NO27 新山沢右岸尾根ー石棚山

2005、7、10 単独 トップ

「東はヒルで西はダニ…」の絶好調のこの時期。この山域はどちらも
いないのだ。安心して歩ける。ツユの真っ只中かろうじて今日の
日曜日、お天気大丈夫そうだ。「行くしかない…」
S−OKさんの「2004、12、18」のレポートを先生に挑戦する。
地形図みてもここは迷う処がない。ひたすら上を目指すのだ。
西丹沢県民の森ー中ノ沢径路ー大デッチ沢、新山沢中間尾根ー石棚山
      (10:00)            (10:55)      (13:45)
ブナの森休憩所ー県民の森、箒沢分岐点ー県民の森出発点
      (14:20)      (15:00)       (16:10)
国土地理院の地図を転用しました。

サワ屋さんだな。
上に3台、下に
2台止まっている。
又来てしまった。
仲ノ沢径路。
「エエ雰囲気ジャ」
もう咲いているんだ。「イワタバコ」 大デッチ沢に着きましたよ。
これからが未知のルートだぞ…。
この上右手の尾根へと取り付いて
いく。
取付は幅広く急だぞ。尾根の形になってからは安心して上へ上へ…。 急傾斜の植林地
が終わりヤセ尾根にコケの生えた
平地があった。
N27’34”
E5’24”
高度988地点だった。
岩っぽい尾根となってきた。
ガスに覆われて
いる。
又急傾斜の植林地。
湾曲したブナの幹
に穴が開いており
水が溜まっている。
「コレハ、ドウダ!、デクノボウ、ノ、
ウデマエジャ!」
深山のムードが漂う。ブナの太い幹
にコケが張り付いている。
上に見えてきたのは稜線らしいぞ!。もう少しだ…。
出ました!。 S−OKさんも掲げられた標識です。
「アレ、アレ…!」 「アレレ…!」
バイケイソウの花
。この花にシッカリ対面するのはなかなか大変だ。
まもなく跡形も無くなる。
霞んで見える
「ブナの森休憩所」
時間だナ。
今日はこれで戻ろう。
ブナさんは芸術家が多い。この木さんに限らず実にいろんな美を見せてくれる。 分岐点に来た。
ここも変わったネ。
このルートの急坂も一流だ。 ガスが晴れ陽が射してきた。
ツンノメリそうな急坂をクリヤーし遂にここに来た。
もう下りたも同然。
森の中に下りる分岐点。
シカサクが出来たんだネ…。
森の中の道ももう直ぐ終わる。
ここだけいつも水流がある。とにかく水を飲み汗を流そう。
水源が気になり上ってみる。パイプで水が引いてあるんだ…。
もしかしてこの水はS−OKさんの
レポ「04’6,19」
にある「水道管」に違いない。
有難い事です。
駐車場にはすでに他の車は無い。

ノンビリ戻ります。
玄倉へ…。
林道を戻りながらこれは玄倉川上流を振り返り見たところ。良かったヨー、又来るネー…。

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あとがき S−OKさんのレポの中でもここは以外と簡単に出来そうだ、と前から目を付けていたのだ。S−OKさんは苦労してルートを
開拓しその後から俺が楽をして美味しく頂く…。いずれきっとバチが当たるかナ…。
稜線の石棚山着が13:45。ちょっと遅すぎるナ。時間に余裕があれば同角分岐休憩所を経由して仲ノ沢乗越から小川谷の下降へと
行きたいところだが止めておこう。遭難予備軍が本物に成りかねない…。ガスもまだ取れない。
このまま下りる事はない。素晴しいブナの森お散歩に行きましょう。新しく設置されたばかりの木道や補修された新トレイルを歩き
複雑な気持ちでした。 ブナの森休憩所でノンビリ休み下山としました。 S−OKさんありがとうございました。