NO39 法行橋ー富士見峠 |
2005,11、13 単独 トップへ |
今、話題沸騰の「西丹沢」。俺はチョコッと4〜5回踏み込んだだけでしかない。 そんなもんで人の議論の中に入れる資格などある訳も無い。 「西丹沢」の大代表に「地蔵平」「水ノ木」「富士見峠」「織戸峠」などが 上げられるだろう。今回はその資格獲得の為にも「富士見峠」の探索に行くのだ。 しかし、今となっては西丹沢の奥地は車で入れず、行くも戻るも 辛いところだ。(ナンダ?、泣き言か…) 歩いたご褒美に「土産話」が2つ〜3つ出来た。 いろんな光景をまた目に出来た。十分行った苦労(?)は報われた。 |
コースタイムと云えるものではありません(俺の歩きは犬の散歩みたいですから〜) |
浅瀬ー大又沢林道ー法行橋ー尾根取付ー830p−尾根縦走 |
(7:30) (9:00) (10:50) |
林道合流(支線)ー林道合流(本線)ー尾根取付ー980p(折り返し点) |
(12:00) (12:30) (13:00) |
富士見林道、下降点ー798p−法行沢林道合流ー法行橋ー浅瀬 |
(13:40) (14:30) (15:30) (16:30) |
GPS軌跡 |
国土地理院の地図を転用しました。 |
地図と写真、土産話の補足のページ |
浅瀬のP。2台目だった。 | 大又沢林道を歩いて行く。 | ||
大又沢を望む。 | 相当歩いた。あのピークへ登るのかナ。良く分らない。 | ||
遂に法行橋に着いた。奥にチラッと滝が見える。 | 歩道の記入は無い。(ケモノ道の記入など増してある訳もナシ) | ||
橋そばから崖、笹こいで直に上の林道に上がる。そのままケモノ道へ。 | ケモノ道を行く俺もケモノの部類か…。 | ||
今日は「二本杉峠」を西側から見る。これも気分のいい事だ。(師の05’2,31のレポと同じ場面。とすれば師もケモノの仲間?。ここから富士見峠までは師の跡を辿る。ルンルン♪…) | 見た目は良い風情だが実は違う。前の写真から前方に見える植林の入口までヤブを漕いだりして進む。そしてダニ点検して「愕然!」。想像におまかせ…。 | ||
前の写真の植林地を登る。これが結構長く楽しい(苦しい…)。 | 830pだ。ヤッタネ!。俺も少しはヤルようになったもんだ!。 | ||
これも師と同場面。嬉しいナァ…。 | 何の変哲も無い尾根ですがオバカルート故チョット多く載せてみます。 | ||
テープマークがたまにあります。緑の株はシキミで赤い実がキレイでした。 | 師と同場面。向こうに見えるのは県界尾根。 | ||
「ン!アートか?!」。「芸術は爆発ダ!」 | ブナの木も出てきました。 | ||
「コレワ…?」凄い大株です。もしかしてナメコの老菌?。 | フミアトナシもたまにテープアリ。 | ||
植林地の上の方に富士見林道が見える。もう少しだ。 | 出ました!。富士見林道です。 | ||
大栂、菰釣山が見えます。 | 道わきに「リンドウ」が可愛い。 <リンドウにリンドウ…、さむー> |
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05’2,13。師が掘り起こそうとされた標識はコレかな。(右を指し、地蔵平が読み取れます) | 富士見林道が大又沢林道に合流した後右手に進み地蔵平に向いた林道。左の尾根に取り付く。 | ||
こんな感じの気持ちの良い尾根を登っていく。正面にネットに当たる。右手に向きを変え進むと、 「ガサ、ガサッ!」→ | 何とウサギがネットに絡まりもがいています。 当然です。ネットを切り、放してあげました。 | ||
何故かこの辺に来たらフミアトまるで無くなりました。 | 紅葉を愛でる…。13:30になる。ウサギ救出が終わって気が抜けた…。大栂周って織戸峠、その先も道はないのだ。今日はこれで戻ろう。 | ||
富士見峠を通り越し往路の方へ戻る。往路で林道に出た場所の少し手前。→ | 杉の木の幹に赤丸が大きく二つ書いてある。この尾根を下降した記述は無いが挑戦してみよう…。 | ||
ラッキーだ。フミアトあり、ヤブなし、マークあり。 | 防火帯の切り開きの下方に法行沢林道が見えてきた。もう大丈夫だ。右には降りずにそのまま尾根筋を進む。 | ||
最後の尾根先端の手前より左手植林地へ下降する。右手の土盛の裏に出た。スンナリと何事も無く…。「ヤッタネー!!」。俺はホントに嬉しかった。 | 小屋がある。覗いたら土間と畳だった。(使う気にはなれない) | ||
鉄柱の基礎。ここは暗いから照明を付けるのだ。 (アホカ!) |
取水口への降り口に来ました。 (撮影終了になりました。時間にも余裕はありのんびり戻りました) |
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後書き S−OKさん、HP先人の情報を頂いての山行でした。ケモノ道、ヤブコギ、ダニの猛襲。秘境の只中にいるのを感じました。
尾根より望む光景は、私には初めての光景でした。あの地域のほぼ中央から周囲を俯瞰する…。先人方と想いを共有することが出来ました。今度は椿丸、織
戸峠からの光景を見なければなりません。(アア…、又キビシイナァ)
のんびりこの作成をやっていたらHP「ドブ鼠徘徊記」の「dn」さんより書き込みを頂いた。何と嬉しい事か…。富士見林道より、798p、法行沢林道を結 ぶ尾根ルート。dnさんも下降されたのだと云う。先人の方と行いを共有したり語りあったり…。実に楽しい事です。 |