NO35 杉ノ沢右岸尾根ー三峰山

2005、10、14  単独 トップ

今日も上天気。この後3日間雨模様という。出発遅いも頑張って行こう。
あまり足を踏み入れてない唐沢川。ここを探検に行こう。S-OKファイルにある
「杉ノ沢右岸尾根」これが気になるのだ。丁度良い一周コースに当てはめてやってみる。
「山と高原」地図、「丹沢」を見ても「杉ノ沢」の記入は無い。
俺も最初は何処だ何処だと探した。そこは「大山三峰山」の南西に
流れ落ちる流程の短い小沢であった。

矢太郎林道終点ー不動尻元キャンプジョウ跡ー唐沢峠唐沢川ー杉ノ沢出合
         (10:30)                             (13:00)
杉ノ沢右岸尾根ー大山三峰山ー境界尾根下降ー出発点戻り
                          (15:00)                   (17:20)

今回の山行のGPS軌跡です。恥かしいミスコースもハッキリ、クッキリ…。
三峰山、東峰より東側の1/25000地図は厚木地区となり今回持って来ていないのです。
国土地理院の地図を転用しました。

久しぶりの矢太郎林道終点P。 雰囲気の良い矢太郎沢プロムナード。
矢太郎下の廊下1。 同、2(逆方向)
元キャンプ場に行く林道に合流。 管理棟のあった所だ。右手にあった休憩所が無い。簡易トイレが設置された。
ジグザグ登りも終り展望が利いてきた。梅ノ木尾根が良く見える。 唐沢ノ頭の東側を巻く道に入る。「アレレ…こんなに良い道だったっけ」
大好きなところ。唐沢峠の休憩所。 こんな案内板がある。「異議アリ!」。これは問題が大ありだよ。唐沢川に降りた道の記入は途切れて無い。今通った巻き道の記入も無い。
唐沢峠から「廃道」の筈の沢へと降りる道。「沢遊びをする為に降りる道」と解釈するか…。 右はエンテイ。「石尊沢」と「南大山沢」の出合の広河原だ。前にS-OKさんのファイルから「ネクタイ尾根」に挑戦したのを思い出す。直ぐ右手の尾根に取り付けば「ネクタイ尾根」(仮)だ。
一部ではあるが「唐沢川」の下降だ。初めてのコース。ワクワク、ドキドキ…。 同じく。
「大ノ沢」の出合。(逆方向に見ている)真ん中に大岩。「師」の写真と同じ所。黄色のテープもまだあります。(師のファイルは2002,4,14。大山北尾根〜三峰山です) 最近のお昼の定番です。「サラサラッ」とこれがイケルのです。水をタップリ入れてある。(お茶漬け風に食べる)
「山と高原」丹沢マップ見ても「杉ノ沢」の記入は無いのです。失礼しました。この小沢がそうなんです。左手よりの「大ノ沢」の合流。出合のところに「大岩」。キイロのテープ。
S-OKさんのレポートの通り…。自然林の中穏やかに唐沢川が流れる。気分が良い。
右から遂に「杉ノ沢」の合流だ。しっかり水流がある。出合いをしっかり味わう為にお昼にしよう。  「杉ノ沢」を越えた先の斜面に取り付く。土面の急傾斜地を注意して登っていく。
かなりの急登をこなし落ち着いた処。 岩の尾根も出てくる。
「オットー!ヤセオネー」。この後木の根の上を渡る「空中散歩」がありました。(受け売り) 向こうに「兄貴分」の「丹沢三峰」。
三峰の稜線が近ずき最後の急登をこなし<後100メートル>の標識の裏に出る。そしてヤセタ稜線を進み、いつもの「三峰山」頂上です。 この尾根は「イワシャジン尾根」だね…。あちこちいっぱい咲いている。
境界尾根へと入って行く。これが「境界石柱」なんだろう…。ここはまだ間違いなし…と。 この手前で脚立でシカサクを越えて尾根が左へ分かれていった。「マ、イッカー」で右手に進みます…。
左手にシカサク。脚立があり尾根が分かれていく。以前の記憶は何もなし。(このコースを予定した時下降に使 うこの尾根の事は楽勝とばかりに検討を何もしていなかった。右手の尾根を下っても矢太郎川の何処かに降りるんだ…、と軽い気持ちで降りました。それは良い のですがその先でやや分岐風のところ。左手に杉の植林地、下も歩きやすい。これを下るか…。(地形図の確認をしていません)植林が終わり急傾斜に沢に下っ ていきます。この後で下るのをあきらめたのでした。
「マ、イッカー」は良くないです…。「反省、猛省…」。危険地帯に入ってしまいましたが、慌てず「モガキ」、尾根に戻りました。 前の写真は「矢太郎川」。ここでヘタリ込む。時は17時近い。「危なかったナァ…」。Pに戻り着きました。

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あとがき。 「唐沢ノ頭」の巻き道は今はこちらが本通りのようだ。案内板の写真がUP過ぎてまずかった。川に下りた道の先は「尻切れトンボになっている。川に下りても道も無ければ標識も無いのに…。
初めての「唐沢川」下降。「ワクワク、ルンルン…」。S-OKさんのレポートのメモを見る。「大ノ沢」出合。黄色のテープ。その先「杉ノ沢」出合。尾根取付と裸地の急登…。情報のお陰です。安心の心で進めます。
ヤセた尾根。「木の根」上の空中散歩。岩の出現。「ワクワク、ドキドキ…」で私には未知の尾根を進みます。そして稜線へ…。
下降に選んだ「境界尾根」。登りに一回、下りに一回やってある。しかし全く自信は無い。分岐が多く結構むつかしいのだ。甘く見た結果バチが当たり「モガキ苦しむ」事になったのでした。当然です…。
名も無い枝沢を強引に下り、OKだったかも知れない。しかし、万一しくじって転落したら…。そんな賭けをするのは全く愚かだ。絶対にするべきでは無い。俺 も今回急傾斜地と分っていながら降りすぎだ…。(ザイルを使ってもっと降りようか…)。ピッケルフル活用で戻った。
又、良い「学習」をした。今回の経過を決して忘れまい…。(滝が出て来て危険な状況の場面の記述はやめておこう。恥かしい…)。