NO44 GPSテストー不動沢左岸尾根 |
2005、12、16 単独 トップへ |
MAP76(地形図搭載)。夢のGPSの初体験。果たして…。
山の中での電波の捉え具合は?、等高線の表示の具合は?、 拡大、縮小の具合は?、現在地と進む俺の表示は?…。 基本的なやりたい事をとにかくやって来よう…。 |
今日は12月16日、年末の第二週、花の金曜日である。夜も更けるに連れ 巷の何処の駅前も賑やかとなる。俺の仕事は其の中で行う…。 今日は本当は「山へ…」なんて言ってる場合ではないのだが 仕事が嫌いな俺の場合は特別に良いのだ…。 しかし仕事放棄は許されない。少なからず普段よりも形をつけねば ならない。よってスタートも遅い今日は一番身近な所へとなった。 暗くなる前には家に帰り、仕事前の体制を整えなければならない。 |
煤ヶ谷ー正住寺、上の古道ー登山道ーザレ上展望地ー不動沢左岸尾根ー煤ヶ谷 |
(11:00) (14:30) (16:00) |
GPS軌跡 |
国土地理院の地図を転用しました。 |
1 煤ヶ谷。正住寺のP いつもお世話になります。左手の尾根へ分け入って登って行く。 |
2 落葉を踏みアオキの生える感じの良い斜面を登り詰める。 上に上がったらサクに入る。 |
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3 尾根をゆく…。 天気も良し、気分は最高!。 |
4 このコースは俺にとっては未知のコース。 古道の道型が残っている。 |
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5 今日の目的は 「GPSMAP76」 のテストなのだ。 最初から手にはシッカリGPSを持っている。 ランチにベリグーのステージ…。 おにぎり、ミニカップメン、ゴボウサラダ…。 |
6 等高線が写真に撮れました。三角マークがアサッテを向いていますが左手の尾根に向うとチャンと進む方を指します。 コレが自分であり現在地であり進む方を指して後に破線の軌跡が描かれていく。 |
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7 登山道に合流。 かっての俺は当然の事として正しい道以外を進まなかった…。今の俺は…、イカンナァ…。 |
8 以前から幾度と無く訪れる「山ノ神」。お久しぶりです…。 |
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9 右の写真とセット。 前にここに座り込んで絵を描いた事もあったナァ…。 |
10 正面に鍋嵐山だ。また行こう。 |
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11 ザレ上の展望地。9,10の写真は左の尾根道から見たところ。 |
12 展望地より戻って来てこのポールの後よりヤブに分け入る。 ポールの頭に黄色のテープ。かすかなフミアト。GPSでもシッカリここを捉えている。「レッツゴー」 未知尾根下降 だ…。 |
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13 入口はパッとしないナ。 |
14 ハッキリした尾根となり順調に下っていく…。 |
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15 尾根にたつ衛兵、モミの大木。 ささやかな所でも未知のコースは 「魅力」…。ワクワク、ルンルン…。 |
16 尾根も下部に至り植林地、シカサクの登場だ。 |
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17 ヤブも出て来る。 俺のテーマ 「ヤブ尾根紀行」 の面目もこれで立つと云うものだ。 |
18 右隣の尾根は 惣久尾根にあたるのかナ。 今日はアレには自信が無かったのだ。 |
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19 植林地を適当に下り奥に伸びた林道に降り立った。 ヤッタネー!。 GPSテストに乗じて「未知尾根一本」 イタダキー!。 |
20 満足の心で戻っていく…。 |
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あとがき。所有権は息子の物。俺は預かっていて借り出しを受けるのだ(無断で)。中に仕込んだ地形図は俺の物だ。そんな事はどうでも
良い。 尾根を進む自分が表示されていく…。方角、標高、現在位置(東経、北緯)、スピード、次なる目標地点までの距離、時間。 いろんな機能が搭載
されている。いろいろあるのはどうでもいい。 地形図の上の、 「何処をどのように進んでいるのか…」 拡大、縮小で見られれば最早何も云う事ナシ…。 これは「夢の世界」の出来事である。 誰でも自分に「必要」と云う物は貧しくっても頑張って手に入れる。正に俺たちもそうだ。仕事でもカーナビの恩恵を受けている。山でも GPSの恩恵を既に受けている。パソコン、衛星、GPS、それらを活用するソフト。夢の近代技術だ…。有難い…!。 |