NO26 二本杉峠ー屏風岩山

2005、6、14  単独  トップ
細川橋ー二本杉峠ー屏風岩山ー東峰ーイデイリ沢、笹子沢中間尾根ー細川橋
  (9:20)        (12:30)                        (15:20)
世附権現山、二本杉峠、屏風岩山、大滝峠の区域は俺には縁の無いものと思って
いた。しかしネットを通じての勉強により次第に縁がある物となって来た。いろんなコース取りが出来るも今日は軽くジャブで表題のコースを取って見た。
頂上からの下降路が問題だ。大滝峠上から〜東自歩道〜大滝橋では
「ヤブ尾根紀行」として恥ずかしい。ここ一番、又一発挑戦しよう。
大慌てで以前から見ていた師匠の「2004,11,28」にもう一度目を通す。
どう見ても後半は俺もヤバイ思いをしそうだナ。「ヤッテヤレー!」

登山口を書いた専門の本により細川橋より神社に上ればP可、とあり入って見たらベリグー
ネ。
勿体ない様な素晴しい道が付けられている。
案内標識もバッチリ。
ルンルン、ハイキングだぞー。 立派な標識。
尾根へとグイグイと登りになる。
「公園管理課」、下請け「M−K組」出番だ。
証拠写真「処置前」
同「処置後」

(俺も暇な男よ、
バカな事をしている…)
又もやルーズソックスの集団出現。 右手稜線奥に
見えるあれが
「屏風岩山」であろうか。
初めてお邪魔いたします。
ここが彼の有名な
「二本杉峠」ですか
…。イメージしていたより明るい。
発見、ポールに書かれたメッセージは「峠〜」
さんの字に違いない
「峠〜」さんオッスー。又会いましたねー。
尾根へと急登した。上った尾根はやせている。
陽が射し熱い日だがここは涼しい。
涼風が吹き抜けて
いく。
「背中のXラインが魅力…」
俺は古いナ。
「山と高原」地図
の<迷>マークの処だ。
振り返り見下ろしたところ。
グイグイ尾根を上っていく。
異なる木が寄り添って成長した。

微笑ましい。
テキストにあった「ミツマタの群落」だ。
「地図」にある2回目の<迷>マークのところのようだ。
道は右に曲がってゆく。 ここを左に尾根を下れば「地蔵平」かな。S−OKさんはここに登って来られたのだろう…。
俺もいずれは…。
少し尾根に入り下って見た。
ケモノ道は立派にあるがフミアトとしては無い様だ。北にピークが見える。あれが「屏風岩山」
だろう。
似た様な場面を何回も経ながら登っていくと遂にブナの木が多くなり… 「屏風岩山」
頂上に着きました。至福のランチタイム。もしやと思い足元チェックしたら2匹
オイデでした。

「東はヒルで、西はダニ‥」か、
まったくナァ‥。
サア、問題の下山
だ。正面は大滝峠
へ。右の東峰方向
は<×>となっている。 そっちへ勝手
に行くんだから
何があっても文句は
イエンナ。
テキストは軽く頭
にあるだけだ。
地形、読図のトレーニングで行きましょう(と言いながらも必死にテキストを思い浮かべる
)。東峰、柵の間を南方向へ。
OH−!快適! 権現山。
 二本杉峠。

しかしこの高度感
下まで相当あるナ
‥。 (ブルッ!)
「何ジロジロ見てン
のよ!」

「ス、スイマセン…」
ン!ここは。
スコップが置いてあった場所に違いない
あの窪みは明らかに「二本杉峠」だ。

まだ高いナァ。
テキストにありました。これからが
「試練」なんです。
こっちはどうだ…と
行って見た。笹子沢へと下りそうだ。
<ヤブを逃げ沢へ
と下るのは邪道ではなかろうか…>
 <アア、峠さん大いに効きますナァ>
見た目はチョロイ
が現場はそこそこ
迫力がある。
「ゲゲ!ヤブの攻撃
!」。この後、又ガレ。そして急下降となっていく。前方に尾根筋が見える。テキスト通り、たまらず俺もサク乗り越え
ブッシュが疎らになった植林地を抜ける
サク乗り越え脱出
成功。ヤレヤレ…
と。最初からサク内へ、とも思ったがブッシュと見通しの効かない幼木
の植林地内を敬遠した。
ササの生える細い尾根を進みなるべく最後までと行く。
前方ブッシュに阻まれ左手下に既に見えている車道へと急下降。
民家の入口へと
失礼して降りた。
そこは学校と
ビィラなかがわが
正面に見える所
だった。
「ヤッタナー」
「ヨカッタナー」

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あとがき。 前は地図に殆ど無記入だったこの山域。最新版は賑やかに記入がある。先人の刺激も受け俺も取り付いて見た。
師匠、S−OKさんのロングコースはとても真似出来ない。三分の一、四分の一にカットしてコピー山行とした。尾根が大きく長くいくつもの
ピークがあるのに驚く。下山途中の小広場の先で東に分かれる尾根に乗る所はマークに気を付けアンテナを立て注意していないと道なりに笹子沢へと下って行く みたい。登り方向を見た時二本の杉の木に○が書かれてあるのと古いスズランテープが一つあった。俺もここを良くも見落とさずにクリヤーしたものだ。(オレ ワエライ!、 <ナンデスカ…、アタリマエダ…> ア、ソッカー)
人生と同じ様に分岐、分岐に何度も立つ。取った方向の先で地獄が待つか極楽が待つか、行って見なけりゃ分らない…。俺のは非常に
スケールは小さいが人生も山も楽しくって面白くって仕方がない。ちょっとドジレバ即地獄。細心の注意にして大胆に敏速の行動。能書きたれて居られる中はいいが(自分自身)ご用心、ご用心。   ありがとうございました。