NO28 明神峠ー土沢

2005、7、15 単独 トップ

今話題の土沢。俺は行った事が無い。「塾生」の俺としては情けない。
しかしあの擂鉢の底に入るにはアプローチが…。
一番ラクチンルートと思われる明神峠から入って見よう。
そしてどっかから土沢に入り下ってみよう。果たして…。
明神峠ー一ノ沢橋ー土沢下降ー二ノ沢出合ー大エンテイで林道へ上る
 (12:00)                 (13:50)        (14:00)   
四ノ沢橋(戻る)ー二ノ沢橋ー峠下の鉄塔ー峠帰着
        (14:30)       (15:00)           (16:00)
国土地理院の地図を転用しました。

明神峠の入口。 初めてゲートの内側に入ったぞ。
林道を下ります。
間もなく鉄塔の基部に着いた。 右手は湯船山方面の山が連なる。
「暑い!…」
汗ボトボト落ちる。
「ウツボグサ」
今こんな処でお目に掛かるとは…。
作業小屋と続く林道。この少し先で林道が左の尾根に分岐して登って行った。その尾根の右手にフミアトあり。「ヨシ、これを辿って沢へと降りよう」
かすかなフミアト。 境界標石があり分岐となった。どの道「一ノ沢」へと下りるのだ。
左に取り急傾斜の道無き斜面を降りてゆく。
沢への最後の下り口を心配したが大した事無く下りられた。ここで休憩。足ごしらえを整える。ドボンしても良い様に貴重品も耐水袋に入れてと…。 ここの沢の写真がミスで他のものと
入れ替わってしまいました。すみません。
いずれ対処します。時間を下さい。
「ヒエー!、ツメテー!キッモチエエー!」。
ワクワク、ドキドキの始まりです…。
磨かれた岩床。
実にキレイだ。
股まで水に浸かりかまわず水流の中を歩いてゆく。

「キッモチエエー!」「タマランナァー!」
「コリャーイカン」
「ドボン過ぎるぞ」

しっかり巻き道が
付いておりました。振り返り見た滝。
出合です。
左が下って来た一ノ沢。右が二ノ沢、三ノ沢へと繋がる沢。
殆ど1:1。
ここで休憩だ。直ぐ下はエンテイだナ。幅広くなって水音が大きい。 エンテイは高く大きい。巻き道は上、下両方にある。時間も時間だ。林道に上って検討しよう。
ミラーの下にフミアトがありエンテイの上に降りられる。 橋の下には何段もの高い滝がかかっている。

この先をどうするか…。戻るしかあるまい。14時を回っている。
この山は深いのだ。誰かさんに聞いたぞ。ナメタラアカン。
それぞれの沢に歩道が付いている。歩道と云うとお散歩道を想像するがそんなのがある訳もナシ。いずれどれかやって見よう。 三ノ沢が林道に出た所。「師、S-OKさん」が丸尾山から沢に降り、ここに出て来られたのだ。峠まで師の跡を辿る。
また林道を戻って進むと二ノ沢。 巡視路利用の新コースになりそうだナ。
「オ!、ナンダ?」

この絵の理解は難しい。ヒントは
「大昭和製紙」
ゲートに戻り着きました。ヤッタネー。

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あとがき。 題を付けて「土沢」と書くといかにも土沢を全部歩いた様で申し訳ない。俺が歩いたのはほんの一部でしかないのだ。イメージ
の上では明るく開けたゴーロ歩きが続く何てことの無い川だと思っていた。ここは上部の一部であるので当たり前なんだろうが、谷は狭まり立派な渓谷の様相であった。
もっと時間に余裕があれば、土沢をもっと下り山百合橋辺りから峰坂峠へと上がりたかったのだ。14時過ぎで四ノ沢では話にならん。
無理に進めばヤバイ事になる。控えて控えて…。
土沢と一〜四ノ沢の様子が分って良かった。今度は土沢の中流と一〜四ノ沢の何れかの沢をヤッテみよう。
林道をのんびり戻ります。三ノ沢から明神峠の間はS-OKさんが歩かれた跡なので嬉しかった。林道歩きだから楽勝…と思っていたら、
どうしてどうして登り勾配はかなりのものでした。