NO40 大山川ーリフト道ー大山頂上

2005,11,19 単独 トップ

昨夜も寝るのが遅かった。山への出発も遅くなる。大山のモミジも綺麗だろう。
スタート遅い時は大山近辺の散策がちょうど良い…。
今日は下社境内にある今や真っ盛りのモミジに
ライトアップがあるのだという。いつもの(土)より人が多い。
いつもの「男坂」のトレーニングをこなし「二重滝」へ。
上に進み涸滝を三つこなす。その直ぐ後…。
ついさっき登っていた下の滝の方で
「ガラガラ…、ドスンドスン…」。7秒位大きな音は続きました。
「落石」です。胸がドキドキしてます。
今日のところは「警告」を受けたと理解し
折りよく左手に来ている尾根を登る事にしました。
バス終点P−男坂ー下社ー二重滝ー大山川
           (12:00)                 (13:30)
斜面取付ーリフト道合流ーリフト道ー大山頂上
                         (14:20) (15:30)
GPS軌跡
国土地理院の地図を転用しました。

賑やかな土産物通り、ケーブル駅も過ぎた。右の階段が「男坂」のスタートだ。一年を通じ何回も来るのだ。 急な石段を登っていく。上に紅葉が…。登り、下り人が多い。
この人、人…。流石の俺もこの人の前では滝の左手の壁に取り付けない…。 仕方ない、お社の右手、新しい土留めを登り上の巻道を行こう。
左岸に付けられている滝の巻き道。振り返り見ている。ロープ、スリングが付けられていてビックリ…。 滝下を見下ろしたところ。
これは二つ目の滝だったナ。チョロイ…。 前書きのハプニングのあと取り付いて登っている尾根です。
あの大木の下へと登って来て「大きな木だ、何の木だろう…」。葉を見上げて見たらモミジかカエデか、葉はそれでした。ブナと見紛う大木、初めて見ました。 地形図どおりヤセ尾根にはなりません。大山川を囲む斜面はもっと急なイメージでしたが意外と穏やかです。(頂上直下や左岸の斜面はそうは行きません)
遂にリフトレールに合流です。ヤレヤレです。危険は去りました。(アァ…、無事でよかったナァ…!) 見晴らし台方面の尾根が見えます。人の声もときには流れてきます。
樅の木が出てきました。レールは続きます。電気ケーブルは凍結、雪除けか断熱材に包まれました。 中央ヤヤ左手、木の出っ張りが頂上です。まだ150位は登るようです。
良く分りませんが、立ってる所は登山道、フミアトがはっきりあり、その下に枕木が積んであります。その先に左手に上って行くレールです。ここが一番接近し見える所です。レール道に戻り又登ります。 かすれていますが「ヤビツ分岐」と書いてあります。いくつか看板ありましたが神社の人が書く訳もなし。ここは「峠」では無いから「彼」ではない…と。(ここは道では無いレールのそばです)
「レールは続くよ、どーこまでも…♪」もう終わりなのは分りますが、良く続きます。(オラ、ツカレタ…) やっと終着駅です…。
いつもの頂上です。人が居ない分けではありません。たまたま写っていないだけです。 湘南平と相模の海です。15時30分です。
「ワッセ、ワッセ…」駆け下ります。(俺だってたまにはヤンノヨ…)(夫婦杉で柿かぶりつきの休憩) 下社に着いてお参りして…。今日は茶屋は素通りしてと…。後は男坂の石段を「ホイ、ホイ、ホイ…とおりましょう。ホイ、ホイッ…とネ」

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あとがき。昨夜「春さん」からもの凄く嬉しい書き込みを頂き舞い上っています。「23日」の「椿丸」山行。 俺が他人のペースで歩くという事は普通無いのです。又一番苦手でもあります。花がありました、写真を撮らせて下さい。アレしたいです、コレしたいです…。 皆一々お願いしなければなりません。疲れても勝手に休めません。私が他人との協調性に欠ける所の一番の弱点なのです。いわゆる自分勝手、わがままなので す。その私が他人の指導の下に入るのです。心配です…。(バテないだろうか、急にキジ打ちないだろうか…)
トレーニングに行かねばなりません。「ホームグランド、男坂」です。ここの処行ってないからついでに大山川に遊んでみます。(チョット、生意気デナイカイ…)(能書き、ホラ吹きは一人前なんです)
そして天罰下って前書きのアクシデントです。(打ちのめされなくてまだラッキーでした。又もや守護霊様ありがとうございました)。枯滝三つ越えた先、前書 きの次第にて今日の沢の部は止めました。そこで今までもやって見たくても機会の無かった道無き斜面、大山原生林の踏破です。格好の尾根がそこにありまし た。(コレダ!ヤルシカナイ!)。果敢に取付、登ったのでありました。(正に遭難予備軍そのものでありました。但しパイル、ロープなどは一応持っていま す)。
大山の聖域を俺は汚しているのではなかろうか、と一瞬思いました。しかしお友達の鹿糞や獣臭に我に返り「そうか、俺は獣の部類だから良いのか…」。実に勝手な決めつけです。
オロカな山行。正しき人は目にしない踏破の部分。掲げて見ました。出来は悪いですがご覧下さい。神社の人から「レールの側、歩くんじゃネー!、このバカヤ ロー!」。罵声が聞こえそうです。(スイマセン、スイマセン…ッ!)(しかしコレをヤリたかったんです昔から…)
帰りの下社。「無事の山行」、「汚したお詫び」。丁重に頭を下げ、白い色の硬貨を投げたのは当然のことです。