NO43 三保山荘(廃)ー山神峠

2005、12、10  単独 トップ

11月28日「織戸峠」「椿丸」をやった。そして後半で大失態をしたのでした。
ドジッタ下降点の確認と「山神峠」。 早くリベンジに行かねば気が済まぬ…。
今日は明日の日曜より上天気という。出発遅いも今日やろう…。
家を出るのが8:30過ぎ。となれば浅瀬出発は10:30か…。
欲をかかずに下降点まで行って戻る分には何の問題も無いだろう。
吊橋渡って701pの尾根漫歩をして行けば、今度こそ間違えずに
「山ノ神」に目通り叶うというものだ…。
浅瀬ー三保山荘(廃)ー701p−山神峠ー867p稜線、下降点
       (10:30)          (13:30)   (14:15)
山神峠ー西側、沢へ下降ー林道合流ー山百合橋ー浅瀬
                           (15:20)       (16:50)
GPS軌跡
国土地理院の地図を転用しました。


浅瀬を振り返り見る。冬晴れの上天気だ…。
しかし、ここの処
何回ここを通るのだ?
他人に何と思われ様と俺の心はルンルンだ…。

朝の冷気はビシッと寒い。11月28日の時、この場面見事な紅葉だった。

路面の水溜りは
バッチリ凍っている。
寒い訳だ…。

世附川本流をはさみ対岸にこれから辿る尾根と
701pが見えて
いるゾ。

林道から少し降りた所にある吊橋。
さっきは王子製紙と何処かに書いてあったナ…。吊橋の上には本州製紙と今度は書いてある…。
(花粉症の蔓延か…、マ、イッカー)

UPでは何回も目にしていたが、
初めてお目にかかります。

「三保山荘」(廃)
立派な看板まで架かっている。
「コンチワー、一泊お願いしますー」ナンテネ。

山荘の裏手より植林地へ登っていく。歩きずらい…。
作業中だったら
ドヤサレルナ…。

一息入れる。
こんな感じだがここは木が刻んであるからまだ良い。
この上は未処理だからより大変。

植林地が終わった。自然林の尾根になった…。
フミアトもハッキリ。
10
気持ちの良い尾根漫歩の始まり
だぞ…。
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岩っぽいところもある。
良い感じだ、
ルンルン…。
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南側には湯船山脈(仮)が連なる。
13
ポイントに来た。
右手に進む道は
悪沢取水口に行く道。左手の尾根に取り付いていく。
テープが付いている。
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こりゃーきつい。
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フミアトありません。山肌をいたわりつつ登ります…。
16
一気に平らです。地形図で確認…。
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ポカポカ陽だまり。今日こそノンビリ至福のランチタイムだ…。
人がわきを通る訳も無し。
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ヘッヘッー!
閃いたフカヒレオジヤの出来上がり…。

「美味しい!」
さば水煮缶、オシンコと共に完食です!。
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山神峠に向って尾根漫歩の後半。
可愛いササヤブ、こんなもんでは驚きませんよ…。
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オットー!
見て下さい。2〜3日前雨が降ったが丹沢では雪だったんですねー。
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尾根に立つモミの大木…。丹沢の尾根に良くある光景。
22
明神山の方だろうか…。
23
ザザー、ザザーッと下って行くと…。
24
遂に降り立ちました。そしてこの手作り標識…。
25
「峠のむこうへ」
さん、今日は!   お久しぶりです。 「オリト峠」で会えると思ったのですが無かったのです。今日はイタズラ書き込みしませんヨ。漢字の「織戸峠」も貴殿の作品でしたか?
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  「山神峠」

遂に俺もここに来れました。嬉しいです…!。
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S−OKさん始めHP先人のUPで何回となく目にした
 「山神様」
このオロカなオジンをお見知りおき下さい…。よろしくお願い致します…。(頭ペコペコ…)
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峠から稜線までの写真を撮り忘れた。大半自然林の急傾斜の顕著でない尾根だった。

ここが下降点のポイント。椿丸の方から来た場合として見たところ。
左手の木を回りこんで左手に下降していく。
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前の写真の30m手前からポイントを見たところ。倒れかかる大木と
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ポイントの手前
10mの木に巻かれた白い袋の目印。
(S−OKさんが書かれている)

正面はブッシュとなっている。ここの手前より右よりに進むとここは通り越す…。
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下降が始まるところにマークを一つサービス…。
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この場面は山神峠から南西方向に道無きザレをザザッと降りて峠を振り返り見たところ。
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これは下る方を見たところ。少し恐いようだ…。
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少し下ったら左岸に植林地が出て来てフミアトありとなる。
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フミアト無くなり又沢となった。

少し不安に…。
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「ヤッタネー!!」

直ぐそこにはこの前と通った林道が…。
「ウレシイー!!」
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林道の橋の上から降りて来た沢を見たところ。
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浅瀬に向って林道を戻ります。
無事にまた戻れるゾ…。良かったナァ。

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後書き。 山道を歩く事は俺にとって非常に快適なことなのだ。ここの林道はダートコースでありしかも関係者しか通行出 来ないからマズ車の事は頭に置かなくても良い。よって山道と同じ部類に位置ずけられる。かっての俺は林道歩きが好きではなかった…。しかし近年はそれが苦 にならなくなり平気になった。S−OKさん始めHP先人の影響を受けここの領域に入る様になった。そしてここが好きになってしまったのだ。土沢、大棚沢、 金山沢、悪沢、法行沢、大又沢源流域。そこから登る各尾根…。やる事はいくらでもあるゾ…。超単純ストレートの俺はひたすら向いたっきりになってしまうの だ…。
包み隠さず白状いたしますと、山神峠に行くのに本谷の方から上ろうか、吊橋渡った尾根通しに行こうか迷ったのでした。水の木の手前から登れば余分な登降を しなくとも済む…。しかし楽をしたいのが目的か?、そうではない…。順から言えば尾根通しが正しい筈。しかも前回の時ここが「山神峠の登り口だ」と特定出 来なかったのだ。GPS、コンパスの活用で挑戦するのも一つだが、失敗すれば又惨めになる。尾根漫歩は気分がいい。やはり尾根から行こう…。と云う訳でし た。結果オーライだったと思います。
「峠のむこうへ」さんの手作り標識、何故か懐かしく嬉しくなりましたネ。知ってる人に「ヤアー!」と出会った様な…、そんな感じでした。
下降点の見落としの原因を探りました。いくつも上がりました。 1、 あの所に実際行きました。はっきり覚えています。あの所では既に下降点を過ぎている のだとしか思っていませんでした。尾根の先端まで行くんだ…、の事しか頭にありません。左に下降していく場面のイメージも全く違ったものでした。前方の ブッシュをみて直ぐに少し戻り右手の開けている方へと進み直したのです。今までマークは無いので頭にありません。全くの見落としでした。既にここでは気が 動転しています。 2、 戻る時は反対の方を進み余計にここは頭にありません。そして先にあるヤブに入った時左手に身体を向けた為勘違いが起きたのです。  失敗を学習といたします。
下降点にはいろいろ整備をして来ました。マークを付けたり、打枝をかたずけたり、枯ササを切ったり…。マアここを通過する人は年間に5〜6人でしょう か?、かなりのマニアの人でなければ来ないでしょうネ…。しかしここに又来て良かったです。納得もしたし気分も晴れました。「山神様」にお礼を申して峠を 降りました。