NO41 法行沢林道ー838p(西側p)−浅瀬橋

2005、11、23 H,K,Kさん トップ

今、話題沸騰の西丹沢。前々回の富士見峠に続く第2弾。
法行沢を挟んでの前回は、北側の830p−富士見峠を歩いた。
今回は南側に位置する838p−椿丸をやる事になった。
折りしもHP「yamanoko」を主催するKさんがコンパス使用の講習会に
椿丸に行くのだという。「俺も連れてって…」と参加させていただく。

平塚さんが主催する「地図読み山行講習会」。二万五千地図を用い
その上で「回転盤付きコンパス」で方向を確認しながら
進むのだという。正に俺にはピッタリの必要な事だ。
GPS軌跡
国土地理院の地図を転用しました。
スイッチ入れ忘れ浅瀬〜法行橋間が写っていません。
「椿丸」(902p)の一つ手前ピークで838pに向う事になりました。

今回一緒に歩いた方。左、講師の平塚さん。中、yamanokoのK氏  右、東京から参加のK氏。      「よろしくね〜」 浅瀬P。      出発だ…。    9:30になる。
今回も又大又川沿いに歩いて行く。  猟が行われている…。「帰れ!」   「イヤ、行く!」  多少のやりとりをする。 法行橋を過ぎ既に法行沢林道に入った。落ち葉を「サクッ、サクッ…」。綺麗な紅葉の中、気分も最高…!。
小屋前の広場で  一本立っているところ。 目の前の稜線を銀色の穂が縁取る。「実にイイ景色ジャ…」
前回の俺が降りた下降点も過ぎ「中法行沢橋」に着く。 下流方面を覗いたところ。     「イイナァ、実にエエナァ…」
前回俺が下降した尾根をバックにKさんが歩いて来る。 Kさんも気分良さそうだ…。(振り返り見ている) 法行沢林道もだんだん奥の部になって来ました。普段は目にするところでは無いので…。→
→何枚か多く掲げます。折り返しながら尾根を回り込み、高度を上げて行きます。ここはキッチリ治山工事がなされている。 振り返り見る。  実際はもっと色鮮やか、キレイなのだが…。
殆ど上部に至った。左手奥の樹林のところが稜線となるようだ…。左手ススキのヤブ道に突入して行く。(道、ナイのです…) 前の写真の切通しから北方面を見たところ。中央植林の尾根は織戸峠手前のピークへと続く尾根。奥の稜線は大栂へと続く尾根のようだ。
カヤ藪漕いで一段落。頻繁に現在地、進む方角の確認をしていく。 振り返り見る、カヤ藪の小尾根。  右手奥の稜線、小コブの右が「二本杉峠」に違いない…。
最早樹林の尾根に到達した。振り返り見る登った尾根。 これより樹林帯へ…。 稜線に合流した。 一本立て、オニギリぱくつく。   右に行けば902ピーク「椿丸」だ。時間が押している、寄らずに左へ進路を取る…。
マズイな…。表現の仕方がマズイです。何か俺が仕切っている見たいです。スイマセン、仕切っているのは講師、先生です。 稜線は右へ左へ折れていく。ピークの登降を何回もこなして行く。  838pも過ぎ暫くすすんだJP。西側が開け好休憩地、先生のお気に入りの場所と云う。
順番にトップを任され進む。課題を持たされ、それを随時報告するのは当り前の事です。   ここはトップを行くKさん。 向こうは「山神峠」に繋がる稜線みたいだナ。写真に撮りそこねましたが後半に至ったら笹薮漕ぎが随所に出てきます。
ここは珍しく崖状に落ちています…。 いよいよ稜線からの急下降に入ります。似た様な尾根が僅かな角度の差で降りている…。その尾根の特定が勝負の分かれ目なのだ!。
遂に浅瀬の関所が見えるところに至った。上の「錦」がマッコト綺麗なのだが…。 綺麗だナー!。  撮って上げるネー。
ザザザッと降りて→。 林道に立ちました。お見事のコースです。カーブを回り込んで100m。浅瀬橋です。   

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あとがき。毎年の事だが11月のこの時期、気圧配置が西高東低となる。山登りのベストシーズン到来である。汗したたる事無く、水ガブ ガブ飲む事無く、のどペタペタ、カラカラ無く…。ヒルちゃんはお休みに入る。「ハッパフミフミ…」落葉を「ザックザック…」心地良い。梢越しの隣の稜線、 遠景も良く見える。勢い俺の山行き回数が跳ね上がってしまうのは当然の成り行きというものか…。
浅瀬の関所。早速お声が掛かる。恐そうな「西丹沢の主」登場…。行く先を聞かれ、猟がなされている説明を受ける…。春さんから聞いている通り<顔は恐いが、心は暖か>のイメージを受ける。今はすっかり元気そうで良かったネ。
猟の人とのヤリトリ。立場の相違。目的の相違。仕方がない。こちらも踵を返して帰る訳にはいかない…。多少は先の事が心配になったが猟は大又沢左岸の下部でなされた様だった。「バン、バーン!」が二回。それっきりだった…。法行沢の方は無かった。ラッキー!。
受け売り…。1、沢、林道を歩いて行く。右手、左岸より流入する小沢、沢は確固たる特定物件である。現在地の特定。 2、等高線の僅かな窪みに注意…。確 かに沢状となっている。今までは気にもしなかったが、「アンレ、マー…!」。 3、尾根を登っていく…。前もってその尾根に合流してくる尾根をシッカリ頭 に入れておく。<成る程…、しっかり確認できる>。 4稜線状を行く…。右手より尾根合流するヨ…。進行方向は左手にクッと曲がる…。左より合流した ヨ…。クイッと右に折れて行く…。(例外的はある。顕著でないのもある)
「目からうろこ」。回転盤つきコンパスの威力!。解説はしませんが<いいものを知りました>。正に俺にはピッタリです。