NO33 弥七沢ノ頭ー板小屋沢ノ頭 |
2005,9、26 単独 トップへ |
戸沢ノ頭と大杉山は植林地が多そうだから、もうちょっと後回しにしてと…。 その先の弥七ノ頭(956p)と926pをとにかく先にやって見たい。 S-OKさん、Y-Kさんのレポートにあるのだ。地形図みてもキレットの前後は 等高線が混んでいる。ササもあると云う…。けっこうしんどいかナ…。 大石キャンプ場に渡る(檜洞丸登路、石棚山コース入口)公園橋の所。 道路に大きく余地があり車が置ける。箒杉の側に登路を求めて出発だ。 |
西丹沢コテージキャンプ場ー小沢左岸尾根ー762p−弥七沢ノ頭(956p) |
(8:00) (10:30) |
926p−1210p(登り着いた稜線のピーク)−板小屋沢ノ頭ー公園橋 |
(12:10) (14:00) (16:00) |
GPS軌跡 |
国土地理院の地図を転用しました。 |
箒杉の真下、川を渡った所にキャンプ場がある。その脇の小沢が取り付きなのだ。 | 小沢の脇に林道が付いている。そこに降りて来ているこの尾根に取り付く。 | ||
直ぐに出てきたシカサクに沿って急登する。ほとんどヤブなし。 | 地形図の通りヤセ尾根が続く。崩壊地マークもあり心配したが尾根の脇にあるだけだった。 | ||
気持ちの良い尾根の登りが続く。 | この時期のお楽しみヤマボウシの実が沢山落ちている。甘くて美味しい。 | ||
いよいよピークに来た。ここまでマークなど何も無し。初めてこんなテープが…。ここは762pだ。 | 細長いピークの中央辺り、Y-Kさんが「ここで直角に左へ」と書かれているマークの処に来た。 | ||
ヤセオネを通り弥七沢ノ頭へ向う。 | 左下に箒杉が見える。 | ||
こんな尾根の通過もある。 | 歩く人も多いのかマークもいろいろあるよ。 | ||
弥七沢ノ頭(956p)。三角点はあるが山名標識などは無い。 | 926pへ向う。気分の良い尾根漫歩。 | ||
「オオッ!大蛇か!」。自然界の芸術。確かこれはツルの巨大化したものだったナ…。 | ありましたね。今年初見のイワシャジン。(実際はもっとキレイな紫色) | ||
926pへの登りの鞍部だ。途中にあったピークより「北」方向にはあまり人は歩いて無いようだ。グッとヤブっぽくなりマークも少ない。 | すでにササが出てきている。クモの巣を払い、他のケモノへ注意信号を発しながらひたすら登る。「楽しい…、楽しい…」。 | ||
キビシイ登りをこなして「926p」に立つ。北西方向の端に行って見る。良い尾根が降りているゾ…。これを行くのも一つのプランだナ。 | ヤブ沢ノ頭へ向って登る。ここ試練だろう。逃げたらS-OKさんに笑われる…。ここも「楽しさ…」を噛み締めながら登ります。 | ||
半ば枯れササの中身体を引き上げるキビシイ急登をこなしようやくササが終わって「岩の庭園」の登りとなった。 | 「ヤッタネー!」登山道に出ました。ここは1210Pみたいです。左手のササから出て来た。 | ||
箒沢に向って下りていきます。これも今年初見のホトトギス。 | 板小屋沢ノ頭。懐かしい処だ。 | ||
ここの坂も一流だね。呆れ返るよ…。ようやく沢に降りた。「ヤレヤレ…」。 | 沢沿いのトラバース道。レポにあった崩壊地。 | ||
エンテイの上の河原。正面に「権現山」。今は愛しい山となった。 | キャンプ場に着いた。公園橋の向こうに俺のボロ車が待っている。「ヤッタネー…!!」。 |
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あとがき。 取付点がどんなだろうと不安があったが何も問題無かった。ラッキーだった。地図読みでは尾根は細く一本だから心配ないだろう。762pに上がりヤッタネ!だった。未知のルートだった。後はフミアト、マーク、レポを辿ればいい…。
大タル丸辺りを進んでいる様な雰囲気だった。秘境の趣き…。ワクワクしながら進んだ。S-OKさんが県民の森から上って来られたピーク。956pと926pの中間のピーク。926pへ進むルートは「ケモノルート」だね…。「オロカコース」には違いない。 ここの処キビシイルートが予想される時はピッケルを持っていく。急登の中、手がかりの遠いとき。無い時。結構活躍してくれる。熊と格闘する時にも良いかも…。 |