NO29 権現山ー畦ヶ丸 |
2005、7、24 単独 トップへ |
前回の権現山はマスキ嵐沢を登り頂上に立った。そして下山の時畦ヶ丸へと伸びる 尾根を進み途中から早まって南に尾根を下り又マスキ嵐沢へと下ったのでした。 本当はその時に1079Pを探検し畦ヶ丸へと続く尾根を探索したかったのです。 そして鬼石沢へと下りたかったのです。前回のリベンジも兼ねて今回は一気に 畦ヶ丸山頂へと目指します。しかも未知のコース権現山北東尾根を登って…。 |
西丹沢自然教室ー権現山北東尾根(仮)−権現山ー1079P−畦ヶ丸頂上ー西沢出合 |
(9:15) (12:10) (14:30) (17:00) |
国土地理院の地図を転用しました。 |
お久しぶりの公園橋です。正面の植林地に直ぐに取り付き左手に上っていきます。 | 上って右手に落ちるガレの上。 | ||
左手よりの尾根と一緒になり一本の尾根となる。 | しばらく登ったところで東南方向に落ちる大きな崩壊地の上に出た。 | ||
きれいな気持ちの良い尾根を登っていく。 | 今度は右手(北方向)に落ちるザレの上。 GPSにて位置を確認してみる。 967の少し下923か…。便利なものだネ。 |
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白ザレのヤセ尾根にコケが張り付く。 ルンルンの良い雰囲気だぞ。 |
三角の大岩出現。 | ||
特別な悪場も無く権現山頂上へと着きました。 前回同様又ガスの中です。12時10分簡単にお昼を取り直ぐに畦ヶ丸へ向かいます。 |
丹沢山中あちこちに設置されている植生保護柵。この中と外の違い…。 俺はシカ君のお陰でヤブの無い丹沢を歩けるのかナァ。 複雑ヤナァ…。 |
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権現山と畦ヶ丸を結ぶ稜線を歩いている。前回降りてしまったマスキ嵐沢を望む。 | 今日もS−OKさんの「03’4,27」をしっかりメモして先生だ。尾根道が左手より上ってきた管理道と合流した処。 テキストの通りだ。ルンルン…。 |
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「ヤッタネー!。 p1079だ…」。 テキストの写真。 小ピークにスックラと立つブナの木。 手前に倒木。 S−OKさんのテキストを見て以来一つの憧れの場所だったのだ。 |
そのブナの木。近ずいて見たらキレイなキツツキの巣穴が掘ってあった。地上1メートル位の処。 正にここは人の滅多に来ない奥深い山中なのだ。 |
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又、芸術家の ブナさん。 |
「ン!ナンダト…?」 「マ、イッカー」。 |
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恐怖の密ササの始まりだ。この後はひたすら頭を下げ腰をかがめササの中に潜ってフミアトを見ながらの前進です。 | 抜けました。 「畦ヶ丸、頂上」 です。 オバカコース遂にやったぞー!。 |
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たまには御見苦しいのを堪えて下さい。 オバカオジンの 雄姿?です。 | これまた 「ウルトラ腕ひねり」でございます。 | ||
善六ノタワからの急下降を終え ここまで来たぞ。 |
残るは西沢沿いのお散歩道の 30分だ。 満ち足りた心で 戻って行きます。 |
あとがき。週末の土曜日。夜のお仕事は一応こなさねばならない。日付変わって日曜日となる。早めに切り上げても家には1時過ぎ。 仕度して2時出発一路山北のコンビニへ。朝、雨が降っている…。雨のキライな俺だが「いずれ止む」と決意する。 自然教室の前、車がいっぱい止まっている。バスも来てハイカー15人程降りソレゾレ散っていく。俺は一人橋を渡り左手の植林地へ 登ってゆく。俺にとっては未知のコースだがdnさんがフミアト、マークありと教えてくれたのだ。この権現までの登りと1079Pから畦ヶ丸 の登りと二つが一度に出来れば申し分ない。問題はお天気とスタミナだ。 スタート時は雨は上っていたが権現に登っている途中で降られカッパを着た。一時だけだった。未知の尾根は楽しい。ヤセ尾根、ガレの 上。突然現れる大岩や岩っぽい尾根。ササの中に続く尾根。キレイな樹林の尾根。いろんな樹形をしたブナの木。思わぬ展望地…。 S−OKさんの跡をたどりながらの至福の尾根歩き。憧れだった1079ピーク。恐怖でドキドキしていた背丈を越える密ササの急登…。 新兵器による現在地確認の喜び。俺にとって今回の山行は最近では「大タル丸」以来の「大ホームラン」でありました。 感謝、感謝。 |
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