NO32 後沢鍋割山

2005、9、19 単独 トップ

巷は3連休。俺はお祭り、孫、畑などで忙しい…。しかし山も行きたい。
暖めてあった後沢、初級というが果たして、果たして…。
下山路を只おとなしく下っても面白くない。1108pから真っ直ぐ南下する
尾根がある。「よし、これに勝負だ…」。
寄沢キャンプ場ー後沢ー鍋割山ー1108p下降ー寄沢
           (7:30)        (12:00) (12:45) (15:00)
国土地理院の地図を転用しました。(電波の弱い処はトラックが乱れます)

夏休みの過ぎたキャンプ場は静かなもんだ。 右手よりハッキリとした小沢が入って来る。これが「後沢」だ。入口に「管理道…」と書いてある。
左手に細引きの付いた巻道あり。 右手奥に見えてる木橋で楽勝。
左岸にこんなにハッキリと仕事道。 何処かのページで見た記憶がある。登山コースでもないのにこんな立派な看板がどうして…?。
陰湿なゴルジュに入る。奥にエンテイがある。 そのエンテイに乗った上から下を見たところ。
ハッキリした二股となる。何種類かのテープもあり誘導してくれてるみたいだ。ここ左へ。 次に左岸を進むと仕事道はシカサクに入っていく。沢は倒木で歩きにくいのでこれに入って上流へ進む。
良かったそのまま上方へあげられるかと心配したが沢沿いに抜けれた。 マズイぞ!周りは急峻になってきた。少し戻り左手の斜面に取り付く。ここ一時、勝負だ。
自然林の中に石が散らばる急斜面を無事にクリヤー!。ここ次の写真の植林地との境目。途中何も無いのにここに何故かマークが。 適当にジグザグ切って上へ、上へ。
尾根に上ったらハッキリと仕事道。 南方向に栗ノ木洞が…。
いつもの鍋割山への登山道です。ヤッタナア…、又一つヤッタナア。感無量です。 今日は結構暑い。汗ボロボロ。当然頭の中は「カキ氷、カキ氷…」。 おいしく頂いて出てきたところ。
熊木沢の河原と蛭ヶ岳だ。蛭ヶ岳はいつ見ても立派だナァ。 お久しぶりの「鍋割峠」です。今は立派な標識が。これを降りずにこの先の1108pへ。
此処みたいですよ。白杭と石柱(二四八)があり→ 脇の木にマークもある。GPS26,40−08,05。「ヨシ!、間違イナシ、下降ダ…!」。
ケモノ+ヒトの感じです。ササはヤブは?と身構えて降りている内に→ いつもの「雨山峠」への登山道に出ました「こんなに楽で、アッケナクて、エエんでしょうか…」。ここで下山して来たKさんに出会う。
とんだ迷惑を蒙るハメになった横浜のKさん。「どうも失礼をば致しました」。 振り返り見る「寄沢」。Kさんが仰った。「秋色の始まりですネ…」。

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あとがき。 後半戦の1108pより下降の「地図読み下降、大作戦」。超順調に下って「雨山峠」よりの登山道に合流。ウレシイー!。 そこには大きな看板あり。「雨山峠へは出水の時など危険です」。と書いてあっても、「この尾根を上れば問題なく稜線に上れます」とは書いて無い。それが又 良いところか…。喜びに浸りながら写真を撮っていたら下山のお方が…。また俺の余計でハタ迷惑な行いが炸裂してしまった。横浜のKさんとおっしゃる。ゴメ ンナサイね。狂ってるオジンを許して下さい…。何とその中でまたある事が。Kさん「誰も知らない丹沢を時々見ていますよ…」。ヤッタネー!。S−OKファ ンクラブの一員だ。もう嬉しくって止まらない…。Kさんゴメンネ。
林道の車まで付き合って下さった優しいKさん。実にさわやかな好青年。バカなオジンに遭遇して災難でしたね。ありがとう、ありがとう。
「丹沢の谷、110ルート」は10年前の本であり随所で現状と違うみたいだ。あてにしないで入ってみた。上部の二股でマーク、谷の様子からも左俣へと進ん だ。写真の壁状に囲まれた。その手前より行く手を阻まれたら…の想定をしながら斜面を見ておいたので、戻って取り付いた(俺はエライ。又バカを云う。当た り前ダッツーノ…)。本は右俣をさしていた。そうすれば「後沢乗越」へ鼻歌で出られる様に書いてある。こりゃー悔しいからリベンジだナ…。