NO37 (南大山沢、石尊沢)中間尾根ー大山

2005、11、03 単独 トップ

10,000ヒットの感動。万歳三唱でありました。ありがとうございました。
記念山行にもっと立派なものを…とも思ったのですが、俺に似合うのは
この辺りの様な気がします。課題を二つ。1つは「二ノ沢の頭」南尾根。
これは全くの未知コース。もう1つは「師」のレポ(石尊尾根)にある表題尾根。
出発遅くまた時間に追われそうだが仕方が無い。
お天気良し。紅葉最高潮。未知コースが二つ…。
果たして…。ワクワク、ドキドキでやりましょう…。
日向川終点P−「二ノ沢の頭」南尾根ー梅ノ木尾根ー893Pー唐沢峠
       (10:00)                (12:15)         (12:30)
  唐沢川ー(南大山沢、石尊沢)中間尾根ー1170P−大山頂上ー見晴台ー出発点  
            (13:35)          (15:00)       (16:00)(17:00)
GPS軌跡

今日は11月3日、文化の日だ。お天気もまずまず…。  人の出もこの通り。 画像が差し変わりました。
修正まで少しお待ち下さい。
駐車場の先で川を渡って植林地に取り付く。    急だこと…。
ピーク状に乗った。まずはヤレヤレと。 ヤセ尾根状を進む。
登りの第二弾。 「梅ノ木尾根」に合流して      「二ノ沢の頭」  この辺から雰囲気が「極上?」となってくる。
千回振り出しても苦いという      「センブリ」 辺りにかなり咲いていた。 ここの尾根漫歩は実に気分がエエ…。
この尾根の良さをここでPRしても始まらぬ。 何回も訪れる   「大沢分岐」   このあと美女三名に遭遇…。あろう事か当ページをPRしてしまった。 見てくれるかナ…。
P893上の稜線に 合流だ。ヤレヤレ…と。この手前の登りはキツイねー。 でた稜線から西を見たところ。目の前に登ろうとしている尾根が正面だ。
来たばっかりの   「唐沢峠」休憩所 ここに来る間にも唐沢川に降りる支尾根が三本あったが止めておいた。 「ズルッ」とこけたらエライ事だ。 この前UPすぎて失敗した写真です。(今度は引きすぎ) 現在地から沢に下りた道。 疑問に思いませんか…?
右手の沢は石尊沢。この左手に南大山沢が入っていく。 「オットーッ!」   何でテント…? 覗いたら骸骨が…、なんて。オオ嫌だ。サッサと通り過ぎる。
取付の中間尾根。木の根がむき出しになっている。 ワクワク、ドキドキの始まりです…。
右手、西側には石尊沢を挟んで    「ネクタイ尾根」 下の河原で二組に会った。ネクタイ尾根(仮)下降という。 今はポピュラーになったのかナァ。 綺麗な尾根だ…。 ヤブなし、悪場なし、道形なし、迷い処なし、マークあり(不要だがほんの少し付いている)
ザレの箇所が何度も出て来る。 この斜面は見事な雑木斜面。昔から炭焼き用に何回も利用されてきたんだろうネ。
25,000地形図だと尾根上に一ヶ所ピークがある。そこに来たみたいだ。 この木の下はケモノ達の集会場なのです。見事に整地されています。
尾根の様子が変わって来た。スゲやらカヤやら感じの良い草が密生している。 これはイカン「魔」の笹が出て来た。しかし密生はしていないゾ…。  さすがに11月、クモの巣が顔に「ベタッ」はありません。気持ちイイッス…。
右手、ガレ上に出た。素晴しい光景なんだが俺のチャチイ写真ではダメなのでカット。 鉄塔の基部に着いた。そんなでも無い高圧線なんだろうが初めて見たネ。触ったらあの世行きだろうか。
登山道の少し手前だ。青いハリガネ、ありましたよ。一個は落っこち、一個は健在でした。 ピンボケにて済みません。「雪虫」だと思いますが、綿を付けてフワフワ飛んでおりました。冬の丹沢でよく見ますがこれが植物の汁を吸うアブラムシの仲間とは…。
左手から出て来た。次々ハイカーが来る。        「ヤッタナァ…」 「良かったナァ…」 「嬉しいナァ…」 未知だった尾根また一本いただきました。 15時になる。ハイカーまだかなりおいでだ。早く下りないと暗くなりますヨ。
見晴らし台に下りてきました。目の前の尾根が登った尾根に違いない…。昔からあれを見ていて<ヤリタカッタ>んだもんネー。 日向キャンプ場に下りつきました。無事の山行ありがとうございました。車で17時を迎えた。暗くなった…。(ここは良い、家まで近い。40分あれば着くだろう)西丹、道志からだと2時間かかるもんネ。

