NO3  三角沢ノ頭

2003,11,18  単独

表尾根の塔ノ岳近くに行くと直ぐ北側にヤケに
崩壊した山肌をモロに曝け出しているピークがある。

その痛々しい様な肌のピークを「三角沢ノ頭」
又は「寿岳」と言うらしい。

本谷川林道の終点から登って「日高」に抜けれるという。
「ようこそ!山へ!」のS-OK様レポートをしっかり持ち挑戦です。

塩水橋をスタートし「三角沢ノ頭」「日高」「塔ノ岳」
「新大日」と経由し長尾尾根で出発点に戻る

我ながらこのスバラシイ周遊プランに<にんまり>とし
首尾よくいけばおなぐさみ、、。

塩水橋のP,何台も止まっている。

8:30、出発。
林道を歩いて20分。天王寺尾根入口と少し先の「札掛」への吊橋。
本谷川林道がゲートでオフされてから奥へと歩くのは初めてだ。
遅い紅葉を愛でながらルンルン、、。
はるか先に目指す頂上が?見えている。
林道終点に着いた。左奥に向かう沢は三角沢か。この先に行ってからオバケ沢などと別れるのだろう。いずれのお楽しみにしよう。少し戻って右手の植林地へとフミアト辿って登って行く。
入口にはテキストどうり注意書きみたいなのがあった様な気がする。作業道が立派に作られている。それを利用したりしなかったりしながらひたすら上へ、上へ、、。急傾斜が表現出来ない。 左手は長尾尾根の「上の丸」辺りであろうか。

左の写真の先かなり上に行ってから道が尾根を離れて左へとトラバースになっていく。困ったナ。道のとおりにとにかく進んで見ようか。ザレの横断、その先下 るみたいだゾ、、。右手の斜面、ザレの間に小尾根状がある。面倒だ、、これを登ってしまえ、、。結果オーライ、左手からの尾根に合流。途中で森林組合のヘ ルメットまでゲット!。
右手の立派な尾根は「天王寺尾根」だろう。その向こうに言わずもがなの「丹沢三峰」。 いよいよ辺りはブナ林となってきた。「イイゾー、ワクワクするナー」
テキストの写真にあった「寿岳」の頂上だ。静かだ。小奇麗な品のいいピークだネ。 向こうに塔ノ岳の頂上と尊仏山荘が小さく上に載っているのが見える。
右手に見える塔ノ岳から丹沢山へ伸びる稜線。中央右よりの薄い緑色の所が「竜ヶ馬場」だネ。 三角沢の頭のピークから「日高」(ヒッタカ)に向かう時少し下って鞍部となる。実に雰囲気の良い所だ。左手はいきなり沢まで崩壊地の斜面となっている。
鞍部を過ぎガレとピークを振り返り見た所。 ガレの横を通り感じの良い自然林を登り小笹が出てきた中を進むと「日高」の登山道へと出たのでした。

「ヤッタネー!」。嬉しい真に嬉しい。又未知であったコースを踏破できたのだ。
塔ノ岳に向かう稜線から竜ヶ馬場と奥の丹沢山を振り返り見たところ。 赤いマユミの実の向こうにさっき辿った「三角沢ノ頭」
いつもの塔ノ岳の頂上。気温が低いし風も強い。丁度いい、主の顔を見ながらコーヒーでも頂こうか。何てったって山小屋は山ヤの「命の寄どころ」だ。中はストーブが燃え暖かい、、猫が前でまどろんでいる。(1:00) 表尾根を新大日へ降りて行く。ポツポツとハイカーに会う。
新大日の分岐点に着いた。ヤレヤレと、、。サアここからだって塩水橋までは随分あるゾ。 ホイホイ、ホイホイ、、っと下って境沢下降点。ハイ頑張って行きましょう、、。
落ち葉の絨毯の長尾尾根。ルンルン、、。気持ちいいぞ。 「上ノ丸」のピークを通って本谷川の方へとショートカットしたいのだが今一自信が無い。マァその内やるさ。おとなしくコースを降りて行く。
「上ノ丸」の東面のトラバース道。随分キレイに整備されているネ。雨量計のある682ピークの尾根も右に見送り「吊橋」へと降りてゆく。 グイグイっと下って川っぷちの道に下りた。やったナア。吊橋だ、、。

4:30過ぎたか、少し暗くなって来たな。

超満足、、ボロボロだナァ。
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