NO12 ガタクリ峰

2004、12、22  単独  山行一覧表へ
いよいよガタクリ峰に挑戦する時が来た。
S−OKテキストをしっかりメモして出かけます。

前回下山の時見送った「焼山沢」左岸尾根。
これを下から登ります。このテキストはありませんが
地図の上では一本尾根、多分いけるだろう。

2回目の橋を渡った左手が尾根取付。
前回はこの林道の終点に降り立ちこちらに
戻って来たのだ。(10:30)
取付の処に何か書いてあったみたいですが
良く見ませんでした。
いつもの急登です。これが無いと高度も稼げま
せん。フミアト薄く少しブッシュ気味。


下の2枚の写真は尾根に乗った後の稜線。
左の隣に前回登った尾根。向こうの3つのコブが「ガタクリ峰」であろうか。
右手に745ピーク(風巻ノ頭)と右に少し離れて柏原ノ頭。
尾根を登っていくと行く手を阻む大岩出現!。急傾斜の尾根を今登っている最中。
写真では表現出来ないのだがこの左右は急傾斜の斜面なのだ。
 サア、どうしようか。
岩の高さは3メートルはある。右は危険でダメ。左手の斜面のカンボクを伝えば何とかなりそうだ。慎重に登る。上に抜ける処で崩れていてヤヤ恐い。ヒヤヒヤしながら乗って抜ける。

岩を抜けた後もヤセ尾根があり、そしてまだ登っていく。正面に焼山の山体が大きく迫ってきた。
急登を3回終わりピークを下ると登山道のテーブルの所に出た。ヤレヤレ第一の課題は終わった。
途中で休みを入れたりしながらセッセと登山道を登り「東海自然歩道」の稜線に出ました。懐かしいが今「焼山」に寄っている時間が無い。
穏やかな「東海自然歩道」。 カラマツの林越しに道志の方が下に見える。
途中で同年輩の2人組みに出会う。
蛭ヶ岳よりとの事。長いコースを
ご苦労様です。「ガタクリ尾根」入口に
着いたぞ。テキスト無ければとても
入れません。テープもある。間違いなし。
時すでに14:30、失敗は許されない。
「サア、、行くぞ、!」
最初の桧林を抜け、ササとアセビの中を抜け
自然林の尾根をどんどん下ります。
3回目のサクに入ってから右にサクに沿って下ります。盆地状に降りサクを抜ける。
辺り一面イノシシがみみずを探して引っ掻き回したあと。
自然林の尾根。半分植林の尾根。ドンドン下る。
下り切った鞍部にテキストどうりテープのマーク。左右下る道無し。
 この先岩まじりのヤセ尾根となる。
稜線上の木が倒れ無惨である。
ヤセ尾根を登り詰めたらピークに、、。
ここらしいぞ、、。
「ガタクリ峰」であろうか。黄テープのマークが一個あるのみ。
16時:10分。「ガタクリ峰」を後に残りの下りに
かかる。ササヤブの尾根をコグ様に下る。
ここはやけにテープが付いている。そして目の前
に大岩出現!。尾根の突端に大岩が乗っかって
いる状態であり回りは急傾斜のササヤブとなってい
る。テキストにあったが<危ない所>だな、、。
真剣勝負だ!。左から下りにかかる。ササをつか
み潅木をつかみ<ザザー、ザザー!>。
こけたら只では済まないゾ。下に鞍部が見えるも
直ぐには終わらない。左手に植林地が出てきた。
あれに逃げ込もう、、。慎重にトラバースして逃げ込
み成功。危険は去った。薄暗くなってきた林の下の
方を良く見たら林道が見えるではないか、、。
「ヤッター!ウレシイー!、、」。
林の中を問題なく下り「大平」へ向かう林道に降り立ちました。16:30.
超満足の心でボロボロ状態で「水沢橋」へと戻っていきます、、。ヤッタナァ、、。
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