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あとがき 10,000ヒットをいただき感動に酔いしれておりました。「山ノ神」お守りもレンチャンで果たしたし、また「ヤブ尾根チャレンジ」 となりました。 可愛らしいながらも暖めてあった二本の「未知コース」、今日やらせていただきました。
「二ノ沢の頭」南尾根(仮)。以前より大沢分岐より下ってくる時、「右下にあるキャンプ場に下りれそうだナ…」と思いながらも実行は出来なかった。   「ようこそ!山へ!」、そしてその中の「誰も知らない丹沢」。主催する「S-OKさん」のお陰で俺の丹沢に於ける行動範囲が一気に広がり本当に嬉しいの だ…。この辺りは特に数え切れないようにある。それらを一つ一つコピー山行しているうちに「ヤブ尾根」について「徐々に」自信が付いてきたのだ…。そして 今は以前から気になっていた尾根や、本ルートに対して味付けする時に地図読みで未知の尾根にも挑戦出来る様になった。誠に嬉しい。ひたすら「S-OKさ ん」に感謝する次第です。
大沢分岐辺りで二組に会った。唐沢川の河原辺りで三組に会った。流石に「文化の日」…。沢の出合にあったテントはズッと張ってある様なイメージだった。何なんでしょうネ…。知ってる人がいたら教えて下さい。
大分前に読んだことのある師の「石尊尾根」。今回は敢えてメモも読み返しもせずに挑戦した。(生意気でナイカイ…)
人助けを一つ…。見晴らし台におりてる途中、四人連れの一人が足を痛めたらしい。その一人が遅れている。三人が先行しては気をもんで いる。(俺はヤブを通過しており三人の手前に下りた)三人がケーブル駅までの所要時間を聞いてきた。その人がストックを持っているかを聞く。ヤッパシ無 い。俺はすかさず鋸にてストックを二本作り、簡単にどうしたら良いかを教えてあげた。(当たり前の事です)
今回の事で思い出した事を一つ…。  「義を見てせざるは勇なきなり…」。  何年か前、表参道を下って「夫婦杉」も過ぎ神社の裏手 の森にさしかかる。中高年夫婦の亭主はやっとの事でオカミさんに支えられて歩いている。ケーブルの最終時間まであといくらも無い。事情を簡単に聞き「駅の 人に訳を話してみて上げる…」と俺は駆け下る。4時半だかの最終はもう直ぐ出るし「待てない」という。何とかして上げれないかと云う俺に「特例で5時に下 りる社員用の便に乗せてあげる…」と仰った。「ヤッタネ!」で取って返す。 神社横の超急階段を降り始めた二人…。体形見ても重くない。俺のザックは日帰 り用の小型、奥さんに持ってもらう。 旦那を背負って下りた…。下社前の石段もそのまま下りた…。かくして二人はケーブルへ…。人助けは気持ちが良い。お 互い様だ。
今は「女坂」に僅かだが灯りがついた。それ以前は当然「昼なお暗し」のところ故、夜は真っ暗闇となる。そこを「痛みを堪えながら這いつくばって降りてゆく…」なんて想像するにも忍びない。
奥さんがどうしても住所、名前を書けと言うので書いた。後日ご丁寧なる礼状と菓子折りが届いた。
三軒の茶店には交代に良く寄る。足を痛めたとか天候の急変とか、一々他人の助けには応じないと云う。大勢来る所だ、仕方がない…