NO49 菰釣山避難小屋

2006、01、15 単独 トップ

身の回りの環境整備に平素から心がけておく…。そして上天気の
好日とくれば…。「チョット丹沢へ」と一言云うか、メモを残して
脱兎の如く家を飛び出す…。(ナカナカ気を遣うのだ)
14日(土)は雨だった。15日(日)は上天気と云う…。行こう!。
出発遅かったので、道志「道の駅」はお昼頃だ。

最初三ヶ瀬は西沢へ向う。ダート荒れている。奥のゲートまで
行ったが嫌気が差し、東沢の水晶橋へ行こうと戻る。

水晶橋の先に行ったことが無い。良い折だ先へ行って見よう…。
中間位で落石に阻まれる。少し戻った処にキレイな仕事道。

良い尾根だ今日はこれを登ろう…。時既に13時。
上天気どころか雨が降ってきた。カッパ着用。
西沢林道ー無名尾根取付ーぶなざわの頭ー避難小屋ー林道ー(P)
  (13:20)           (14:30)          (16:00)
GPS軌跡
国土地理院の地図を転用しました。


水晶橋へ止める積りだったが、先に進んで
みたくなった。1キロ位進んだ辺りか…。
此処に止めて登る事にする。
車の先左手に仕事道が登って行く。

(もっと先へ進んだのだが、落石に阻まれ
戻ってきた)

こんなキレイな仕事道。

気分の良い尾根だ。
未知の尾根でもあるし気分も最高!
雨はいつの間にか上っている。

3の場面がいつまでも続くわけがありません。
ゴーグル付けてモガキます…。

4の場面が終わりました。ホッとします。
この後又「突撃!」になります。

出ました! 登山道です。
左は城ヶ尾峠、右は菰釣山。ここは
中ノ丸の西隣りにある小ピークのようだ…。
杭に361と書いてあった。

かなりの登下降がありなかなかシンドイ…。
ガスに包まれて来たのが気に入らないナ…。

西沢への下降点に着いた。
小屋に泊まっても良いとの想定で来たが
明日の天気は良くないと云う…。
とにかく小屋まで行って見よう。

小屋のノートです。
コマーシャルはイカンナー!
10
泊まるのは止めました。
ブナ沢乗越より下降に入ります。
11
何故かここだけやけに凍結しておりました。
12
西沢林道終点の標識のある所です。
「菰釣山登山口」と標識もあります。
13
林道を水晶橋の方へと歩いて行く。
ここを歩くのは初めて…。
以外な高度にビックリ。
14
林道脇にこのプール。
もしかして「モリアオガエル」ちゃんの為の
産卵場かも?
15
西沢を挟んで反対側に「高指尾根」(仮)が
長々と連なっている。
2005、10、02、S−OKさんが途中より
ブナノ丸へと辿られた尾根なのだ。
16
落石です。これでは車の進行は不可でしょう。
実はこの反対側でUターンしたのです。
17
登りに取った仕事道です。
出発点に戻って来ました。
時刻は16時40分になりました。
20m先に車です。

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あとがき 天気予報に騙されたの巻きでした。道志に向って走っている途中も良いお天気で気分はルンルン。道の駅手前
のコンビ二で食料仕入れバッチリ、OK。防寒対策、シュラフ、6本歯アイゼン、OK。さっき避難小屋に泊まるとTELもした。
キャンプ場に入り西沢沿いを進む。道が荒れ気味だ。何とか大西沢、ブナ沢出合に着く。しかしここに車を置いて山に入る
のはマズイナ…。大きな石がさっきの道に落ちたら閉じ込められてしまう。水晶橋へ回ろう…。あっちなら大丈夫だ。
水晶橋の先。1キロ位か仕事道の登り口を見て、これを登ろうと決める。傍にP適地もある。しかし頭の上は黒雲が覆い雨が落ちてきた。「どうしようか…」。さっきまでのお天気はどうしたんだ…。 意を決しカッパを着て出発する。
仕事道を上り登った自然林の尾根は気持ちが良い…。未知の尾根。初めて目にする景色。ささやかであっても至福の一時。ササコギが2回出現です。今となって は全然驚きません…。ゴーグルをかけ笹を分けながら楽しんでいる自分に呆れます。雨こそ上りましたが稜線近くなったらガスって来ました。さっきのラジオで は明日はお天気下り坂と云う。この状況では
泊は止めだナ…と感じながらも進む。露などでズボンはビッショリ。辺りはぬれているし薪も使えそうにない。
小屋に着く。15時半近い。キレイになっている。ノートにちょっとご挨拶しようかナ…。
状況の悪さを考えて下山としました。「菰釣山」は過去に東から、西からと2回登っており頂上への拘りはありません。
ブナ沢沿いに下り林道へと降り立ちました。後は車までの林道歩き…。「師」の辿られた「高指尾根」(仮)を見ながら
ルンルン鼻歌で戻りました。  「未知尾根1本、イタダキー!」