NO16 八丁坂ノ頭ー(深雪ラッセル)

2005,3,7 単独

初体験のラッセル山登りの巻き。
S−OKさん、峠のむこうへさんに刺激を受け元気なオジサンは
直ぐその気になる。ワカンも買い、ステッキにも大きな輪(リング)
を取り付けた。体制は整った。問題はお天気とスタミナだけだ。
今日は終日春の陽気の快晴だ。行くしかない。5:00起きだ。
青根ー小屋戸沢ー八丁坂ノ頭、尾根登山口分岐ー林道
釜立沢コースー東自歩道合流ー八丁坂ノ頭、標識ー下降


昨日の雨は山では雪だった。新雪が積もっている。前回と同じ小屋戸沢の橋の袂にP.    

(この時点では一周する積もりでいる)

青根ー八丁坂ノ頭を結ぶ「東自歩道」のエスケープルート。何回もきているがキツイ急坂が続く苦しい道だ。

尾根コースにはトレースがあったが
敢えて初めての沢コースに挑戦する。
すでにワカンで歩いている。

林道と別れて沢沿いの登山道へと入るのだがご覧の通りの雪。
この先に不安も感じる。

道型無し。ピンクのテープがたまにある。真剣にRF。
初めてコース故、ルート取りにも時間がかかる。


ルート不明の釜立沢沿いも上部に至り沢を渡る。
標識の埋もれ様を見て下さい。

除々に高度が上がり後ろの景色が見えてきた。
一歩一歩足場を取りながらの歩みだ。

沢上部ルート不明。

尾根に取り付いた。RFの必要は無くなったが一歩一歩登りの苦しみが、、。
10
もうダメ、もうダメダと思いながらも上がってしまった。稜線にもトレースは無かった。

11
「東海自然歩道」にトレース無く、一歩一歩ツボ足で進む。
12
八丁坂ノ頭までの登りは疲れた足にこたえる。
「こんなのが頑張れなくてどうするネン」己を励ます。
13
感動の光景が眼前に広がる。
14
八丁坂ノ頭の標識に至った。
「ヤッタネー!」
トレースあるぞ。
ラッセルは終わった。


車からの出発は8時30分。NO14の時点で時刻はすでに13じ30分。5時間もかかったのだ。
もうスタミナは無くなった。この後、姫次に行き袖平へ伸ばし又トレースの無い未知コースを
ラッセルで下るなんてどう考えても無謀だ。止めよう…。もう十分満足した。
良くここまで頑張ったものだ。S−OKさん、峠のむこうへさんが後押ししてくれたのだ。
この14の場面からルンルンで下降したのでした。。ありがとうございました。
山行一覧表へ   トップページへ戻る