ノ神お守りをやった。万事OKだ。
近年の俺の生活体形は我儘を相当聞いてもらい、
家事1/3、仕事1/3、山、畑、道楽1/3と配分している。

俺の山行は言うなれば仕事の一部と思っている。
そうでなければ俺の山行の回数は説明がつかない。
八丁ークラミ沢左岸尾根ー西ヶ尾ー高松山ー657p−620p−人遠
  (11:00)          (13:30)(14:00)         (16:30)
GPS軌跡
国土地理院の地図を転用しました。
下降の核心部、拡大


dnさんが人遠の東の何時もの所にPと記述にあった。
行けば絶対それなりの所があるに違いないと読んだ。
ありましたネ。ここは良い所だ。
「ベリグー!」

車道を歩いて行く。道わきに「護美地蔵」

既に俺の未知の領域に入っている。

お社の横の看板に26鉄塔の登り口と書いてある。

林道のもう少し先には頭の上に送電線が通っている。
このカーブの所に沢に降りる階段道が付いている。
早いかも知れんが登る尾根は対岸だし沢に降りて進んでみよう。

テープもあるが道型は無い。沢沿い進むも歩かれている感じは無い。しかし右手に良い感じの尾根の末端が降りている。クラミ沢を挟んで鉄塔尾根の反対側…。これを登って見よう。

取り付いてみたら何やら古道の跡みたいなのが横にある。

ピンクテープが付いている。ケモノミチ+オロカヒト。

沢を挟み28号鉄塔が横に来た。
巡視路を利用するのは邪道に違いない。やはりこちらのヤブミチの方が正しい行いなのだ…。
10
道の形は無い。
たまにピンクテープはある。かなりの急傾斜が続く。
11
まとまって尾根となった。ササが出て来たが刈られているゾ…。
12
正面に秦野峠林道がブッツェ峠を越えていく。
左はこの前の日影山だ。
13
遂に「末期コース」になってしまったか…。
14
気分の良い自然林を進んだ後、サクに当った。かなりの傾斜をヒイヒイ登って行く。
15
頑張って長い斜面を登った後、脚立を越え稜線に出た。
16
今度はこちらの方向、中央にこの前のシダンゴ山だ。
17
稜線を右へと進む。エアリアにも載っている西ヶ尾というピークの様だ。
高松山よりも少し高い。
18
初めてのコース。ルンルン…。
昔はヤブ、迷、上級者とか書いてあって俺の範囲では無いと無視
をしていた。
19
さっきの西ヶ尾があんなに離れて高い。
20
大野山が見えている。手前右下に
「峠のむこうへ」
さん
記述の防火帯のようだナ。下山はあそこを通るのか…。
21
稜線を曲がりながら進み標識の立つ「道」に合流した。
22
「高松山」 頂上。来たのははるか昔だナァ〜。
懐かしい…。
小さな我が子三人連れてファミリー登山に来たのだった。
23
14時、遅いお昼だ。天気は良いし後は人遠へ降りるだけ。慌てる事もナシ…。
俺にしては豪華なランチ。たまに食べるチキンラーメンが美味いのだ。
24
稜線を戻り後半の挑戦ルートに入る。
「ケモノ道」か…。マ、イッカー。
確か知り合いの二人もこの道行
ったぞ…。
25
尾根状を下って行く。この下、薄暗い植林地内の鞍部状となり、どっちへ行けば良いのだ?。GPSは左下へと付いている。
西側よりにフミアトあり尾根となった。
26
手入れをされたばかりの明るい植林の尾根を南西にどんどん下る。鞍部から少し登り返す。この標識が立っている。
657pらしい。西北西に向きを変える。
27
北方向が見えた。
鉄塔の手前の尾根が登った尾根みたいだナ…。
28
方向修正しながらも防火帯の尾根に辿り着いた。
ここをY−Kさん、
「峠のむこうへ」
さんも歩かれたんだネ。
楽しいことだ…。
29
お二人のトレースとはここでお別れだ。ここを右手に入って行く。
30
此処までに何回も進路不明となった。GPSのお陰で可能になったことで俺の力だけでは到底出来ない。
31
こんな斜面に入ってきた。どっちへ?。
32
車道に降り付く。車は直ぐそこだ。ヤッタネー!。

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あとがき 何かに触発されて一つの山行をやる。するとそこから眺めた景色により次なる「課題」「構想」が湧く。俺は超単細胞だから大 変だ。環境整えばいくらでもやる。シダンゴ山がいけなかった。秦野峠から見た大野山、皆瀬川流域。S−OKさんのブッツェ平。Y−Kさんの「高松山」地図 読み山行。dnさんの徘徊記。「峠のむこうへ」さんのp657徘徊記、これで俺が行かない訳が無い。
予定していた28、29号を繋ぐクラミ沢右岸尾根をやらなかった事が心残りだ。(いずれヤルようかナ) 高松山と秦野峠を繋ぐルートは丹沢ファンなら必須のもの。全部を繋いではいなくても気分的にヤッタ様なもんだ。(良かった、良かった…自己満足)
稜線から外れて行く(迷)マークの先。ハッキリした尾根を北西に下る。薄暗い鞍部状、ルートは直角に南西に変わる。一瞬どうすれば良いんだ?。早くも不安 になってしまった。657p、広い尾根。GPSを確認する回数が増える。「オットー!、こっちじゃネー、あっちだ」
何回もやった。読み取り610〜620pの防火帯のところへ着いてヤレヤレ…。(俺にはコンパス山行は絶対無理だ…)
620pから人遠へ伸びる尾根。「すんなり一本道で楽勝だ…」とんでもありませんでした。拡大トラックの図がそれです。細かい尾根の分岐、進む方向の変化。マーク一切無し。時々見る微かなフミアト。 進む俺の気分は「最高潮!」ルンルン…。
だんだん下に近くなり、車道が見え、階段を下りた。往路でここを横目で見ながら「我慢、我慢」で見送ったのだ。「ヤッタネー!」
修正報告、文中当初、Y−Kさんとdnさんが「高松山ー657p」をやられたと思い込みその様に書きました。このコースはY−Kさんと
「峠のむこうへ」さんでした。そそっかしい私です。お許し下さい。